2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

場の構築力

平井孝志さん。「世の中の真実は、個別のモノの中にあるのではなく、モノとモノとの関係性にあると私は思う。従って、企業と顧客との単なる接点ではない、その間に存在する「何もの」か、これを私は「場」と呼んでいる。一例は、スターバックス。店舗そのも…

仕事のマンネリを打破

佐々木正吾さん。「何となく気分が乗らないのは、やろうとしている仕事がマンネリ化しているからでしょう。そう考えると、やる気を起こすには、マンネリ化している仕事をどうにかしてワクワクさせるようなものに変えればよい、ということになります。そのた…

数学の天才を生む土壌

藤原正彦さん。「以前、数学の天才がどんな地で生まれたかを調べたことがある。天才とは、人口に比例して出現するものではなかった。特定の国とか特定の地域から頻出している。数学の天才を生む土壌には三つの特徴がある。第一は美の存在である。美しい自然…

脂肪を正しく理解する

川口浩志さん。「三大栄養素の中で、最も重要な脂肪をいかに正しく理解するか。(1)『積極的に摂るべき脂肪』としては、魚の脂がある。特に青魚にはDHA、EPAという脂肪が含まれている。これは善玉コルステロールを上げ、悪玉コレステロールを下げる…

取りかかる気持ちを起こす

佐々木正悟さん。「取りかかる気になれないのには、原因が二つあると思っています。一つは、『やる気の資源』が足りていないとき。もう一つは、『やる気の資源』に火がついていないとき。資源が足りていない場合には、寝不足だったり、疲れすぎだったりして…

セッケンの愉しみ

どういうわけか、セッケンが好きである。特別な思い出があったりするわけではないのだが、強いてあげれば、留学したての頃に買ったハーブのセッケンの香り、というあたりかもしれない。それで、フリーマーケットや何かで、つい買ってしまう。本当はフランス…

ムダ話ができる方が効果的

夏川賀央さん。「超優良企業に共通して見られる特徴は、厳格に従わねばならない命令系統といったものが、どの企業にも見いだせないことである。大きな決定には勿論命令系統があるが、日常のコミュニケーションではあまりそうしたことが重視されない。情報交…

楽しいムダがやる気を生む

夏川賀央さん。「だいたいモチベーションというのは、『仕事を始めるまで』の段階が一番大変なのです。『今日は気分が乗らないな』などという日は、ゼロから仕事に取りかかろうとしたって、なかなかテンポがあがらないもの。下手すると軌道にのらないまま、…

逆に効率を上げる非効率

夏川賀央さん。「効率よくやっているとか、結果がどうであるとか、段取りが整っているなどということに関係なく、わたしたちは仕事が面白くなって、『やる気』が出ているときはスピーディーに仕事をしているのです。そうでなければ、いくら効率化しても、な…

仕事ができる人は脱線する

夏川賀央さん。「忙しいはずのエグゼクティブに限って、『やらなければならないこと』をしている最中でも、平気で別なことへ脱線できたりします。『この時間はこれをやっているのだから、この問題に集中する』ということを、時間効率の本では結構重視してい…

何によって人に憶えられたいか

ピーター・ドラッカー氏。「私が13歳の時、宗教の先生が生徒一人ひとりに『何によって人に憶えられたいかね』と聞いた。誰も答えられなかった。先生は笑いながらこう言った。『今答えられるとは思わない。でも、50歳になって答えられないと問題だよ。人…

ギザ十とフデ五 [コイン収集の愉しみ]

小学生の頃、コイン収集が流行った。といっても、いわゆるギザ十と呼ばれるギザギザのついた十円玉で、昭和26年から33年にかけて(31年は未発行)製造されたもの。レアな33年のものを本屋のおつりで貰ったときは嬉しかったなぁ。書体がゴシック体でなく、楷…

きつい所だから頑張るな

高岡英夫さん。「『一番きついところだから、ふんばるな』という言葉に注目して下さい。普通なら、『きついところだから、がんばれ』といいたくなる所でしょう。スポーツ選手はただでさえ、きついところに来ると力を入れて頑張らなければいけないと思ってし…

最高のパフォーマンスのために

高岡英夫さん。「副交感神経は、交感神経と共に自律神経系を構成する神経です。交感神経とは常に拮抗して働き、交感神経が緊張状態を作り出すのに対して、リラックス状態をもたらしてくれます。くつろいだ気持ちでいるときは、副交感神経が自律神経系で優勢…

集中と同時にリラックス

高岡英夫さん。「スポーツに限らず人間が何かを行おうとするとき、最高の能力を発揮するために必要な条件は何かといえば、コンセントレーションとリラクセーション、つまり集中力が高まることとリラックスすることです。この二つの、一見、矛盾するように思…

巡り会えたシアワセ

巡り合えた幸せ、ということにふと思い至った。人だけではなく、例えば良い本に巡り会えた幸せがあり、美味しいワインに巡り会えた幸せがあるのではないか、と。作家が書き、印刷され、何万冊という本の中から手に取ったその本が自分にとって良かったという…

朝と夕方に活発に

池谷裕二さん。「(交感神経が優位になる午前中に集中力が高まるのは)空腹の時に、海馬をはじめとした脳が活性化するため、仕事効率が高まるのではないでしょうか。自然界を見ても、昼間活動する動物は、朝と夕方に活発に動き、満腹になった午後はのんびり…

夢を手繰り寄せて現実にする

永守重信さん。「大法螺はそれだけ見るとまったく実現可能性を持たないが、実は目の前の目標である『夢』を積み重ねた先に見えてくるものだ。つまり大法螺を語る前に夢がなければならない。そして夢を実現するには日々の努力が肝要だ。結局、大法螺に近づく…

大法螺を信じ込ませるには

永守重信さん。「では、大法螺を信じ込ませるにはどうしたらいいか。同じ話を、耳にタコができてイカになるくらい言い続けるのである。明けても暮れても言い続け、『あの人、ほんとにそう思っているんだな』と思わせる。一回しか言わないで伝わるわけはない…

一日決算主義を貫く

永守重信さん。「仕事は必ずその日のうちに片付ける。たとえば夜9時に海外から帰ってきても私は帰宅する前に京都本社に立ち寄り、その日の書類に目を通す。よほどのことがないかぎり、一時、二時までかかっても『決して明日延ばしにはしない』と決めている。…

大法螺を夢に変える

永守重信さん。「『大法螺』とは、ほとんど根拠がなく現実可能性がほぼ0%、時間軸でいえば30年先の目標である。可能性が20%ほどで20年先のことなら『中法螺』、30%で10年先なら『小法螺』だ。そして可能性が50%を超え、タイムリミットが5…

一元論と二元論

養老猛司さん。「私の考え方は、簡単に言えば二元論に集約されます。普段の生活では意識されないことですし、新聞やテレビもそういう観点からの議論をしませんが、現代世界の3分の2が一元論者だということは、注意しなくてはいけない点です。イスラム教、…