2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

幸福は内にある

ナヴァル・ラヴィカントさん。「私はある程度の物質的、社会的成功を収めることに、人生の大部分を費やした。そして、その成功を手に入れたとき、あることに気がついた。私と同じように成功して、さらに成功しようとしているまわりの人たちが、あまり幸せそ…

時間・健康・お金

ナヴァル・ラヴィカントさん。「100%望んでいないことをやろうするより、自分が本当に望んでいることを完璧に叶えるほうがずっと大事だ。若くて健康なときはいろんなことができる。いろんなことをしているうちに、欲望をどんどん持つようになる。それが幸福…

自己表現すべき

ナヴァル・ラヴィカントさん。「私たちは何かをするように生まれついている。砂に潜って一日中瞑想するだけのために生きているんじゃない。自己表現すべきだ。自分の道を進むべきだ。ただ、『外の世界の何かを変えれば、自分にふさわしい平安や永遠の喜び、…

犯しがちな間違い

ナヴァル・ラヴィカントさん。「人間が一番犯しがちな間違いは、『外的環境に何かが起こったら幸福になれる』と信じることだと思う。仏教の基本的な教えだ。例えば私は新しい車を買った。ただの物体なのに。それで人生が大して変わるわけでもないのに。車が…

ひとくちサイズの情報

ナヴァル・ラヴィカントさん。「私にとって読書から遠ざかったことは悲劇だった。私は本を読んで育ち、その後ブログを読むようになって、それからツイッターとフェイスブックを読むようになったが、実はほとんど何も学んでいないことに気がついた。1日中小…

子どものあり方

ナヴァル・ラヴィカントさん。「人生に何かが欠けているという感覚がなくなったとき、幸福がやってくる。『ニュートラル』というと、とても味気ない状態だと思う人がいるようだが、そんなことはない。これは子どものあり方なんだ。小さな子どもはとても幸せ…

感情を照らし返す鏡

ナヴァル・ラヴィカントさん。「でも何かの感情にしがみついたとたん、たとえば『ああ、私は今幸せだ』と言って幸せなままいたいと願ったとたん、その幸せな感情から離れてしまう。すると心は動く。心はなにかにしがみつこうとして動く。心は一時的な状況を…

二面性と両極性がある

ナヴァル・ラヴィカントさん。「どんなポジティブな考えの中にもネガティブな考えがある。『老子道徳経』には、ずっとうまく書かれているが、どんなことにも二面性と両極性がある。今嬉しいというのは、悲しかった時があるということだ。誰かが魅力的だとい…

苦痛が大きいほうの道を

ナヴァル・ラヴィカントさん。「選択肢が2つで、どちらも優劣つけがたいときは、短期的な困難や苦痛が大きいほうの道を選ぼう。つまり、一方の道を行くと短期的に苦しみ、もう一方の道はずっと先に苦しみがあるとしよう。すると脳は本能的に衝突を避けるた…

自分で出向いてやれ

ナヴァル・ラヴィカントさん。「プリンシパル=エージェント問題を理解していない人は、世の中を渡っていけない。成功する企業を築いたり、取引を成功させるために欠かせない考え方だ。とても単純な概念だよ。ユリウス・カエサルが言った通りだ。『果たした…

考えごとは時間を割いて

ナヴァル・ラヴィカントさん。「何もしない、空っぽの時間を持つことが本当に大切だ。週に1日か2日、会議に出ずっぱりでない、予定が詰まっていない日をつくらなかったら、考え事はできない。仕事のよいアイデアは浮かばない。よい判断は下せない。最低で…

現実を直視すること

ナヴァル・ラヴィカントさん。「心が騒がしい、モンキーマインドの状態にあると、見るもの全てを心の中の『あるべき』世界と照らして、感情的に反応してしまう。こうあってほしい、という願望が現実を曇らせるんだ。私たちが苦しむ瞬間というのは、『あるが…

遊び感覚でやっている

ナヴァル・ラヴィカントさん。「私はいつも『仕事』をしている。傍目には仕事をしているように見えるが、遊び感覚でやっている。だからこそ、自分のやっていることにかけては誰にも負けない自信がある。だって私は1日16時間遊んでいるだけなんだ。私と競争し…

やりたいからやる

ナヴァル・ラヴィカントさん。「今の私にとって事業創出と金儲けは『芸術』に近づいているよ。芸術とは創造性だ。やりたいからやることは全て芸術だ。ただやりたいからやることといえば、何があるだろう? 誰かを愛することや、何かを生み出すこと、遊ぶこと…

損得勘定で考えるな

ナヴァル・ラヴィカントさん。「自分の得意なことを見つけて、それを活かして人助けを始めよう。無償で奉仕しよう。恩送りをしよう。なぜ因果応報(カルマ)が働くかといえば、人間には一貫性があるからだ。だから十分長い期間で見れば、心に描いたことを引…

