2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

睡眠・運動・朝散歩

樺沢紫苑さん。「睡眠:最低、一日6時間以上の睡眠が必須。できれば、7時間以上の睡眠を推奨。時間のみならず、睡眠の『質』も大切。睡眠改善のために、寝る前2時間以内の飲酒、食事、ブルーライト(スマホ・ゲーム)、激しい運動は避け、入浴などリラッ…

1対1の頻繁な対話

マーカス・バッキンガムさん。「最高のチームリーダーを調査すると、意味づけの儀式を行っていることがわかる。それは、『チェックイン(現状確認)』と呼ばれるもので、要はチームリーダーとチームメンバーとの1対1の頻繁な対話である。頻繁と言ってもど…

ホラーが好きな人には

平山夢明さん。「世の中には『恐怖』を好む人間と嫌う人間がいるようです。まわりを見る限り、ホラーが好きな人間には、かつて恐怖に助けられた人が多いようです。怖い本を読んだり恐ろしい映画を観たりすることで人生を救われた、そんな経験をしているんで…

悪いと言わないこと

デイヴ・アスプリーさん。「現実には、根っから『悪い』ものは多くない。『悪い』というのは、あなたが何かに対して下した価値判断だ。『悪い』とレッテルを貼ることの問題は、潜在意識にその言葉が届くことで抜き差しならない不運のように感じ、心理的にも…

朝散歩の勧め

樺沢紫苑さん。「セロトニ的幸福を手に入れる最も確実でシンプルな方法は、セロトニン神経を活性化させ、セロトニンを分泌させることです。そのための方法は3つ。『朝日を浴びる』『リズム運動』『咀嚼』です。朝日を浴びるのは、午前中。できれば、起きて…

つながりとドーパミン

樺沢紫苑さん。「オキシトシンは、『お酒をもっと飲みたい』という衝動を抑える作用がある。オキシトシンは、ドーパミンの闇の側面、『もっともっと』を抑制できる。ドーパミンの暴走(依存)に対してブレーキをかけるのです。実際、アルコール依存症の患者…

セロトニンで押さえる

樺沢紫苑さん。「ドーパミンは、お酒を飲むだけでも出ます。しかし、最初は缶ビール1缶で楽しめていたものが、缶ビール2缶でないと満足できなくなり、やがて4缶飲むようになり、最後には1日で焼酎ボトル1本をあけるようになります。飲酒による幸福感、…

逓減しない幸福

樺沢紫苑さん。「ドーパミン的幸福は逓減します。『逓減しない幸福』はあるのでしょうか? セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福は、逓減しない、あるいは、逓減しづらいのです。青空を見るような爽やかな幸福感(セロトニン的幸福)は、まったく減じない。…

必要がある?

デイヴ・アスプリーさん。「親は子に、ことあるごとに『必要がある』という。人間の原始的な神経システムに『必要がある』という言葉が届くと、あったらよいという程度の欲求が、生死を分ける重大事になってしまいかねない。意識的な脳はそんな取り違えはし…

ト―パミン的幸福は逓減

樺沢紫苑さん。「ある程度の金額までは『お金があると幸せになる』と言えますが、ある程度の金額(年収800万~1000万円)を超えると、『それ以上お金が増えても、幸せはほとんど増えない』ということになります。高額宝くじの当選者に対する調査では、『宝く…

昇っている今が幸福

樺沢紫苑さん。「殆どの人は、今自分が持っている『小さな幸福』に気付かない。もっと『大きな幸福』『すごい幸福』『圧倒的な幸福』があると信じて必死に頑張ります。しかし、今そこにある『小さな幸福』に気付かない人、今の『小さな幸福』に感謝できない…

小さな幸福感こそ

樺沢紫苑さん。「何か大きな目標を達成した時、大金を手に入れた時、スポーツの大会で優勝した時、その瞬間はドーパミンが大量に分泌します。そのため、『大きな幸福』は得られますが、それは永続的なものではありません。すぐに色あせてしまいます。『幸せ…

幸せは結果ではない

樺沢紫苑さん。「ほとんどの人は、『幸せ』を『結果』として捉えていると思います。『仕事を頑張ると、幸せになれる』というように。あるいは、『頑張って、頑張って努力を続けていると、いつか幸福というご褒美が手に入る』と考えているのではないでしょう…

気付けない幸せは

樺沢紫苑さん。「私達は、セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福、すなわち『BE』の幸福をすでに手に入れている可能性があります。しかし、それは意識し、注意しないと見逃してしまうものです。『BE』の幸福に気付くことが重要。それを維持し、失わないよう…

夢中になる居場所

桜林直子さん。「インターネットによって、『オタクタイプ』の人の居場所が沢山できたのは明白だ。どこに住んでいても、コンテンツを通して繋がる手段ができたからだ。そして、ここ数年盛り上がっているオンラインサロンやコミュニティには、『ヤンキータイ…

