2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プロになるには1万時間

日垣隆さん。「『プロになるには、そのことに一万時間を費やすべき』これは私の数値目標の目安で、もともとは、オカリナの先生が、『ちゃんとした音色を出すのに、一日3時間で一年かかった』と教えてくれたのがもとになっています。一万時間というと途方も…

なるほどは24時間以内に

日垣隆さん。「創造的な人ほど、素直に人の真似をします。そもそもアイデアとは、パクり合いで生まれます。既存のものを組み合わせることでオリジナリティが出てきます。創造性のある人は、このセオリーをよく知っているので、抵抗なく真似をするのです。と…

やりたいことを周囲に話す

日垣隆さん。「奥本大三郎さんは『ファーブル昆虫記』ジュニア版の翻訳者として知られています。昆虫少年の夢と情熱はライフワークとなり、『ファーブル昆虫館・虫と詩人の館』開設にまで至りました。奥本氏は積年の夢である昆虫館について、ことあるごとに…

経営は強いところを強くする

原田泳幸さん。「成果は、マクドナルドの強みを再認識し、そこを強くする施策に取り組めたこと。経営は、弱いところを克服するよりも、強いところを強くしていくことの方が重要です。私は、1997年にアップルコンピュータの社長に就任しました。このときにア…

ダーツの愉しみ

大学時代の下宿を引き払うときに、壁に丸い円を残して無数の穴があいていた。京都のいわゆる町家の二階の借間である。そう、そこにダーツがかけてあったのだ。正式なダーツをはじめて教わったのは沖縄で、職場の人が大会にも出たことがある方で、競技の点数…

グルメの愉しみ

両親の金婚式のお祝いで、近所のフレンチレストランに行った。味もサービスもよくて大満足で、また来たいねということで家族の意見が一致した。それほど外食はしないのでグルメなどとは言えないのだが、そういえば複数回利用したレストランというのはそれほ…

全部絵でわかりやすく伝える

原田泳幸さん。「経営者でなくても同じだと思いますが、大事なのはやはり考えることです。私にとって一番新しく、自由な思考ができるのは、ひとりになった時です。家にいて、ベランダで夜景を眺めながら考えごとをしている時間なのです。会社に行けば、どう…

四つ葉タクシー

京都にお彼岸にお墓参りに行った折り、四つ葉のタクシーを見つけた。京都のヤサカタクシーは、三つ葉のクローバーをシンボルマークにしていて、それが屋根のランプの部分に描かれているのだが、営業車1400台のうち、4台だけがクローバーのマークが四つ葉に…

パーキンソンの法則

日垣隆さん。「イギリスの歴史学者C.N.パーキンソンは、こんなことを述べています。『仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまでに膨張する』。どんな仕事も、3時間あると思うと3時間かかってしまうし、逆に1時間しかなければ、追い…

2つ以上の理由をつけない

日垣隆さん。「自爆の法則には3つあります。法則その1は、嫌なことに2つ以上の理由をつけること。反対する一つ一つの理由に、『全力の本音』がないために、簡単に論破されてしまいます。それどころか、『信用できないやつだ』と思われかねません。それな…

指揮者の究極の使命

大野和士さん。「日本の西洋音楽の水準は世界トップレベル。アマチュアの水準も高いし、国民の音楽文化の受容度も水準が高い。ただ、どれだけの人々が心から音楽を楽しんでいるのか。(略)私が尊敬する若杉弘先生の言葉のように、10年後に自分が何ができ…

オセロの愉しみ

下の息子と久しぶりにオセロをやっている。コンピュータではなく、盤と駒を使って、ひっくり返して。大学の卒業旅行で同行したMさんに教わったのが最初だった。「隅を取れば勝ち」ではないことを知った。復活したのが、以前の職場で休み時間や定時後、部内…

かたづけスタイル

小松易さんの「かたづけの基本 in 大阪」セミナーに参加してきた。日本初の「かたづけ士」として5年前に開業し、顧客がリバウンドしてしまうことを受け2年前から「かたづけを習慣化する」を掲げているとのこと。各人の「かたづけスタイル」を見つけて、そ…

薦められたら即日に

日垣隆さん。「誰かに薦められたら、すぐさま取り入れないと何も教えて貰えなくなり、人とのネットワークも脆いものに変わってしまうものです。自分が薦めたものを取り入れ、喜んでくれる相手には、誰だってますます何かを薦めたり、教えたくなります。だっ…

常に自分に課題を課す

日垣隆さん。「『何かを残していきたい』あるいは『これだけはやっていきたい』というものをやるかやらないか。人の価値は、そこにあるのではないでしょうか。そのためには、つまらないことに費やしている時間はありません。四十代以降の人は特に、映画でも…

