2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

3種類の反応パターン

小池龍之介さん。「心の衝動エネルギー〜とりわけその中でも、最大のものが『心の3つの毒』でありますところの欲、怒り、迷いです〜が、相手の煩悩エネルギーを刺激して、引き寄せていると考えますのが、真理に寄り添った発想となります。目に見えたり、耳…

自分自身の煩悩エネルギー

小池龍之介さん。「それらの要素そのもの=不快感、ではありません。仏道の考えから申しますと、その不快感は、相手の話し方や態度を『情報』として受け取りましたのちに、こちらの脳内でその情報に不快感のスパイスを加えて、『ああイヤだ、イヤイヤ』と編…

最初から交渉に参加しない

ディーパック・マルホトラさん。「USエアが身売りを宣言して間もなく、アメリカン航空のCEO、ロバート・クランドールは、自社の従業員宛に、次のような公開書簡を書いた。『アメリカン航空が事業の規模と範囲を拡大する最善の道は、合併ではなく内部成長であ…

パレート改善を目指す

ディーパック・マルホトラさん。「ひとりも不利になることなく、最低でもひとりが有利になるように取引を変更することを、パレート改善という。おわかりいただけると思うが、パレート改善は交渉において価値を創造する。あらゆる交渉において、パレート効率…

現実を越した神経は

中村天風さん。「痛いときに痛いというのがいけないというんじゃないんだ。痛い時、痛い、かゆい時、かゆいというのは、それは当たり前のことだから言っていい。ただ、そういった時に、それから後を自分が考えなきゃいい。お前は、きょうはどうも頭が痛いと…

言葉の善し悪しによって

中村天風さん。「お前は自分の使っている言葉に、自分の気持ちがそこなわれたり、あるいは非常に鼓舞奨励されたりするという直接的な事実を少しも考えていないな。きょうは不愉快ですとか、頭が痛いとか、熱がありますとか、どうも気持ちがよくありませんと…

交渉で複数の論点を見いだす

ディーパック・マルホトラさん。「ホルブルックらは国連の全加盟国を一覧表にして、すべての国の代表を片っ端から訪ねた。説得するためではなく各国の見方を把握するためだ。増加を望む国はひとつもないのはすぐに確認できたが、さらに突っ込んだ質問をして…

交渉の5ステップ

ディーパック・マルホトラさん。「どんな交渉でも、『この交渉が不調に終わったらどうするのか』を自分に問いかけることが最初の一歩となる。言い換えれば、自分のBATNA(Best Alternative To a Negotiated Agreement:現在の交渉が袋小路に陥った場合にとる…

交渉において価値を要求する

ディーパック・マルホトラさん。「演説文にルーズベルトの写真を添えたビラ300万枚が刷り上がったところで、選挙対策責任者は大失態に気づいた。写真の使用許可をとっていなかったのだ。さらに悪いことに選挙権法では、写真家が一枚につき最大1ドルの使用料…

エネルギーを使い融和を示す

小林朋道さん。「サングラス姿は表情を隠す。いわば『どうでもいいよ』という顔になる。これは、相手にエネルギーを使っていないことを示している。狩猟・採集社会では、自分より順位的に上の者が目の前にいる時は、エネルギーを使って融和を示す。エネルギ…

99%は狩猟・採集

小林朋道さん。「動物行動学、人間比較行動学は男性、女性の骨格それぞれの作りに踏み込んで、ヒトについて考えようとする。そこでは『進化的な適応』がキーワードになる。進化してきた環境にうまく適応できる骨格なり、動作なり、行動なり、心理なりになっ…

ピッツァ・マリナーラ

ピッツァの起源はナポリであって、ナポリのピッツァは2種類。「マリナーラ」と「マルゲリータ」。「真のナポリピッツァ協会」が認めるのもこの2つだけ。特徴は額縁の意の端の部分のコルニチョーネ。マリナーラは船乗り(漁師)のピッツァなのに魚介は一切…

先輩の店・後輩の店

月曜日、高校のI先輩がやっておられる大阪・本町近くのワインバーに行った。お会いしたことのない先輩なのだが、学校のOB会便りにお店の話が載っていたので数年来気になっていたのである。後輩なんですと名乗るとあたたかく迎えて下さり、良い時を過ごす…

ヒトはなぜ拍手をするのか

小林朋道さん。「ヒトはなぜ拍手をするのか。できれば肩をたたきたいが、それは離れていてできない。そこで、同じ動作によって、『友好的なシグナル』を皆で送る。連帯感を醸し出せるし、その場も盛り上がる。その動作自体が本能に親和的な要素を持っていて…

書くことの魔術的な力

ロバート・チャルディーニさん。「A社は、自社の販売員がより大きな達成を次々と成し遂げるように刺激する方法をもっています。販売員たちは自分の販売目標を設定するように求められ、それを個人的に書き記すことによってその目標にコミットさせられるのです…

