2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

接するすべての人を大切にする

本田健さん。「成功者に出会っていくうち、面白いことに気がついた。彼らは、とても人を大切にするのだ。親身になって相談にのってくれ、自分の人脈の中から最適な人も紹介してくれた。あとのフォローも丁寧で、まるで、自分が彼らにとって一番重要な取引先…

自分にできる精一杯

千宗屋さん。「大徳寺長老の立花大亀老師が、相手の為に、自分ができる精一杯のことをして差し上げるのだけれども、その精一杯にも物理的には限界がある。それをごめんなさいとお詫びする、『侘び』とは、その『お詫び』の気持ちの現れなのだとおっしゃった…

窯を開けるときはいつも

東洋陶磁美術館に、ルーシー・リー展を見に行ってきた。パンフレットから。「『窯を開けるときはいつも驚きの連続』この言葉に象徴されるように、93歳でこの世を去ったルーシー・リーの生涯は、つねに瑞々しい驚きと発見に満ちた陶芸制作に捧げられたもの…

コミュニケーション報酬

小笹芳央さん。「こんな時代には、お金やポストに替わる新たな報酬が必要となります。それは、リーダーが生み出すコミュニケーションを報酬として捉える『コミュニケーション報酬』です。これは、リーダーの工夫次第で無尽蔵に生み出すことが可能な報酬なの…

メディアとしてのルール

小笹芳央さん。「ルールには『個々人の活動をある方向に規定し、組織内の複雑性を減らすこと』以外にもう1つの側面があります。『リーダーの意図をメンバーに伝えるメディア』という役割です。リーダーはメンバーを望ましい方向へ導くために、コミュニケーシ…

3つのWill

渡文明さん。「合併では全く異質の文化が一緒になるわけです。最初に行ったのはコミュニケーションをどう図っていくかというので、その『場づくり』です。一つの方法として、私は『3つのWill』というキャッチフレーズを考えまして、これを社内に浸透させま…

企業改革成功のポイント

渡文明さん。「日本石油と三菱石油の合併はまさに究極の企業改革で、大変な労力がいりました。私は企業改革を成功に導くためには3つのポイントがあるのではないかと思います。一つは、『経営理念とビジョン』を作っていくこと。2つめは、『初期成果の最大…

マイルストーン効果

小笹芳央さん。「これは、『途中目標を明確に設定する』方法です。目標を達成した時の喜びは、次の目標に向けて高いモチベーションを発揮するための原動力となります。そこで、リーダーがメンバーに目標を与える時は、達成に至るまでの『道のり』を示すこと…

最も強いのは無邪気さ

玄侑宗久さん。「私たちの人生がだんだん高まっていく、だんだん完成に近づいていくという見方に私たちは慣れているわけです。そこから『人格の完成』なんていうテーマも出てきたりする。しかし一方で、無邪気さを無上のものと考える価値観もあります。『幼…

笑わざれば道となすに足らず

玄侑宗久さん。「『老子』という本に、こういう言葉があります。笑わざれば以て道となすに足らず。道というのは『老子』にとって至上のもので、言葉で言えない最高の価値なんですが、それは思わず笑っちゃうようなものだって云うわけです。つまり一般の人々…

サンクス効果

小笹芳央さん。「これは『貢献実感を持たせる』方法です。会社や組織は、その規模が大きくなるほど『効率化』を目指して役割や業務が細分化されていきます。それと同時に、顧客や自社に対する『貢献度合い』が見失われ、モチベーション低下を招くことが多く…

ラダー効果

小笹芳央さん。「ラダー効果というのは、個々の仕事を少しずつ上位の概念でとらえ直させて、まるで梯子を上っていくかのように、目線をより大きな目的へと引き上げて、その仕事の「意味」に気づかせるという方法で、メンバーのモチベーションを高めるのに有…

モチベーションの大きさ

小笹芳央さん。「モチベーションの大きさを決める公式を最大公約数でまとめると、「(1)目標の魅力(やりたい)」×「(2)達成可能性(やれそう)」× 「(3)危機感(やらねば)」となります。(1)目標の魅力とは、“自分自身がやりたいこと”、(2)達成可能性は“技術…

ビジョンに求められる条件

小笹芳央さん。「ビジョンに求められる第1の条件は、『分かりやすく伝えること』。『あなたのビジョンは?』と聞かれて3分以内に要約して相手に伝えられなければ、共感を呼ぶことは難しいでしょう。簡潔に自分が実現したい未来構想図を語れるようにしてお…

内的体験に根ざしたビジョン

小笹芳央さん。「私はリーダーシップを『ある一定の目的に向けて人々に影響を与え、その実現に導く行為』と定義しています。人々を魅了し、そのエネルギーを引き出せるような迫力あるビジョンは、例外なくリーダー自身の『内的体験』から生まれます。内的体…

