2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自分自身に気を配る

中野信子さん。「ナディーヌ・ロスチャイルドが著書で述べているのは、『あなたがまず心を配るべきなのは、自分自身です』という言葉でした。彼女は、『もしあなたがひとり暮らしなら、部屋は常にきれいに片付けるべきです。ひとりでお茶を飲むとしても、ふ…

説得の3つの目的

ジェイ・ハインリックスさん。「歴史上最も偉大な弁論家キケロは、人を説得するのには3つの目的があると言った。易しいものから並べると次の順になる。(1)聞き手の感情を刺激すること。(2)聞き手の考えを変えること。(3)聞き手を行動へ駆り立てる…

朝からトップスピードで

茂木健一郎さん。「私の場合、目覚めてすぐに近くのコンビニまで買い物をかねて散歩にいくことにしている。これで、脳と体のスイッチが入る。網膜から入った外光の刺激は、脳内時計の中枢である視交叉上核で処理され、『朝が来た』と脳が認識する。そのこと…

人間にとっての毛繕い

茂木健一郎さん。「猿の群れでは、『友人』同士が『毛繕い』をする。お互いに毛繕いをすることで、絆を確認し合うのである。毛繕いをすると、脳内にβエンドルフィンが放出される。これは、痛みを和らげたり、幸福感をもたらす作用を持つことが知られている。…

この世のメドレー

町田康さんの講演「町田康、その創作の原点〜『どつぼ超然』から『生の肯定』へ〜」をNHKのカルチャーセンターに聴きに行った。結果を生みだす原因の「なんで」をいろんなレベルで追求するのが物語。自己を描く私小説が多くの場合失敗するのは、自分には甘く…

印象のクセ

重田みゆきさん。「人の良し悪し、気が合う合わないを決めているのは、性格や才能ではなく、ほとんどがその人が自然と出している『印象のクセ』です。そして、『印象のクセ』は、努力と心がけで変えられるものばかりです。『自分を取りつくろってよく見せよ…

マルチタスクに向かない

西多昌規さん「人間の脳は、複数の作業を同時並行して行う『マルチタスク』には、あまり向いていないのです。いくつものタスクを同時並行して行っていると、注意力をはじめとした処理能力が落ちてトラブルに結びつきやすくなる。脳の中でこうした処理能力を…

目的と目標を分離

林成之さん。「『目的と目標を分離する』ことの利点は、その二つを切り離すことによって、『結果でなくプロセスに気持ちを集中させる』ことが可能になる点です。人間はどうしても『勝ちたい』『勝たなくてはいけない』といった結果にこだわる気持ちを捨てき…

周囲を笑顔にする力

黒川伊保子さん。「リーダーの条件とは、周囲を笑顔にする力。つきつめると、案外、それしかないかもしれない。アフリカ大陸を単身歩いた写真家の白川由紀さんは、紹介される前に、誰がリーダーなのか必ずわかったという。『その人がその場に入ってきた時、…

容量不足の罠

藤由達蔵さん「私の行っているメンタルコーチングを通じて出会った、成果が出ていない人の9割は、『抱えすぎ』の状態なのです。抱えすぎているものは、千差万別です。なぜ抱えすぎていると『行動できない』のでしょう。実は、そこでは、『容量不足の罠』と…

仕事を遊んでいるように

茂木健一郎さん。「脳科学的に言えば、最も創造的で、効率のいい仕事ができるのは、まるで遊んでいるかのように仕事に取り組むときである。『遊び』が大切なのは、特に、リスクに向き合うときである。イノベーションを起こすためには、できるかどうかわから…

ダンバー数150人

茂木健一郎さん。「イギリスの人類学者、ロビン・ダンバー氏が、興味深い研究をしている。大脳新皮質の大きさからみて、一人の人間が安定的に関係を保つことのできる友人の数には上限があるというのである。ダンバー氏は、さまざまな猿、猿人類について、脳…

まず相手に同意する

ジェイ・ハインリックスさん。「慎重な議論で勝つ為には、相手を言い負かそうとしてはいけない。そうでなく、自分の言いたいことを貫き通すことだ。相手の攻撃的な態度を逆手にとれば、あなたにとってこれ以上ない説得の道具になる。ポイントを稼ぎたいと思…

何をがんばるねん

井村雅代さん。「親が、ゴールが見えていない。ゴールが見えていないのに、『あんた、がんばって勉強しなさい』と言っても、子どもは困るでしょ。どうがんばるの? いい会社って何なの? 月給の高い会社? それともやりがいのある会社? 漠然と世間体がいい…

ソフト・アディクション

ジェームズ・アレンさん。「『軽度の嗜癖』という意味です。ジェディス・ライトがコンセプトを思いついたのは、セミナーに参加する人々の多くが、何気なくテレビを見る、あてもなくショッピングをする、何時間もネットサーフィンをするといった習慣を持って…

