2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

心の倉庫

藤平信一さん。「藤平光一は無意識のことを『心の倉庫』とも呼んでいました。『あなたはダメだ』『あなたはできない』といわれ続けていると、最初は意識で反発しますが、その内に無意識に届いてしまうというんです。この倉庫にある材料で人はできているとし…

念は飛んでくる

小池龍之介さん。「もしも念の強い人を傷つけてしまったら、相手がたとえ外国に住んでいても、相手の発するエネルギー波は、正確にあなたの元まで飛んできて、身体のどこかにプスリと突き刺さります。あいにく、これらエネルギー波は一度刺さってしまうと、…

愛と人間関係を最重視

スコット・ギャロウェイさん。「さまざまな面から幸福を評価すると、最高に幸福なのは、結婚して子どものいる人だ。(略)成功の秘訣は自分が得意なことを見つけることだと気づいた。あなたがやるべきことは、うまくできることを見つけて、一万時間練習をし…

仕事以外のものへの関心

スコット・ギャロウェイさん。「幸せはお金で買えるものだ。ただしそこには限度がある。所得水準があるレベルに達すると、その後の幸福度は横ばいになる。逆にお金が増えたからといって、幸福度が下がる訳ではない。私が犯した間違いは、人生のほとんどの時…

プレイヤーの難易度調整

玉樹真一郎さん。「反復すればうまくなることを、私たちはよく知っています。しかし、疲れたとか、飽きたとか理由をつけて、私達は反復をやめてしまいます。もし私達が疲れも飽きも知らずに繰り返せることがあれば、それは才能や天職といっていいものでしょ…

間を空けず課題を

玉樹真一郎さん。「言ってみれば、リズムは時間という矢印の上に等間隔で空いている穴です。その穴をリズムに合わせて塞ぐことで、私達は時間という目に見えないものをありありと感じることができます。リズムを刻むことで、私達は時間に無数に空いた穴を収…

幸福度は年齢で変わる

スコット・ギャロウェイさん。「幼年期、10代、そして大学時代は、ハン・ソロ、ビール、放浪の旅、行きずりの恋、そして自己発見の時期だ。まさに夢の日々。しかし20代半ばから40代半ばまでは、容赦のない現実を生きなければならない。そして50代になると、…

穴は埋めたくなる

玉樹真一郎さん。「この実験のポイントは『穴は埋めたくなる』という私たちの習性です。穴を埋めたい、全体を美しく整え、完成させたい……そんな気持ちを抑えるのは難しいものです。裏を返せば、穴さえ認識できればいいのです。穴があれば埋めたくなる、いや…

脳は物語を語る臓器

玉樹真一郎さん。「脳は物語を語る臓器だと言えます。目・鼻・耳といった無数のセンサーからかき集められた断片的な情報を統合し、これまでの人生と照らし合わせながら『結局の所、目の前で起きているのは何なのか』という意味を推測し、文脈を繋ぎ、あなた…

調教師の特性3つ

鈴木祐さん。「調教師は、おおよそ獣と合わせ鏡のような特性を持っています。(1)論理性を武器に使う、(2)エネルギー消費量が多い、(3)パワーが弱い。原始のスピードとパワーを備えた獣の前で、調教師は圧倒的に不利な立場にあります。獣は情報を並…

かいしんのいちげき

玉樹真一郎さん。「キーワードは『確率』。確率が応用されるのは、カジノに限ったことではありません。例えばモンスターとの戦闘中、ごく稀に出る強烈な攻撃、その名も……『かいしんのいちげき』。発生確率は数%しかありませんが、出た時の気持ちよさは格別…

慢の煩悩を刺激

小池龍之介さん。「自己実現の点数をアップさせようというゲームというのは、『慢の煩悩』を刺激するので、ある種の気持ちよさが伴って、ついつい人をそっちに走らせてしまうのです。でも、それは単なる自分の点数、価値を上げたいと思っているだけのことで…

価値観の多様化と承認

小池龍之介さん。「こうして社会的に承認されることによって、自分の価値を無意識的に確かめることができていた人たちにとって、承認が足りない分を、プライベートで身近な人達から承認されることによって補おうと、必死になって求めなくてはいけない理由は…

疲れや飽きを癒すため

玉樹真一郎さん。「ゲームのプレイ時間は一気に長くなります。クリア所要時間は20~30時間ほど。これだけの長時間プレイヤーに遊び続けて貰うためには、本能的に欲するものや目をそむけたくなるモチーフをチラチラ出すだけでは力不足です。長い時間まじめに冒…

依存は関係を壊す

小池龍之介さん。「依存するのは、お互いにとってよくありません。結果として、お互いの関係が壊れやすくなったりするのです。今は男性が脆弱になっています。そのせいで男女関係もうまくいかないことが増えてしまいました。男性が脆弱になった理由の一つは…

