2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

覚悟をして決断をする

鍵山秀三郎さん。「成長のもう一つの条件は、覚悟をして決断をするということです。私はこれまで、失敗したら命がもたないほどの厳しい決断を迫られたこともありますけれども、そうした体験から、人間は覚悟をして決断をした時に飛躍的な成長を遂げることを…

『それでいい』のだ

樺沢紫苑さん「多くの人は自分のダメな部分ばかりを見て、自分を責め、自分を傷つけてしまいます。知らず知らずのうちに、自分を否定し、自分でストレスを作りだしています。今のあなたでいい。『それでいい』のです。そう思えた瞬間、あなたは『自己否定』…

叱るコツは3つある

井村雅代さん。「挨拶、ありがとう、お愛想笑いの3つができるようになったら、その集団は明るくて元気な集団になるんです。すぐに、日本のコーチが中国のチームを明るくした、次の北京オリンピックで何かやってくれそうだって評判になりました。やっぱり人…

基本的な幸福感

樺沢紫苑さん「セロトニン的幸福は、朝散歩、瞑想・座禅・マインドフルネス・腹式呼吸、笑顔、で手に入ります。オキシトシン的幸福は、スキンシップ、コミュニケ―ション、ペットとのふれあい、親切・社会貢献・ボランティア活動で手に入ります。日々の安定し…

幸福の素

樺沢紫苑さん「朝15分~30分散歩をするだけで、セロトニン神経が活性化し、セロトニン的幸福を手に入れることができます。また、坐禅や瞑想などでのマインドフルネス、腹式呼吸でもセロトニンは得られます。セロトニンの分泌には『睡眠』は必須です。また、…

幸福の三種類

樺沢紫苑さん「人が幸福感を感じる時、脳内ではそれを引き起こす『脳内物質』が出ています。幸福感を引き起こす脳内物質は、主に3つあります。『セロトニン』『オキシトシン』『ドーパミン』です。(1)『セロトニン』的幸福。『やすらぎ』『癒し』の幸福…

決断グセをつける

樺沢紫苑さん「自分の人生の主導権を握れるかどうかには、『決断ができるかどうか』が大きく左右します。なぜ、人は決断に迷うのでしょうか。それは情報が足りていないからです。情報が少なく、結果があいまいなときに、人は迷います。迷ったときにとる行動…

コンフォートを出る

樺沢紫苑さん「日々、私たちが生活している領域が『コンフォートゾーン』です。いつもいく場所、いつも会う人、いつも食べるもの。それがコンフォートゾーンです。日常の生活が『楽しい』と思えないのなら、それは『今のコンフォートゾーン』の中に『楽しい…

素直さこそ共通点

樺沢紫苑さん「『人生を楽しむ人』には重要な共通点があります。それが『素直さ』です。『素直さ』は、成功の条件としてもよく出てくるキーワードです。偏見や先入観を持たずに『ニュートラル』な状態になることです。多くの人は先入観を持っています。先入…

最終手段は睡眠

樺沢紫苑さん「まったく仕事が手につかない状態、それはかなりの脳疲労です。睡眠不足、運土不足、過度のストレスなどを溜めている、のどれかに当てはまるはずです。まずは睡眠を6時間以上とる。ストレスを減らす努力をする。週に150分以上の運動をするなど…

季節越しのルームシェア

Pixivが主催の「一部屋の中だけで完結する」オリジナル短編「執筆応援!ワンルームSSチャレンジ」コンテストで優秀賞を頂きました。総数552作品の応募から、大賞1作、優秀賞3作。優秀賞は「セイルチェア」「パブロ2電動昇降デスク」「大画面4Kディスプレイ」…

認知的不協和

樺沢紫苑さん「小さい声でいいので、『今から仕事を始めるぞ』と声に出して宣言してください。この『宣言』が、ものすごい効果をもたらします。これは、心理学の『認知的不協和』を応用したテクニックです。『認知的不協和』とは、アメリカの心理学者のフェ…

ザイオンス効果

樺沢紫苑さん「信頼関係を構築する5つのステップ。ステップ1:警戒。相手の警戒を解くのに笑顔や挨拶は有効です。ステップ2:疑心:お互いにイエス(肯定)を交換する『イエスセット話法』で安心感が生まれます。笑い(冗談)も有効です。ステップ3:理解…

心の橋は3か月

樺沢紫苑さん「心理学では、信頼関係の構築を『ラポール形成』といいます。ラポールとはフランス語で、『橋を架ける』『懸け橋』という意味です。ラポールが形成されると、『心が通い合っている』『心の悩みを打ち明けられる』と感じる状態になります。『橋…

朝散歩の効用

樺沢紫苑さん「精神科医としておすすめの最高のモーニングルーティーンが朝散歩なのです。起床後1時間以内に15分~30分の散歩を行います。できれば10時までに行いましょう。健康な人であれば、15分ほどでセロトニンが活性化します。セロトニンは、『朝日を…