自分の限界を少し超える

ミンダ・ゼリンさん。「今している効果的なワークアウトがそれほど頭を使わなくてもできてしまうようなら、新しい項目を足すなり時間を長くしたり強度を強くすることで難易度を上げましょう。この場合、自分の目標を達成するかどうかは重要ではなく、自分の…

マスターマインド

ナポレオン・ヒルさん。「1.世の為になることや何か事業をおこすための計画を実行するに当たって、必要な人材をできるだけ多く集め、グループを作ること。これを私は『マスターマインド』と呼んでいる。これは重要な要件である。絶対に無視してはならない…

ミニとパワーナップ

坪田聡さん。「J.F.ケネディが、一日に何度かとるように習慣づけていたというのが10分程度の仮眠『ミニ・ナップ』だ。ミニ・ナップには、眠気や疲労感の解消だけでなく、論理的思考力や車の運転技術なども向上するという実験結果が出ている。10分間の仮…

未来に焦点を当てる

ジェイ・ハインリックスさん。「私達は、何かを求めて議論をする。問題を解決したい、全員が合意して終わるようにしたいと思っているはずだ。『誰が正しくて誰が間違っているのか』『何が良くて何が悪いのか』という観点から脱却できなければ、それを達成す…

とにかく共感

黒川伊保子さん。「女は共感されたい。男は問題解決をしたい。女性は、共感されることで、余剰なストレス信号を解消する。それが目的で、会話を始めることも多々あるのである。なのに、共感を得られず、いきなり問題点を突かれてしまったら、ストレスは倍増…

マジカルナンバー7

黒川伊保子さん。「七は、人がとっさに短期記憶できる情報数の、平均の最大数なのである。ヒトの脳には、瞬時の認識のために使われる入れもののようなものがあり、そのうちの七つは、原始的なもので、特に訓練しなくても、誰もが使える。また、七つの入れも…

気持に言及して謝る

黒川伊保子さん。「女性の機嫌を直すには、これはもう、真摯に謝るしかない。殆どの男性がそのことを知っている。なのだが、殆どの男性が、謝り方を間違っているのである。『あなたって、どうしてそうなの?』なんて責められて、『あ〜、ごめん、ごめん』な…

論点は3つに集約される

ジェイ・ハインリックスさん。「アリストテレスによると、全ての論点は3つに集約されるという。(1)非難、(2)価値、(3)選択。説得を目的とする議論は全て、上記のどれかしらのカテゴリーに入れることができる。非難するための質問は過去形を使って…

10時のあくびは睡眠不足

菅原洋平さん。「睡眠時間の長さに関係なく、臨床的には起床から4時間後に、あくびをする、体がだるい、ボーっとするなどの眠気に関する様子がみられたら、その人の睡眠は足りていないと判断する基準があります。人間の脳は、起床から4時間後が最も脳波発動…

寄り道の理由

黒川伊保子さん「女は、何にせよ、寄り道をする。本題に入る前に、別件に心を委ねるのには、実は理由があるのだ。女性は、右脳と左脳の連携がよく、直感が働きやすい。この為、物事を決する時にも自然に直観を使う。直感をもたらすのは、脳の異なる領域を結…

昼5分眠気の法則

菅原洋平さん。「昼食を食べて、さあ午後の仕事、と取りかかったのに、急激な眠けに襲われることはありませんか? 『胃袋に血液が持っていかれて、脳の血液が足りなくなる』と聞きますが、それは誤解です。『眠気』とは覚醒し続けて疲弊した神経を修復し、さ…

なぜそう考えるのですか

和仁達也さん「クライアントとの会話の中で、よく上っ面をなぞるようなやり取りに終始することがあります。もっと核心に踏み込みたいな、、とずっと思っていましたが、ある時にそのコツをみつけました。シンプルな方法なんですけど、意外とやっている人は少…

悩み引き出す魔法の質問

和仁達也さん「マジッククエスチョンをついに編みだしました。それは、このひと言です。『社長、これだけ順調にいっていると、悩みなんか、ないですよね?』そう尋ねると、ほぼ決まってこういう返事が返ってきます。『いやいや、そんなことないんですよ。結…

男性脳は省エネ脳

黒川伊保子さん「複雑系認知傾向にある女性脳が花模様やフリルを愛するのと対照的に、合理的認知傾向のある男性脳はいわば”省エネ脳”、簡潔な事象への好感度が高い。形でいえば、無駄な飾りのない、機能美を美しく知らせるフォルムを愛する。色数が少ない・…

いかにぼんやりするか

西多昌規さん「何と、人の脳は一生懸命頭を使って考えたり仕事をしたりしている時よりも、『何もしないでボーッとしている時』の方が、より活発に活動しているものだったのです。一日中、片時も休みなく頭を働かせているのは、脳の健康にもよくないのです。…