オタクとヤンキー

桜林直子さん。「観察していると、『夢中になれる人』にも異なるタイプがいることがわかってきた。コンテンツに夢中になれる『オタクタイプ』と、仲間に夢中になる『ヤンキータイプ』の二つだ。『オタクタイプ』は、夢中になる対象が、人や作品や学問などの…

初心忘れるべからず

安田登さん。「世阿弥が書いた『初心忘れるべからず』の、『初』は『衣』偏に『刀』です。着物を作るために布地に刀を入れるということを意味します。衣を刀で裁ち切る、それが『初』です。着物を作るために、まっさらな反物に鋏を入れる。もったいないし、…

負け酒は飲まない

町田康さんの著書『しらふで生きる 大酒飲みの決断』の影響もあるけれど、酒を控えようと決意した。と書くと大酒豪のようだが、もともとアルコール分解酵素が少ないのか量を飲めない。つきあいでの酒は好きではあるけれど、それから、ワインや日本酒やウイス…

主人公にどう影響するか

リサ・クロンさん。「よくある落とし穴なのだが、作者は主人公というものを、本質的には読者には触れられない存在として書きたがる。こういう作者は、起きた出来事を書くことが、物語を書くことだと勘違いしている。本当の物語とは、起きたことが主人公にど…

炎に代数を加えたもの

リサ・クロンさん。「読者の心をとらえる物語を書くには、たえず読者の神経系統が期待するものに応えなければならない。アルゼンチンの作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスが『芸術とは炎に代数を加えたもの』と言ったのもこのことだろう。『炎』は、書き手には…

機会あるごとに目標確認

原田隆史さん。「指導したスポーツ選手の話です。彼は遠征先のホテルに入ると最初に必ずベッドの上の天井に夢・目標を書いた用紙、写真を貼ります。同様に自宅のベッドの上の天井にも用紙や写真が貼ってあります。寝る前に必ず夢・目標を再確認し、未来への…

神経回路が物語を求める

リサ・クロンさん。「物語は人間の進化にとって重要なものだ。脳科学の進歩により、人間の脳には物語に反応する神経系統が組み込まれていることがわかっている。よくできた物語がもたらす喜びとは、人間が物語に注意を向けるよう誘い込むための、自然の手だ…

思いは枯れる夢は腐る

原田隆史さん。「本当に夢を叶えたいなら、まず目標設定。ゴールを決めて、それに向かってのシナリオ(ストーリー)をつくることが成功の第一歩だとお話ししました。しかし、ただシナリオをつくっても、それを放っておいてはダメです。『思いは枯れる、夢は…

ドーパミン快楽は底なし沼

樺沢紫苑さん。「ドーパミンというのは、『依存症』の物質でもあるのです。お酒、薬物、ギャンブル、買い物、ゲーム、スマホ。こうした手軽に手に入る『快楽』でドーパミン的幸福を得ようとして、ドはまりすると、『依存症』になります。アルコール依存症、…

何はなくともまずストローク

原田隆史さん。「人は二つの栄養を摂取します。ひとつは食べ物。炭水化物とか、蛋白質など体の栄養です。しかし、それだけではダメで、心の栄養、つまり人とのかかわり(=ストローク)も同じくらい大事になります。心の栄養、ストロークとは、『人を無視し…

光で気分を盛り上げる

イングリッド・フェテル・リーさん。「日光は皮膚におけるビタミンD生成を促し、免疫システムを調節し、感情のバランスを保つ神経伝達物質セロトニンのレベルに影響を与える。日照時間の短い高緯度地方では、多くの人が季節性情動障害として知られる冬の鬱…

感情なければ理性なし

リサ・クロンさん。「多くの人々は、理性と感情は両極にあるものと信じている。実のところ、感情がなければ理性もまったく存在しないのだ。脳科学者アントニオ・ダマシオの患者は、脳の損傷のせいで、感情を経験できなくなった。その結果、彼はまったく超然…

N字のプロフィール

吉田浩さん。「魅力的なプロフィール作りの方法は4000年前からありました。ベースは『神話の法則』にあります。ヘラクレスを始め、日本の日本武尊など、あらゆる神話、伝説、昔話、おとぎ話に登場するヒーロー、ヒロインは、ボトムの【出発】から始まり、成…

読者は意味を探る

リサ・クロンさん。「すべての物語はたった一文でまとめられるという言葉をよく聞く。つまり読者は、最初の一文から、何かが変わろうとしている(必ずしも良いほうとは限らない)のを感じたがっているということだ。単純に言えば、人は関心を持つ理由を探し…

最初の一文から

リサ・クロンさん。「物語では現実生活で煩わしい厄介ごとを全て無視し、目下の課題、即ち、”作者が巧妙に仕掛けた難題を解決するためには、主人公は何に向き合わなければならないか?”ということに集中できる。そしてこの難題が、起きるすべての物事を最初…