2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

目標はナンバーワン基準

三木雄信さん。「目標設定で考えるべきことは一つ。『ナンバーワンになるためには、どうすればいいか』ただそれだけです。目標は必ず数字で設定してください。もうひとつ、『いつまでに』という期限も必ず設けてください。大きな目標が決まったら、次は小さ…

大事な仕事を一つだけ

西田昌規さん。「『朝はスッキリしているから、クリエイティブな仕事を』残念ながら、こういったノウハウが有効なのは質のいい睡眠を十分にとった翌朝の場合です。とはいえ、寝不足の時でも、パフォーマンスに関して一つ言えることがあります。それは、目が…

楽観主義で生きる

岸見一郎さん。「人生は時に困難で運命に翻弄されているとまで思うこともある。しかしどんな人生であっても、外的な出来事が人を幸福にしたり不幸にするわけではない。どんなことが起こっても何とかしようと思いたい。このように考えることは楽天主義ではな…

目標をきめてやる

林成之さん。「脳に対しては、明確に『目標』を決めてやることが大切です。例えば、『がんばって契約を取ってきます』というのは、ただの『目的』。『目標』とは、契約を取るために何をするか、やるべきことを具体化したものをいいます。目的を達成する為に…

マウンテンガイド理論

三木雄信さん。「『自分一人の力でできることなど、たかが知れている』というのが本人の考えでした。孫社長は何か新しいことを始めるときや、知らない知識や情報を得ようとするとき、必ず人の力を借りるのです。何か知りたいことがあれば、すぐに詳しい人に…

鯉とりまあしゃん

三木雄信さん。「孫社長は常々、『交渉の秘訣は”鯉とりまあしゃん”に学べ』と話していました。『鯉とりまあしゃん』とは、孫社長の実家に近い福岡県浮羽郡(現在の久留米市)に実在した鯉とりの名人です。彼は鯉とりをする数日前から栄養価の高いものを食べ…

毎日改善する

三木雄信さん。「高速PDCAを実践するステップは、(1)大きな目標を立てる(週・月単位など)。(2)小さな目標を立てる(1日が原則)、(3)目標達成に有効な方法をリストアップする。(4)期間を決めて、すべての方法を同時に試していく、(5)毎日、…

その日を摘め

岸見一郎さん。「ホラティウスの書いた八行詩に、carpe diem「その日を摘め」という言葉がある。この言葉について須賀敦子が次のような説明をしている。『これ(carpe)は、花を摘むみたいに、葉の間に見え隠れする実を、ぱっと摘み取るとか、そんな言葉なんだ…

悩んでいる限り

岸見一郎さん。「アドラーは、人は新しい状況に入る時その人のライフスタイルを明らかに示すというが、このことはとりわけ学校に入る時にそうである。それまでどれほど注目の中心に立っていようと、もはやちやほやされることがなくなるからである。『勇気を…

人生の嘘

岸見一郎さん。「アドラーは仕事の課題、交友の課題、愛の課題という人生には避けては通ることができない課題がある、という。これらの課題を解決する能力がないと考える人は、なんとか理由を考えて、人生の課題から逃れようとする。アドラーが『劣等コンプ…

数珠つなぎの悦楽

井筒監督がテレビ番組に出ていたことから、映画『パッチギ』を観て、原作になっている松山猛さんの『少年Mのイムジン河』を読み、映画で音楽も担当してた加藤和彦さんやフォーク・クルセダーズのCDを借りてきた。松山猛さんがらみで『松山趣味』や出演してい…

脳の負担を軽くする

菅原洋平さん。「どうしてクセや習慣が作られるのか。それは、脳がすべての行動に対して、筋肉から情報を集めて計画を立てていると、多大なエネルギーを消費してしまうからです。『何も考えずにできること』は極力毎日同じルーチンにすること。『やらなくて…

触覚を豊かにする

菅原洋平さん。「触覚も、脳の『やる気』と関わる重要な感覚です。感じられる触覚が少なくなると、脳はやる気になりにくく、『すぐやる』ことや、『継続してやり続ける』ことが難しくなってしまいます。それは、触覚から得られる情報は、書き換えたりコント…

珈琲を午前9時に

西田昌規さん。「コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があります。疲れて眠くなると脳内でアデノシンという物質が増えてきますが、カフェインはアデノシンの作用をブロックするので、眠くなくなり眼が冴えるというわけです。ただしカフェインには依存…

ここからが本番

林成之さん。「自己報酬神経群は、ごほうびへの期待をモチベーションとします。これは逆に言うと、『できた、終わった』と思った瞬間、脳がモチベーションを失うことを意味しています。まだ終わっていないのに、『できた』と思ってしまうと、自己報酬神経群…