レッテルを貼るな

木崎喜代治さん。「(1)物語を書く時は、私が大事だと思う事を書く。従って、価値判断が入っており、ありのまま、ということはあり得ない。にもかからわず、我々は書かれたものをあまりにも信じ込み過ぎる。(2)歴史はサクセス・ストーリーではない。過…

つねに後ろは振り返らず

村上春樹さん。「小説に関して、僕には師といえるような存在はいないんだけど、ジャズのマイルズ・デイヴィス、彼が僕のロールモデルなんです。彼のやり方は、新しい手法を取り入れると、その都度どんどんどんどん煮詰めていく。そうやってネジを締めるだけ…

企画・調整・広報の3人

溝口薫平さん。「(由布院から)ドイツを見に行って一番印象的だったのは、その小さな温泉地のバーデンヴィラーというところのグラテゴルさんというホテルポストのオーナーが、町にとって大事なものは静けさと緑と空間だと。それを大事にしていると。それか…

生きる知る仲間になる

林成之さん。「人間の脳には持って生まれた3つの本能があります。それは、『生きたい』という生存の欲求と、『知りたい』という知的欲求、そして『仲間になりたい』という集団への欲求です。その他、本能には脳が成長していく過程で生まれてくる構築本能が…

遊び心と無用の用

益川敏英さん。「僕は面白ければ何でもいいと、いろんな研究テーマに”浮気”してきました。遊び心というのでしょうか。そういうムダなことはしない、というのが最近の若者の風潮ですね。短期的な成果だけを要求して、はたして本当に大きな仕事が出てくるのか…

あきらめない理由を明確にする

福島正伸さん。「人をワクワクさせるプレゼンテーションの第二のポイントは、『あきらめない理由』を明確にすることです。どんな困難や問題が起ころうとも、どんなに時間がかかろうとも、それらを乗り越えて、夢を実現することができる自分だけの理由を明確…

不害の説法

玄侑宗久さん。「基本的には、人はこの世の中で自分が一番可愛い。それは恥ずかしいことじゃなくて、当たり前のことです。しかしそのとき、相手もそう思っていることを忘れちゃいけないわけです。これはお釈迦様の『不害の説法』と言われるものですが、『自…

生命の自覚を常に

ジョーゼフ・キャンベルさん。「とてもいい方法を教えましょう。部屋に座って本を読む。ひたすら読む。しかるべき人が書いたまともな本ですよ。すると知性がその本と同じ高さまで運ばれ、あなたはその間ずっと、穏やかな静かに燃える喜びを感じ続けるでしょ…

活躍すれば120%になる

フェラン・ソリアーノさん。「FCバルセロナの人件費を抜本的に削減するために、給与体系の大改革を試みた。すべての選手に対して、共通の『歩合制』を提案したのである。選手の年俸のうち3分の2が基本給で、3分の1が歩合という統一ルールを作った。当…

最高の価値を体験してもらう

福島正伸さん。「人をワクワクさせるプレゼンテーションの第一のポイントは、『最高の価値』を『体験』してもらうことです。その夢が実現した時に、その事業が成功することで、社会がどのように変わるのか、困っている人たちが、どのくらい救われるのか、そ…

ワクワクさせるプレゼンを

福島正伸さん。「説得や説明が、聞いている人をワクワクさせるとは思いませんでした。どんなに理屈が正しかったとしても、それで人がワクワクするとは限りません。そして、人は自分がワクワクできないことに関わろうとはしないものなのです。では、どうした…

プレゼンは感動と共感で

福島正伸さん。「プレゼンテーションとは、自分に足りないものをまわりから集めることです。つまり、プレゼンテーションの後に、『君!マーケティングのことは分かっていないんじゃないかね? 実は、私はその専門家なんだよ。是非、私にマーケティングは任せ…

辛卯の年の始めに

今年の干支は辛卯(かのと・う)。関西師友協会によれば、「辛」の初義は、「入れ墨に用いられる針のことで、しんのほかに、はり、からい、と読み、つらい、苦しい、耐え難い、むごい、という意味ももっており、殺傷を伴うという、といった解釈もある。「卯…

将棋の愉しみ

小学校の頃、囲碁将棋クラブに在籍している奴らにどうしても勝てなかった。中学の頃、教室でボールペンの升目に鉛筆で駒を書き、授業中に消しながら手をすすめる、というのが流行った。見つかって禁止になったのだが、原因はT君がこちらがかけた王手飛車に気…

洋食の愉しみ

洋食といえば、ハンバーグ、ビーフシチューというデミグラスソースのイメージ。コロッケにカキフライや海老フライ。それにオムライスにハヤシライス。カレーライスは違うんですよね、たぶん。フジテレビの『ワーズワースの冒険』の第3話が、『銀座の洋食レ…