2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

脳を鍛えて幸せになる

マーシー・シャイモフさん。「脳研究の第一人者リチャード・デヴィットソンは、『脳の柔軟性を考えれば、幸福感や思いやりの気持ちを高めるのは、楽器やスポーツを習うのと何ら変わりません。脳を鍛えて幸せになることは可能です』と言います。チベットのダ…

行動の90%は習慣

マーシー・シャイモフさん。「心理学によれば、人間の行動の少なくとも90%は習慣によるものだといいます。つまり、今よりもっと満たされるには、自分の『習慣』に目を向けなければならないのです。私たちの脳の中の神経回路は、レコードの溝と同じように過…

話を聞くのに必要な能力

誘って貰って珍しく飲みに行き、相手に話を合わせる能力、という話題になった。自分の守備範囲にないトピックの時に、どう話を聞くのがいいのか。その時の話では、(1)相手の出すどんな話題にでもついていく好奇心。こちら側の持っている引き出しの多さ。…

珈琲のテイスティング

スターバックスコーヒーのセミナーに行った。で、テイスティング4つのステップというのを教わった。(1)香り・アロマをかぐ、(2)すする(空気と一緒に吸い込む)(3)舌の上にひろげる、(4)自分の言葉で表現する。この、「自分の言葉で表現する」…

プラシーボ効果

茂木健一郎さん。「病気の人に、『これは薬ですよ』と言って砂糖のかたまりを与えると、本当に薬効があるということが昔から知られています。これを、『プラシーボ効果』といいますが、脳は『これは薬だ』と思いこむと、それに対応した活動をするということ…

他人と自分の心を映し合う

茂木健一郎さん。「ミラー・ニューロンは『他人と自分の心を映し合う機能』を持った神経細胞です。この細胞の働きによって、人間の脳は他人の行動を自分の事のように知覚することができます。誰かの為に何かをすることを『利他的な行動』といいますが、この…

すぐできるものしか

箭内道彦さん。「準備に時間や手間をかけたものは、それだけでまず評価されるという傾向があります。しかし、現代の多くの表現、特に広告では、時間をかけて作ったものが必ずしも”ベスト”であるとは限らない。あれこれいじくり回して微調整するよりも、その…

オンとオフを切り替えない

箭内道彦さん。「オンとオフの切り替えによるリセット効果はあると思いますが、そもそもリセットする必要はないのではないか、と僕は考えています。ある時から僕はそのスイッチを壊して、全てを仕事にしたんです。つまり、仕事が楽しくないと人生も楽しくな…

わからないと言ってみる

箭内道彦さん。「ひとまず正直になって謝って、相手に無防備な状態をさらしてみるというのは大事です。『あしたのジョー』の両手をだらーっとたらしたノーガード戦法のようなものですね。無防備だと相手も警戒心が弱くなりますし、まず攻撃をしかけてくるこ…

カッコーの巣の上で

だちに薦めてもらった映画と、ある本で薦めていた映画をそれぞれ借りてきたら、それが『カッコーの巣の上で』と『恋愛小説家』であって、両方ともジャック・ニコルソンがアカデミー主演男優賞を獲ったものだった。その週末、先に『カッコーの巣の上で』を見…

課題・原因・意思決定

日本能率協会マネジメントセンター「EM法とは、Effective Management Methodのことで、一言でいえば、優秀な人の問題解決、意思決定の思考方法を体系化したものです。EM法が体系化した思考技術とは(1)課題設定:何が問題か、その優先順位はどうか、(…

大変だけどすげえ面白そう

箭内道彦さん。「ただ、楽しいとか、大好きとか肯定的な言葉を口にするだけでも、効果があります。たとえば、『俺、ラーメン大好き』とかでもいいんです。そういうポジティブなことを口にしていくだけでも気持ちいいし、多分体にもいい。みんな大人になると…

仕事大好きと言ってみる

箭内道彦さん。「僕は自分の状況が冴えないと感じているからこそ、半ば意地になって、会社の中で一番楽しそうな人間になりたいなと思ったんです。それで、あえて楽しいふりをした。そうやって楽しそうな人を演じている期間は嘘ついてるわけですから辛いんで…