地位のゲーム

ナヴァル・ラヴィカントさん。「地位とは、社会階層内での君の立ち位置のことだ。地位のゲームはゼロサムゲームだ。これは非常に古いゲームだ。われわれがサルだったころからやりつづけている、序列を決める為のゲームだ。誰が1番なのか?3番が2番にのし…

人と比べることから

ナヴァル・ラヴィカントさん。「富を密かにさげすむ人から富は逃げていく。人と比べる癖がつくと、自分よりうまくやっている仲間を憎んだり、ねたんだりしてしまう。そういう感情は相手に伝わるものだ。君が誰かと仕事をしようとするとき、相手に悪意や偏見…

時間を切り売り

ナヴァル・ラヴィカントさん。「時間を切り売りしているようではリッチになれない。人生ではどんな時でもできる限り、賃金労働ではなく独立を選ぼう。独立して、インプットではなくアウトプットに説明責任を持つーこれをめざそう。レバレッジを持つ労働者に…

何かのスキルセット

ナヴァル・ラヴィカントさん。「世界に何かが起こり、何かのスキルセットが必要になり、それを提供できるのが世界中で君だけしかいない。そんな瞬間を君は待っている。その瞬間が訪れるまでの間、ツイッターやYou Tubeで、または仕事を無償で提供することに…

知的好奇心を追求する

ナヴァル・ラヴィカントさん。「何であれ今流行りのものを追いかけるより、君の知的好奇心を追求しよう。君が好奇心のおもむくままたどり着いた場所が、社会が向かおうとしている場所と一致したそのとき、君は莫大な見返りを手にできるはずだ。君がこの方法…

ただ楽しみのためだけに

ナヴァル・ラヴィカントさん。「不思議なことだが、君だけ、または君を含む少数の人だけしか知らない知識は、君の情熱や趣味から生まれるんだ。知的好奇心が高じた趣味を持つ人は、そういう情熱を育むことが多い。私は何かをやるときは、純粋にそれ自体を目…

時間の経過が早くなる

オリバー・バークマンさん。「年齢を重ねると、時間の経過が早くなる。人生の残りの週が少なくなる程に、その減少速度も加速していくように感じる。理由は諸説あるけれど、最も説得力のある説明は、脳が一定期間に処理する情報量の減少だ。脳は情報量の多さ…

快適な衰退より不快な成長

オリバー・バークマンさん。「ジェイムズ・ホリスは、人生の重大な決断をするとき、『この選択は自分を小さくするか、それとも大きくするか?』を問うことを勧める。そのように問えば、不安を回避したいという欲求に流されて決断するかわりに、もっと深いと…

問いを生きる

オリバー・バークマンさん。「すぐに答えが出なくてもかまわない。詩人リルケの有名な言葉を借りるなら、重要なのは『問いを生きる』ことだからだ。真摯に自分に問いかけるだけでもいい。そのときあなたは、すでに自分の置かれた現実に向き合い、限られた時…

中年の危機

オリバー・バークマンさん。「セティアは40を目前にして中年の危機に襲われた体験を語っている。奇妙な虚無感に包まれた彼は、今までの人生があまりにも目標志向だったことに思い至る。活動そのものを楽しむのではなく、何かを達成するために走り続けてきた…

他者とのシンクロで

リバー・バークマンさん。「ダンスに没頭するとき、他者とのシンクロは異次元への扉を開いてくれる。そこでは自他の境界がぼやけ、時間はもはや存在しない。僕は地元の合唱団に参加していた時、そんな体験をした。ただのアマチュアの合唱だが、みんなの声が…

集団で動いたり歌ったり

オリバー・バークマンさん。「行進の練習なんかに意味がないことは、マクニールのような新人にも明らかだった。ところが意外なことに、仲間の兵士と一緒に行進するという経験は、彼の心に不思議な影響を与えた。それはなぜか、心地よい体験だった。長時間に…

フィーカ体験

オリバー・バークマンさん。「数年前に仕事でスウェーデンを訪れたとき、社会的な休みをミクロレベルで実践する『フィーカ』という習慣を体験した。フィーカとは、職場のみんながいっせいに席を離れて、コーヒーと甘いお菓子を楽しむ毎日のイベントだ。なん…

いっせいに休む習慣

オリバー・バークマンさん。「ハーティグは批判を覚悟で、次のように主張した。人々が本当に必要としているのは、個人のスケジュールの自由度ではなく、逆に『社会によって管理された時間』だ。時間の使い方を外部から決めてもらったほうが、人は安心して生…

同じタイミングで休暇

オリバー・バークマンさん。「テリー・ハーディング教授らが、休暇のパターンと幸福度の相関を調べる調査を行った。一般に仕事を休むと幸せになることがわかった。それ自体は特に目新しい発見ではない。注目すべきはもうひとつの発見だ。抗うつ剤の減少幅は…