コツコツより一気呵成

林成之さん。「『コツコツ』や『一歩一歩』には、『失敗しないように慎重に進めよう』という『自己保存』のクセが隠れています。この『失敗しないように』という考えは、『失敗するかもしれない』という考えと表裏一体で、それは脳にとっての”否定語”です。…

脳を動かす言葉を

菅原洋平さん。「私たちは、『経験的な言葉』を無意識のうちによく利用しています。たとえばスポーツにしても、チーム内で盛んに声を掛けあっているのをよく見ます。野球で、ピッチャーのコントロールがうまくいかないとき、『硬くなってるぞ』とか、『力ま…

脳の予測を更新する

菅原洋平さん。「脳が自動的に、無意識的に『フィードフォアワード』のシステムが起動しやすい状況をつくりましょう。脳は、それまで経験をしたことのないものについては、どんな動きの指令を出せばその目標を達成できるのかがわかりません。ですから、あな…

耐える力を

洪自誠さん。「昔の人は、『山を登るときは険しい斜面に耐えて登り続け、雪道では、危険な吊り橋に耐えて前に進め』と言ったが、この『耐える』という言葉には深い意味がある。この世には善人もいれば悪人もいる。その中を渡り歩くのは容易ではない。しかし…

時代を読み相手を見る

洪自誠さん。「この世の中でうまく生きていくためには、今という時代を読み、相手をよく見て行動することが大切だ。たとえば、政治的に安定した時代であれば、自らの志や信念を貫いた生き方をすればよいし、風紀や秩序が乱れた時代であれば、四角四面に行動…

疲れない脳

林成之さん。「『楽しい、おもしろい』と感じるのがA10神経群の機能ですが、みなさんは、興味・関心をもって前向きに取り組んでいることなら、いくらでも頑張れるのに、『おもしろくない』と思っていると、すぐに疲れを感じてしまうという経験があるのではな…

表情が暗いと

林成之さん。「上司としてスタッフに課していた習慣があります。それは、『出勤前に必ず、鏡の前で最高の笑顔をつくってくること』です。これは、脳医学にもとづいた脳の働きを高める方法なのです。A10神経群のなかの『尾状核』は表情を司っており、顔の表情…

深い話ばかりだと

三枝理枝子さん。「講演やセミナーをどのような内容にするかを考える作業は、まるでお料理のメニューを考える時のようで楽しい時間です。野菜や肉などの素材を選ぶことは、話すことに置き換えると、トピックスやエピソードといった話題を探す作業に当てはま…

エラーレス学習

菅原洋平さん。「『自分を変えよう!』と思ったときには、思い切ってガラッと新しいことを始めがちです。でも、それが長続きしないことはありませんか?『ガラッと変えよう』という発想が、脳のしくみには合っていないからです。行動を変えるにはその命令を…

芸術の秋入口

8月には映画『海辺の生と死』を観に行った。語りのような、奄美の島唄がよかった。主演は『カルテット』に出ていた満島ひかりさん。29日になんば高島屋で『興福寺の寺宝と畠中光享展』。9月18日にはブリューゲル『バベルの塔〜16世紀ネーデルランド…

意志の力に頼らずに

菅原洋平さん。「脳を『すぐやる』モードに変えるために必要なのは、『問題が起こらないようにする』という発想です。『すぐやらない』『できない』状態になってから、『やらなきゃ』と奮い立たせるのでは、頼りになるのは”意志の力”だけ。ここで自分を奮い…

罪悪感は天敵

菅原洋平さん。「『やってはいけないことをやってしまった』とき、どんな気持ちになりますか? まずは、罪悪感を抱くと思います。実はこの罪悪感が、『すぐやる』の天敵です。罪悪感を持つと、脳内の『両側内側前頭葉』という部位が活性化します。この部位に…

一度脳に見せてしまったら

菅原洋平さん。「『すぐやることがあったのに、気づいたら別のことをしていて時間がなくなってしまった』というのは、私たちの『すぐやる』を邪魔する大きな要因です。脳は、目から入った情報に、最も大きな影響を受けています。『一度脳に見せてしまったら…

余計なものは見ない

菅原洋平さん。「『余計なものは見ない』。『すぐやる』ためには、これを徹底するしかありません。そのものを見なければ、脳は迷わなくて済むからです。そのためのコツ、それは『使ったものは、もとの場所に戻すこと』となります。『本当はこうなりたい』と…

モニターはこまめにオフ

菅原洋平さん。「パソコンを使っているとき、作業をしていない間も、モニター画面がつきっぱなしになっていませんか? モニターを見ていなくても、視界の端にそれが入るだけで、脳はいちいちモニター画面に対して判断をしています。でも、それは脳のエネルギ…