2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

価値観を社員に伝える方法

エイドリアン・ゴスティックさん。「マネージャーは、本当に重要なことを知らせるために、一人ひとりに自分から頻繁に、具体的に、タイミングよく伝えなければならない。でもどうやって? 一例をあげよう。ペット用品の場所を客から尋ねられた店員が、あそこ…

重要なことは一人ひとりに

エイドリアン・ゴスティックさん。「社員に伝えなければならない重要な情報があるとする。全員がその情報を知らないと業務に支障をきたす。あなたならどうやって知らせるだろう?「社内報に掲載する」「イントラネットに載せる」「電子メールがいい」「いや…

落語は笑うための芸にあらず

NHKプロフェショナル・仕事の流儀より。「当代きっての名人、落語家の柳家小三治。年間200日高座に上がる。無駄を削ぎ落とした話芸は、現代最高峰と評される。『笑わせるのではない 笑ってしまうのが、芸』という小三治が、笑いの真髄を語った。『無理…

不惑の手習い

島田雅彦さん。「中年になっても悩みは尽きない。不惑の境地には程遠い。心ときめく瞬間なんてもう何年も経験していない。仕事でも家庭でもトラブルを抱え、ふと漏らすため息は酒臭く、髪も薄くなり、体の不調も抱えている。何とか厄年を乗り切っても、まだ…

リーダーシップの4つの基本

エイドリアン・ゴスティックさん。「適切なリーダーシップの4つの基本にレコグニション(賞賛と褒美)が加わると、それがアクセルの働きをし、社員の業績と意欲を加速させる。4つの基本とは、(1)明確な目標設定:仕事に対する明確な目的意識を社員に明…

リーダーの成長プロセス

野田智義さん。「リーダーシップの旅は、『リード・ザ・セルフ』を起点とし、『リード・ザ・ピープル』、さらには、『リード・ザ・ソサエティ』へと段階を踏んで変化していく。この流れをリーダーの成長プロセス、と見なせば、リーダーシップをさらに能動的…

アクティブ・ノンアクション

野田智義さん。「読者の皆さんは、こんな症状に心当たりがないだろうか。企業や組織の中核として、毎日の人生にそれなりの充足感がある。社交的で、仕事を越えたネットワークも広い。忙しいと自分でも思うし、時には人にもそうこぼす。その反面、自分は必要…

行動をイメージしておく

勝間和代さん。「セレンディピティの基本は、問題への気づきと解決の繰り返しです。いい問題でも悪い問題でも、事前予測をしておくことが必要です。早いうちに、将来何が起こるかというのをイメージし、そのイメージしたことに対してあらかじめ人の協力を仰…

現状を使い尽くしてみる

勝間和代さん。「『起きていることがすべて正しい』がなぜ、セレンディピティにつながるかというと、どちらも、『現状手に入ること、起きていることを、使い尽くしてみよう』ということだからです。現状は私たちにとって、いいことも嫌なこともあります。現…

ラーメンの愉しみ

美味しいとは思う。でも、とんでもなく好き、というわけではない。ある先輩など、死ぬ前に食べるとすればラーメンだ!と言われるのだが、残念ながら、どうしても途中で飽きてしまう。伊丹十三監督の『タンポポ』などを見ていると、ほんに美味そうなのだが、…

うどんの愉しみ

中学・高校の頃、土曜日の昼には祖母がうどんをよく作ってくれた。甘めの稲荷がはいった「きつねうどん」や「とりなんば」。風邪をひくと、うどんしか食べられない。大学の下宿から、這うようにしてうどんを食べにいった記憶がある。NYではさすがに家の近…

リーダーシップは結果として

野田智義さん。「リーダーとフォロワーが、実現したい何かに向かって、ともに旅という時間と空間を過ごすプロセスで、お互いの間には一種の共振関係が生じる。決して一方的な関係ではなく、相互の影響がそこにはある。その中で、リーダーが見る、『見えない…

『見えないもの』を見る旅

野田智義さん。「リーダーシップは、『見えないもの』を見る旅だ。ある人が、『見えないもの』、つまり現在、現実には存在せず、多くの人がビジョンや理想と呼ぶようなものを見る。もしくは見ようとする。そして、その人は現実に向けて行動を起こす。世の中…

出版は著者の拡声器

勝間和代さん。「成長パスにおいて、本を出版することは2重の意味で加速を促します。一つは、自分の考えを言葉に落とすことで、自分の潜在意識と顕在意識の会話を自ら行えるようになることです。常に問題意識を持っていないと、なかなか多くの人に読んでも…

夜十時の幸福行き列車

マーシー・シャイモフさん。「睡眠の質と人の幸福感に相関関係があることは、アメリカ国際医療センターも認めているところです。『サイエンス』誌に掲載された記事には、『睡眠の質は、家計状態や夫婦関係よりも日々の幸福感に影響を与える』と書かれていま…