大事な言葉は片耳にささやけ

伊東乾さん。「『聴き手に言葉の意味を明確に伝えるためには、実はシンプルな原則とコツがある』ということについて触れたいと思います。意外なほど知られていないそれは、『主に片耳に向けて歌う』ということなのです。ちょっと注意深く調べてみると、キリ…

書かせることとコミットメント

ロバート・チャルディーニさん。「書くと言うことが、コミットメント方略として大きな利点を持っているのです。まず第一に、行動したという物理的な証拠が残りました。中国人が望んだことを捕虜が書いてしまうと、自分はそんなことをしていないと信じ込むこ…

意見を文字にして書かせる

ロバート・チャルディーニさん。「絶え間なく捕虜に促したコミットメント行動の一つに、意見を文字にして書かせることがありました。捕虜が中国側の主張を静かに聞いたり、口頭で同意するだけでは決して十分ではありませんでした。同じことを書き記すように…

ためになる話をおもしろく

斎藤一人さん。「本を書くなら、自分の書きたいことよりも、どうしたら世間に喜ばれるか、徹底的に研究して、本を書けばいいだけなんだよ。それを百発百中でできたときに、今度はリードできるようになっていくんだよ。みんなが求めている以上のものが出せる…

本当のエネルギーになるもの

小澤征爾さん。「僕は子供が二人できたときに、この子供たちのためならば、音楽なんか辞めちゃってもいいと思った。要するに、子供たちにちゃんと食い物が与えられたら、あちこち世界中を回らなければいけない指揮者なんか辞めちゃってもいいと思った。なぜ…

朝5分に一番力をそそぐ

本田直之さん。「毎朝5分間、その日の予定を考える時間をとります。『1日を俯瞰する』−そんな感覚です。会社に着いたら、まず何をやるか? 何時をメドに、仕事を終わらせるか? 次に取りかかる仕事は何か? 夜寝る前ではなく、朝の5分ですべて決めていき…

高い商品から勧める

ロバート・チャルディーニさん。「『拒否したら譲歩』法を使う場合、返報性のルールの他にも2つの要因が働きます。その一つは『知覚のコントラストの原理』です。もう一つは、心理学的な原理ではありませんが、純粋に構造的な『要求の順序』です。私があな…

拒否させた後に譲歩する

ロバート・チャルディーニさん。「返報性のルールで、最初の譲歩を、承諾を導く非常に効果的なテクニックの一部として使うことができます。これを「拒否したら譲歩」テクニック、またの名をドア・イン・ザ・フェイス・テクニックと言います。ある要求を私に…

譲歩による返報性ルール

ロバート・チャルディーニさん。「要求に応じさせるために返報性のルールを使うやり方はもう一つあります。人に何かしてあげて、そのお返しを求めるという直接的なやり方に比べれば目立たないものですが、ある意味ではずっと効果的です。自分に対して譲歩し…

効くアファーメーション

スリクマー・ラオさん。「自己啓発セミナーの講師が、自分が求めさえすればあらゆることを達成できる、全ての限界は自ら定めたものだと断言するのを聞いたことがあるでしょう。あなたの限界は、確かに自らが定めているものですが、だからといって非現実的だ…

才能5×努力5

島田紳助さん。「才能というのはわかりやすくいうと0から5まで。努力も0から5まで。才能5の人間が5の努力をしたら25で最高点の結果が出る。僕等が伝えられることってね、努力の方法なんです。プロ野球選手やったら毎日500回素振りは当たり前、そ…

知識のドーナツ化

島田紳助さん。「人が知ってる話知る必要はないのよ。誰でもできることは誰かに頼んだからいいんやから。だから、知識のドーナツ化やねん。誰でも知ってる真ん中はいらんねん。誰も知らんことをしゃべらなあかんねん、テレビというものは。へえって思わさな…

いろんなことに興味を持って

島田紳助さん。「我々は心で記憶しないかん。心で敏感になろうと思ったら、やっぱり遊ばなあかん。遊ぶというのは、風俗いくんでも、飲みに行ってカラオケするのでもないよ。遊ぶと言うことはいろんなことに興味をもって、うろうろしないかんねん。変なやつ…

強い分野を増やしていく

島田紳助さん。「音楽でもそう。いっこだけ強いもんつくる。いっこだけ詳しくなればその話を熱く語る。でも洋楽はしらん。それは俺は日本人で、端唄、長唄、都々逸やと。日本人は詩を聞く、むこうはリズム思考やと。ほんまはわかれへんねんけど。ひと分野い…

ヴィーノ・イタリアーノ

カーブ・ド・ヴァン主催のイタリアワイン・テイスティングセミナーに行ってきた。講師はマウリツィオ・ベルタッキーニさん。基本的にフランスワインが王道と思っているので、なかなか手が出ないのだけれど、今年はイタリア年にしようと思っているのでという…