自律神経系は共鳴する

小池龍之介さん。「念波と言われて腑に落ちない方向けには、自律神経の仕組みから説明してみましょうか。自律神経系は、基本的に他人のそれと共鳴する習性があります。人体は常に微細な電気エネルギーを放出していて、それを他人から受信する形で、相手から…

無条件に承認されたい

小池龍之介さん。「裏を返しますと、仕事やうまくいかないときや、体調が悪くて頑張れない時などは『承認が得られない』という不快感に悩まされがちです。それゆえこれは、コンスタントに自分を支えてくれるものとしては、ちょっと弱い所がある。私たちはそ…

条件の中での承認

小池龍之介さん。「私達は大まかに分けて、二種類の承認を求めているように思われます。ひとつのタイプの承認は、社会とか集団とか一般性の強い所で得られるものです。ビジネスマンであれば、自分の発表した商品の売り上げがよかったとか。共通点は『条件が…

不両舌の戒め

小池龍之介さん。「『不両舌』の『両舌』とは二枚舌のこと。相手がいる前では相手の気に入るようなことを言い、相手がいない場所ではネガティブな噂話をすることです。何人かで集まってお茶をしたり、お酒を飲んだりすると、その場にいない人のことが話題に…

セロトニンモデル

小池龍之介さん。「ドーパミンに支配された『欲』の煩悩に頼っていくら『快』を得ようとしても、またノルアドレナリンに支配された『怒り』の煩悩に頼っていくら『不快』を退けようとしても、『人は幸せにはなれない』というのが仏教の考え方です。仏教が推…

心身一如

藤平信一さん。「本来心と身体はひとつのものです。ところが我々は日常生活で心と身体をバラバラに使っていることが多いものです。『やりたくないな』と思いながら仕事や勉強をしたり。そういうときは疲れやすいし、能率も悪い。それは自分の心を充分に目標…

汝自身を知れ!

田中得夫さん。「もしあなたの人生が、努力のわりに、余りパッとしたものでないものであったとすれば、原因は自分はこれこれこういう人間なんだと思い込んでいる低いセルフイメージ(自己像)にあります。それが潜在能力の発揮を妨げるのです。より高い成功…

無駄話をしない

小池龍之介さん。「仏教における『冗談』とは無駄な話を指します。仏教では修行の研鑽に関わる言葉を『法談』といい、法談以外の修行に役に立たない話を、特に禅宗で『冗談』と言うのです。おじさんが好みがちなのが、音の似た言葉を重ねたダジャレの類いで…

自己実現の弊害

小池龍之介さん。「自己実現と並んで、オリジナリティーとか、独創性とか、個性というのが、この国では、やたらもてはやされています。私も少年時代、学校でそういう教育を受け、思い切り洗脳されましたが、はたと困ってしまいました。なぜなら、どんなに一…

プロフェッショナル

NHKのプロフェッショナルという番組を録画して見ている。本田秀夫さん。「とにかくそれを仕事にするとなったら、そのことをずっと考え続けている。それは、飯食っているときでも、遊んでいるときでも、何かの拍子に『あ、これって、仕事にこういう風に使える…

今、ここ、普通

小池龍之介さん。「現実を『こうである』とただ観察し、ありのままの感覚を味わうこと。『これから、やがて、どこかで、いい感じになりたい!』というドーパミン・モデルではなく、『今、ここ、普通の存在感』を大事にすることが心の充足につながるのです。…

自分の株価ゲーム

小池龍之介さん。「『なぜ自分は金メダルがほしかったのか』ということです。そうすると、いろいろな要素があるかもしれませんが、あえて一言に収斂させれば、『自分の株価を頂点まで高めたかった』という言い方ができると思います。では、さきほどの『金メ…

無意識に入れる工夫

藤平信一さん。「技を指導する時も、潜在意識、無意識に教えるよう心がけています。例えば、本当は左足が前なのに、ついつい右足が出てしまう人がいる。『左足が前です!』と厳しく注意するよりも、『こうですね』と一緒に動いて指摘するだけに留めたほうが…

ネガティブなモチーフ

玉樹真一郎さん。「次に、誰もが忌み嫌うネガティブなモチーフ群です。(5)けがれのモチーフ(汚物、腐ったもの、醜さ、非道徳なふるまい、犯罪、悪、悪魔、呪い)。(6)暴力のモチーフ(喧嘩、肉体的暴力、殺傷武器、兵器、大量殺戮、絶滅、略奪、搾取…

ポジティブなモチーフ

玉樹真一郎さん。「代表的なタブーのモチーフを10個に纏めました。まずは、誰もが本能的に求めてしまうポジティブなモチーフ群です。(1)性のモチーフ、(2)食のモチーフ、(3)損得のモチーフ(お金持ち/貧乏、競争/勝負、羨望/嫉妬)、(4)承認…