相手をわかると言わない

箭内道彦さん。「信用を得ようとしている段階でついやってしまいがちなのは、『わかりますよ』とか『そういうとこありますよね』といった、”わかっているアピール”。言われた側からしてみれば、『何をこの人はわかっているんだろう』と反発する気持ちが起こ…

雨やどり・なごり雪 [フォークの愉しみ]

実は、中学1年の時に一番好きだったのがさだまさしの『雨やどり』という曲で、中一のキャンプの時にあの長い曲を全部歌ったのを覚えている。最近、FMラジオの『あ、安部礼司』でさだまさしの『関白宣言』と『関白失脚』が流れたことがあって、我が家でさ…

極端からはじめる

箭内道彦さん。「そんなとき、自分の本当の気持ちを発見する方法があります。それは極端からはじめるということ。いきなり極端なことをしたり、言ったりすることで、見えてくるものがあるのです。ぼくはそれを、『やっぱの力』と呼んでいます。たとえば、う…

不安がないと始められない

金井壽宏さん。「行動の起点となるモチベーションは、大まかに2種類に分けられます。まず1つめは『あんなふうになりたい』『ほめられたい』といった達成した自分に対する『希望』です。そしてもう1つは、『これをやらないと怒られる』『何かを失う』とい…

ピーク経験の共有

金井壽宏さん。「興味深いのは、2人がこれまでで印象に残った試合として上げているのが、ほぼ同じこと。そう、2人は経験だけでなく、落ち込んだり、立ち直ったりといった感情や、更には『ピーク経験』をも共有しているのです。この『ピーク経験』とは、自…

エージェンティック

金井壽宏さん。「人が何かを成し遂げようとするとき、強い向上心と熱意が必要です。『世界の貧困をなくしたい』『宇宙の神秘を解き明かしたい』『美しい絵を描きたい』。そうした強い思いは、信念となって人間を突き動かし、驚異的な成果を上げることがあり…

開始・集中・持続

金井壽宏さん。「何かに取り組み、最高の成果を得るためには、3つのポイントにおけるモチベーションコントロールが重要だといわれています。1つめは何かをはじめるという「開始力」、そして2つめは、どれだけ深く物事にあたれるかという「集中力」、そし…

中年期の生涯発達課題

金井壽宏さん。「エリクソンによれば、思春期にアイデンティティをめぐる発達課題があり、さらに、40歳から45歳の中年期にも、過渡期となる時期があります。若さと老いの、それぞれ善悪両面を持つその時期に、再び自分とは何か、という問いを持つ。この…

生涯発達各段階の課題

エリック・エリクソンさん。「生涯発達における発達課題は、第1段階:基本的信頼、第2段階:自立性、第3段階:率先(どうしたらパワフルになれるか)、第4段階:勤勉(どうしたらよい子になれるか)、第5期の思春期と青年期ではアイデンティティ(私は…

一日を振り返る五つの問い

堀内浩二さん。「五省『一、至誠にもとるなかりしか(誠意に欠けたことはなかったか)、一、言行に恥づるなかりしか。(恥ずかしい言動はなかったか)、一、気力にかくるなかりしか(意気込みは十分だったか)、一、努力に憾(うら)みなかりしか(最善を尽…

説得のたった二つのステップ

堀内浩二さん。「『1.発見を促す。2.相手を支持していることを伝える。』説得というと、どうしても説き伏せて、拝み倒して、最後は脅してでも……などと考えてしまいがち。そこまで強引でないにしても、1.動くメリットを伝える。2.動かないデメリット…

リスト化のチカラ

堀内浩二さん。「リストを作ることは、言葉をただ箇条書きにすることではありません。頭の中でモヤモヤしている何かを言葉として定義し、言い換え、凝縮させていく作業です。したがって、リスト作りの作業を通じて鍛えられるスキルがあります。(1)フレー…