2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年を振り返って

コロナ禍の一年というのが共通認識の年であったと思う。在宅勤務、オンラインでの飲み会やコンサートやレッスンとはじめてのことが多かった。そんな中、2月のイベントと4月にその様子が『情熱大陸』で映ったことの効果が一年続いた。7月にPixivのワンルー…

箱入り文を使う

トレステン・ハーフェナーさん。「効果的な作戦とは『箱入り文』という言い方を使うことだ。例えば、『どうぞ前に出てきてください』という代わりに、『立ち上がって、どうぞ前に出てきてください』と言う。指示を一つ一つ出すだけなら、どれも断られるかも…

魔法の言葉それとも

トレステン・ハーフェナーさん。「『それとも』という言葉は、過小評価されている。この接続詞の助けを借りて、ある車の修理工場では、ワイパーの売り上げを倍以上に増やすことができたという。担当者はこう聞いたのだ。『通常の点検だけにしますか? それと…

秘密を打ち明ける

トレステン・ハーフェナーさん。「誰かに本当に話を聞いてもらいたければ、小声で『秘密をお教えします』と言えばよい。誰もが即座に、あなたに耳を傾けるだろう。なぜなら、秘密はいつでもワクワクするものだからだ。もちろん、違う言い方もある。「この話…

言葉が現実をつくる

トレステン・ハーフェナーさん。「『言葉は、思考が肉体化したものだ』と、ヘーゲルは表現した。つまり、私たちは言葉を使って互いに関わりをもち、心を動かすことができる。言葉によって傷つけることもあれば、ほれさせることも、ののしることもできる。言…

オーモンド・マッギルの法則

トレステン・ハーフェナーさん。「アメリカの催眠術師、オーモンド・マッギルは、確実に暗示をかけるための四つの法則を提示した。(1)思い込みを植えつける。あらゆるエネルギーは、観念に従う。あなたの判断力がだいたい受け入れられていて、あなたが何…

こうすればこうなる

トレステン・ハーフェナーさん。「①あなたは今、すがすがしい気持ちです。②ここからの文を、テンポを保って静かに規則的な呼吸をしながら読んでください。『息を吸うたびに、新しいエネルギーを取りこみます。あなたはとても良い気分です。続きを読み進めれ…

イメージが意志を負かす

トレステン・ハーフェナーさん。「①幅20センチ、長さ約5メートルの板を床か地面に置いて、その板の端から端まで走ることをイメージしよう。さほど難しくはないだろう。②次に、同じ大きさの板を使い、深い峡谷に橋を架けると想像しよう。谷が深いと知ると、板…

暗示の効果

トレステン・ハーフェナーさん。「アメリカの催眠術師、オーモンド・、マッギルの定義によれば、『催眠術における暗示とは、観念が潜在意識によって実行されること』だ。つまり誰かの潜在意識に、あるインスピレーションをストレートに送りこみ、実行させる…

ウインクのメソッド

トルステン・ハーフェナーさん。「困難な状況にある時、イエンス・コルセンはこう考える。『この状況は私のコーチで、私は生徒です。コーチ、私に試練を与えてくれてありがとうございます。てっきり、もう私の力を信頼してくれていないのかと思っていました…

思考と表情の関係

トルステン・ハーフェナーさん。「心理学者ポール・エクマンは人の表情の解読と分類を行った先駆者の一人で、表情の研究における世界的専門家だ。エクマンは世界中を旅した。彼はありとあらゆる国の人に写真を見せて、さまざまな表情が、喜び、驚き、悲しみ…

足は意識の方向を

トリステン・ハーフェナーさん。「相手が会話に積極的か消極的かを知りたければ、足をちらりと見てみるといい。例えば何かに納得していない時や、会話を終えたいと思っているとき、できることなら指でテーブルをトントン叩きたいときがあるとする。それを足…

握りこぶしは攻撃の

トリステン・ハーフェナーさん。「何かをしっかりとつかんでいたら、不安や自信のなさ、あるいは支えを得たいことのサインであることが多い。自分の意見を強調するとき、指を曲げた状態の手もよく見られる。この手は猛獣のかぎ爪と似ている。動物の世界では…

手を開くか閉じるかで

トリステン・ハーフェナーさん。「手を開いている場合、相手に手のひらが見える。これは誠実さのサインで、何も隠し事をしていないということだ。さらに友好的に誘いかける動作でもあり、信頼をもたらすものだ。こぶしを握っていると、手のひらが隠れる。相…

腕組みと腰に腕

トリステン・ハーフェナーさん。「普通、誰かと話すときは、肩の向きを相手と並行にする。そういう姿勢を変え、突然肩を前方に乗りだしたなら、バリアを張りたいことを意味する。その人は何かに納得しておらず、距離をとろうとしているのだ。腕組みは誰から…