運動の習慣が幸福感を高める

マーシー・シャイモフさん。「運動を習慣にしている人のほうが、気持ちよく暮らすことができます。気功に限らず、ウォーキング、ジョギング、水泳、ダンス、ヨガなどで定期的に身体を動かすと、頭の中の幸福感はなおいっそう高まります。脳に酸素が供給され…

色酒欲女文雅知義

島田雅彦さん。「中国では達筆であることが知識人の条件だという。(略)いずれにせよ、筆捌きが巧みな男が尊敬されることは間違いない。これは習わずにはおれぬ。そういえば、チャン・イーモウの映画『HERO』では、『書の道は剣の道に通じる』ことになって…

オーバーアチーブメント

内田樹さん。「多くの日本企業は人事戦略で失敗しました。成果主義の導入や非正規従業員の増加などで、仕事をモジュール化してしまった。成果主義も非正規雇用も、労働を均質化して給料分の仕事だけをさせるシステムです。しかし、企業が安定して成長するた…

笑顔と笑いが最良の薬

マーシー・シャイモフさん。「ある感情を表現するために顔の筋肉を動かすと、それに応じて脳から特定の神経伝達物質が分泌されます。例えば顔をしかめると、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンといったストレスホルモンが分泌され、高血圧や免疫…

脳は幸せの薬を生む薬局

マーシー・シャイモフさん。「人間の身体はもともと幸福であるように設計されています。脳の中では毎秒十万回以上の化学反応が起こっていて、多幸感を増す「薬」がいくつも製造されているのです。例を挙げれば、エンドルフィン、セロトニン、オキシトシン、…

MOTの本質は

米山茂美さん。「MOTの本質は、技術と市場との相互翻訳プロセスである。まず、技術スペックの顧客ベネフィットへの翻訳。これは、例えば太さ1ミクロン以下の注射針があったとすると、それを『痛くない、苦痛がなく病気を治せる』と翻訳してやる。つまり…

一番のごほうびは達成感

池谷裕二さん。「ごほうびは目に見えるものでももちろん嬉しいけれど、一番の快感は『達成感』だと思います。それも人から言われたのではなく、自分で決めた目標を達成したとき。その快感を一度知ったら、もう次から次へとトライすることをやめられない。そ…

効率よりも集中力

茂木健一郎さん。「効率的に作業する工夫よりも、まず集中力をつけることが非常に大事。大抵の人は、集中できるかできないかは生まれつきの性格だと思っている。しかしそれは誤解だ。脳の前頭葉には、集中に使う回路がある。脳が「ゼロ、イチ」の合図で一気…

二足のわらじではない

小椋佳さん。「多くの人から、『よく両立できましたね』と言われますが、それは誤解。僕は二足のわらじを履いていたつもりはまったくない。確かに世間からは二つのことを同時にやっているように見えたかもしれないが、僕はステージ活動やテレビ出演をいっさ…

逆に典型的な組織的存在に

小椋佳さん。「銀行員はやりがいがあったからやっていたのではなくて、一つの意地でした。そういうふうに生きると決めた、その意地を通していた感じが多分にありますね。そもそも銀行に入ったのも理由があって、僕は大学生活が終わりに近づくにつれて、芸術…

ネガティブな言葉を使わない

勝間和代さん。「高野登さんが従業員教育に最も力を入れていることは、『日常的にネガティブな言葉を使わないこと』だそうです。それが、サービスの質を高め、成功するのに一番簡単な方法だという結論でした。なぜかというと、言葉は潜在意識に溜まっていく…

人間の欠くべからざる行

池口恵観さん「日本人が持つ繊細なやさしさを仏教では『布施』という。布施には大きく分けて『法施』『財施』『無畏施』の3つがある。法施は困っている人に知恵を出してやること。財施はおカネや物を施して助けてあげること。無畏施は恐れをなくしてあげるこ…

Wiiが切り開いた青い海

米山茂美さん。「ブルーオーシャン戦略は、製品・サービスの価値体系を変革(新しい価値の導入・既存の価値の削減)することで、未消費の需要を掘り起こし、競争のない新しい市場空間を創出することです。任天堂のWiiは、結果的にこのブルーオーシャン戦略の…

日に20回以上ありがとうを

船井幸雄さん。「ごく簡単なツキを呼ぶコツとして、私が最近いろいろな人にお話していることは、『一日に二十回以上、ありがとうございます、と言いましょう』ということです。ツキのない人は、とかく感謝が足りません。特に、戦後豊かになってから生まれた…

ありがとうの儀式

マーシー・シャイモフさん。「私の友人は、同居している父親と、毎日『感謝の儀式』を行っています。その名も、『ありがとうと言おう』の儀式。毎朝数分間、二人は座って感謝することを3つ探し、『ありがとう』と言うのです。ふたりはどんなにバカげている…