漫才の分析と戦略

島田紳助さん。「誰をどういう漫才で笑わすか、しっかりと分析して戦略を練る必要がある。Xは自分。自分に近い芸人を数人探し、徹底的に研究する。近いというのは、笑いの感覚が同じで、真似できそうな人間。落ちのパターンが一緒で、頑張れば真似できそう…

X+Yでものを考える

島田紳助さん。「僕がよく言うのは、「X+Y」でものを考えろ、ということ。「X」は自分の能力。自分は何ができるのか。これは自分にしかわからないのだから、自分自身と向き合って必死に探すしかありません。「Y」は世の中の流れ。売れ続けるには、常に…

ミッション・ビジョン・バリュー

上村光弼さん。「組織が一体感を持つためにはどうすれば良いのか? 結論からいうと、その組織で働く人々に、会社のミッション・ビジョン・バリューを、最初の段階から共感・共有してもらうことです。ご存知のように、ミッションとは、会社や仕事の存在意義、…

文楽の想い出

8月に古謝美佐子さんと文楽の吉田勘緑さんのコラボレーションのコンサートに行って来た。今年6月に古謝さんのコンサートに行った時に、吉田さんがゲストで来られていて、告知があったので予約したのである。コンサートそれに「吉屋チルー物語」、とてもよ…

心を満たす無形の目標

原田隆史さん。「目標により得られる利益は、物欲を満たすものだけではいけません。あくまで物心両面にわたるものでなければならないのです。有形の目標である物欲と、無形の目標である人格目標の両方が揃ってはじめて真の〔目標より得られる利益〕となるの…

ミッションとビジョン

柳井正さん。「1992年にミッションとビジョンを考えました。『いつでも、どこでも、だれでも着られる、ファッション性のある、高品質なベーシックカジュアルを、市場最低価格で継続的に提供する。そのためにローコスト経営に徹して、最短・最安で生産と販売…

原理原則は変わっていない

柳井正さん。「いかに能力のある人が入って来ても、根本的に考え方が違うと駄目だと思います。ビジネスというのは、ビジネスチャンスがあって、そこに人・モノ・カネが集まってきて『いっちょやろうじゃないか』という、単純にいえばそういうことだと思うの…

やるべき価値があるのか

村上龍さん。「やるべき価値のある仕事を共にやっていれば何か特別なことをしなくても、つまりことさら何かを教えなくても、人間は自然に成長する。問題は、部下との接し方などではない。取り組んでいる仕事が本当にやるべき価値があるのか、そのことを確認…

徳を身につける

守屋洋さん。「君子にはどんな条件が必要とされるか。煎じ詰めると、能力と徳、この二つに絞られていく。二つを並べた場合、徳のしめる比重が圧倒的に重い。徳にもいろいろあるが、孔子はどんな徳を重視したのであろうか。最も重視したのは、『仁』である。…

ビジョンより実行力

出井伸之さん。「判断のミスはたくさんあった。でも、より重大なのは、むしろ実行のミスです。ある判断に基づいて、ひとつの目標を立てますよね。で、その目標を達成するには、例えば100の行動が必要になるわけです。そのそれぞれの行動をうまくやることで、…

目標達成失敗の3パターン

原田隆史さん。「失敗する人には3種類の失敗パターンがあります。第1の失敗パターンは、”最初から目標がない人”。第2は、”途中で目標を忘れてしまった人”。驚きますね。しかし、人間は自分で設定した目標を忘れてしまうことがあるのです。失敗パターンの…

行動目標には2種類ある

原田隆史さん。「行動目標の精度を上げ、より実行しやすくするために、原田塾では行動目標をその方法論から次の2つに分けて捉えています。(1)期日目標:「いつまでにやる」と期限を決めて取り組む具体的な行動、(2)ルーティン目標:「毎日やり続ける…

時代の3歩先を行く

ぐるなびを取り上げた日経ビジネスの記事から「『9割は会社の仕事をしていません』自治体などを開拓する法人営業部の溝上執行役員はこう言ってのける。溝上氏が今、没頭しているのは自らが選んだ130以上の”自由研究”だ。例えば小水力発電。将来、水資源…

会議の目標設定と覚悟

大橋禅太郎さん。「最初の質問は、『このミーティングが終わった時にどんな成果を上げることを期待しているか?』だった。この期待を書くことで、僕の少なくとも当日9時間の目標設定ができた。全員が発表し終わると、ハワードは『各自その期待が会議が終わ…

納得度の高い説明のしかた

大橋禅太郎さん。「この説明のしかた、つまり普通だったら『(会議の参加者全員が)紙に書いてから発表すると、人の意見が入らないメリットがあるので、紙に書いてから発表して下さい(口頭で発表すると他人の意見に左右される可能性がある)』とやるところ…