あごを引く仕草は

トリステン・ハーフェナーさん。「頭を前に倒しながら下げるなら、それは自分の首を守ろうとする仕草だ。この姿勢は、用心していることを意味する。肩をすぼませるという動作を同時に行っていることも非常に多い。これは、『何のことだかわからない!』とい…

大きく天を仰ぐことで

トリステン・ハーフェナーさん。「首をかしげるのは、腰が低くて、気の弱い人がよくする、相手の機嫌を取る身振りでもある。動物が強い相手を前にしたとき、自分のほうが相手よりも劣っていることを示すために、仰向けになって弱点をさらすことがあるが、こ…

首を傾けると

トリステン・ハーフェナーさん。「教授は一人の赤ん坊の写真をプロジェクターでスクリーンに映し出し、受講者が全員、その赤ん坊を眺めている間、首を傾けていたことを指摘した。無防備な赤ん坊の写真を見ただけで僕たちの内面に反応が生じ、無意識のうちに…

スパイスは3種類以上

荒巻寛人さん。「スパイスは料理の味や風味などを調整する食用植物の総称で、野菜売り場でみかけるニンニクもスパイスだ。一般的に肉の匂い消しにはブラックペッパーやヒガンバナ科のニンニクなどが効果的だと言う。スパイスは匂い消しの他に、トウガラシな…

視線で味方に付ける

トルステン・ハーフェナーさん。「あなたがとても興味を持っている相手と会う約束をしたとしよう。最初から視線でのコンタクトをたくさんとり、相手の目の奥をしっかり見るといい。すると相手はいい気分になる。ただし、やりすぎないように注意も必要。それ…

視線の使い方

トルステン・ハーフェナーさん。「さっと目が合うことには、とても大きな意味がある。『あなたの存在を認識し、尊重します』という意味だ。しかし相手を見る時間が長すぎると、相手を威嚇することになる。対話をしているとき、相手が愛想のいい視線を向けて…

嫌いには瞳孔を閉ざす

トルステン・ハーフェナーさん。「好きでないものを見た時、私たちの瞳孔は小さくなる。文字通り、私たちは自分を『閉ざす』のだ。光の明るさが変わらないのに瞳孔が小さくなるときは、その人が独りになりたかったり、何かに反感をもっていたりするというこ…

大きい瞳孔の状態は

トルステン・ハーフェナーさん。「第一に、瞳孔は光に反応する。しかし明るさが変わらなくても、瞳孔の大きさはある法則によって変わる。基本的には、私たちが何か興味を惹かれるものや、とても欲しいもの、とても感じがいいと思うものを見たら、明るさが変…

目から読み取る実験

トルステン・ハーフェナーさん。「実験の相手と向かい合って座り、次のように言ってみよう。『想像してください。あなたはとても美しい鳥を目にしました。この鳥が一本の枝にとまっている所を、できるだけはっきり思い描いてください。次に想像してほしいの…

観念運動

トルステン・ハーフェナーさん。「僕の秘密は、ある人がおよそどんなことを考えているのかが透視できるということだ。何かに意識が向けられているときには、その意識のもつエネルギーがある。何度も繰り返し練習を重ね、自信をつけて直観を磨けば、ほかの人…

現在は今ここにあるすべて

トマス・J・レナードさん。「自分に何とかできるのは『現在』のみであり、本当の意味で存在しているのは、現在、まさに今この瞬間だけだ。今自分がしていることによって、未来を方向付けることはできるし、過去からの呪縛を解くこともできる。しかし、未来も…

現在を完全に受け入れる

トマス・J・レナードさん。「自然の力は、何百万年にもわたって万物のバランスを保ってきた。それは必ずしも自分が望むような形ではないかもしれないが、『バランス』としかいいようのない力が、いついかなるときでも働いているのである。私はこれを、『原因…

自然の成り行きに

椎根和さん。「永井(友二郎)は、医師としてはじめて、『人間の肉体と意識』というものを考えはじめた。その戦闘体験と多数の戦死者の状況を見て、『人間は死ぬとき、意識が先に消え、痛くも苦しくもない』ということに気づく。同僚の軍医たちが、相次いで…

幸せは死ぬときに

金井真紀さん。「水泳選手『金メダルをとったら幸せ、なんて考えるのはやめなさい』と母親にいわれたのだという。幸せは、お金でも成績でもない。死ぬ時に『よかった』と思えることだ、と。オリンピックでメダルを期待された二十一歳は、記者団に『任せてく…

四時間しゃべってみないと

金井真紀さん。「タロットのお告げに耳をすます占い師。『それが運命の人かどうか、わかるんですか』と聞いてみた。『フフフ、私にはわかりません。男と女は四時間しゃべってみないと合うか合わないかわからない、というのが個人的な結論です』。四時間とい…