生活を整える

樺沢紫苑さん「うつ病の予防法を一言でいえば、『規則正しい生活』です。睡眠不足、運動不足、乱れた食生活は全て『規則正しい生活』からの逸脱です。生活が不規則になると、自律神経が乱れます。病気の予防法はいくつかありますが、特にその効果が高いもの…

不安があるならまず行動

樺沢紫苑さん「人間の悩みの殆どは、対人関係、コミュニケーション、社会生活の悩みです。他者に対する悩みを家にこもって悩んでも、解決できません。人間の悩みは、行動しながら、解決していくもの。まずは動くこと、行動することです。次の3つをすぐに実…

神戸の愉しみ

何度も行ってはいるのだけれど、体系立てて訪れているわけではない。会社に入ったころ、広告の撮影の立ち合いで異人館に。今はなきフリュイドメールや北野のチーズフォンデュ。御影で降りて高杉に行ったこともあったな。仕事で、ポートピアホテルや大和荘。…

不安を消すには行動する

樺沢紫苑さん「不安になるのは、必ず『ピンチの状態』『困った状態』の時です。そこから『早く行動して脱出しなさい!』というのが、不安の生物学的な意味合いです。ですから何もしないで、放置すればするほど、不安は強まります。布団に入って、『どうしよ…

闘争か、逃走か

樺沢紫苑さん「不安を脳科学的にザックリと言えば、ノルアドレナリンの分泌です。人間が緊張、不安、恐怖の感情を持つ時に分泌され、『闘争か、逃走か』の物質と言われます。原始人がサーベルタイガーに出会った場面を想像して下さい。すでに相手はこちらに…

習慣にするには66日

望月俊孝さん「人は何日続ければ習慣にできるか?「3日だ」という人もいました。「21日」という人もいました。これは、1960年代にマクスウェル・マルツ博士が発表した理論がもとになっているようです。そして、2010年、新しい数字が発表されました。『人が物…

幸福志向のデザインでない

鈴木祐さん。「人間の脳と体が、私たちを幸福にするためにはデザインされていないという点です。全ての生物は『長寿と繁栄』を目指して環境の変化に適応してきました。後世に遺伝子さえ受け渡せれば手段は問わない為、進化の仕組みは私たち個人の幸福や不幸…

中国茶事始め

菊池和男さん。「元を辿ればどんな茶も、カメリア・シネンシスという学名を持つ、ツバキ科の茶の樹から造られたものなのです。中国ではこの多くの茶をおおまかに、緑茶(不発酵茶)、白茶(弱発酵茶)、黄茶(弱後発酵茶)、青茶(半発酵茶)、黒茶(後発酵…

未来の感覚が存在しない

鈴木祐さん。「ジョン・ムビティ氏によれば、『アフリカ人には未来の感覚が存在しない』というのです。『アフリカ人の伝統的な観念によれば、時間は長い『過去』と『現在』とを持つ二次元的な現象であり、事実上『未来』を持たないのである。西洋人の時間の…

3つのルール

鈴木祐さん。「念入りな計画と設計を行いながらプロダクトを生みだすのではなく、短期間で小さなプロジェクトのサイクルを何度も回すことで、最終的な仕上がりを向上させていくという考え方です。『3つのルール』では、以下の点だけを徹底します。・今日や…

不安や悩みを客観視

午堂登紀雄さん。「僕たちの集中力を阻害するものに、不安や悩み、心配事があります。仕事、家庭、家族、恋人、お金、子供の教育、人間関係、容姿、将来のことなど、僕たちは日々なんらかの不安なり悩みを抱えています。こんな状態だと集中することができな…

抜苦与楽

鈴木祐さん。「幸いにもブッダは、『悟り』のほかにも、ゲームのなかで幸福を最大化する方法を提案しています。それが、『抜苦与楽』です。これは、『悟り』と並ぶ仏教の基本テーマで、文字どおり『万物の苦しみを取り除き、安楽を与えること』を意味します…

遊びをせむとや

鈴木祐さん。「人類は大人になっても遊ぶ必要があるのです。状況が違っても、『遊び化』のパターンは変わりません。価値にもとづいたプロジェクトを決め、ルールを設定し、自分にフィードバックを与えればいいのです。その目的は、人生に遊びの感覚を取り戻…

未来を刻む

鈴木祐さん。「『締め切りを作る』という手法も似た発想に基づいています。期日がない仕事でもあえて『今日の10時までにやる』と決めれば未来の姿が明確になり、やはり現在との心理的距離が縮まります。その分だけ、気を散らさず目の前の作業に取り組めるわ…

やりとげた作業を書き残す

鈴木祐さん。「フィードバックに効果的なのが、オハイオ州立大学の藤田健太郎氏が考案した『アカウンタビリティーチャート』です。①ノートの真ん中に区切り線を引く。②右側に一日の作業時間を90分区切りで書く。③左側に実際にこなした作業内容を書く。実験に…