2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

20年後の構想実現

新入社員の頃、あることについて、「かくあるべし」との提案を当該部門にレポートにして持ち込んだことがある。配属された部門はそれに関係した部門ではなく、そういう提案をすることが奨励されているわけではなかった。それが19年前。まだわからぬが、ちょ…

3つのコンピタンス

大久保幸夫さん。「これから何を手に入れるか──と考えたとき、いい仕事をするためのコンピテンスが重要だと思っています。一つは、継続的に学習する習慣です。二つ目は、情報交換のために必要なコミュニケーションの力です。もう一つは、自分で課題を設定す…

急斜面での自信

昨年に引き続き、家族でりんご農家の方々との交流スキーツアーというのに行ってきた。リンゴ農家の方々の農閑期にスキーを教えて貰いながら交流するという企画である。総勢30人弱で、子供達は男の子部屋と女の小部屋に別れ、みんなで面倒を見あいながら滑…

感動ソフトと行動ソフト

くらたまなぶさん。「どんなメディアも、盛り込まれるソフトは次の二つに集約できる。(1)感動ソフト(エンターテインメント):メディアに接したユーザーは心を動かす。(2)行動ソフト(アクション):メディアに接したユーザーは体を動かす。(1)は…

ブレストは夢誰何から 

くらたまなぶさん。「ブレーンストーミングはものずごく重要な技術だ。ブレストはうまいかヘタかで天と地の開きが出てしまう。まずブレストの目的をはっきりさせたい。何のためにやるものなのか。ブレストは、4つの目的に向かっていくものだ。(1)どんな…

テーマ挑戦3つの作業

くらたまなぶさん。「『生まれてはじめてにチャレンジする』ということは、『自分から遠いテーマに挑戦する』ということでもある。そして、その際には、次の3つの作業に没頭する。(1)人にききまくる。(2)資料を読みまくる。(3)とにかく実践する。…

言葉が人を動かす

日本ではあうんの呼吸、言わなくても分かる、背中で動かす、というようなことを言われる。しかし、グローバルにとなるとさすがにそれでは通じない。では、人を動かすものはなにか、という話をある方から伺った。欧米では、それは「言葉」であるという。人の…

イノベーション

経営品質協議会のテキストより抜粋。「シュンペーターは、要素の新結合をイノベーションととらえ、経済発展の担い手である企業家が行うものとして、次の5つをあげています。(1)新しい製品、あるいは新しい品質の製品の生産、(2)新しい生産方式の導入…

その日のことは

渡邉美樹さん。「どんなに忙しくても、その日のことは当日のうちにやりぬくのがポリシーです。僕の場合、朝6時に出社して深夜まで働くことも多く、平均睡眠時間は4時間ですが、きついとは思いませんね。経営者は24時間働くつもりでなくては。睡眠は長さでは…

GEのバリュー

GE社は8つのバリューを持っている。(1)CURIOUS:好奇心、例えば独創的で新しいアイデアを生み出す。(2)PASSIONATE:情熱、例えば熱意を持って行動する、(3)RESOURCEFUL:工夫に富む、例えば利用できる資源を使って仕事を常に成し遂げる。(4)A…

リーダーシップの技術

ジェームズ・オトゥール教授「これまでのリーダー像は、きまって大声で命令し、あちこち走り回ってはあらゆる仕事に首をつっこむタイプである。しかし、ハーマン・ミラー社のマックス・デュプリーは自らの経験から、大声で怒鳴ったり、鞭で叩いても、従業員…

気にすることなく

マザーテレサ。「人は不合理、非論理、利己的です/気にすることなく、人を愛しなさい/あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう/気にすることなく、善を行いなさい/目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう/…

経営者は常に溌剌

新浪剛史さん。「(社員が元気にやるためには)僕が元気じゃないといけない。常に溌剌としていて、常に元気じゃないといけない。自分のモチベーションをあげるというのは社長にとっては大切なことで、それは即ち自分が元気になるということなんです。例えば…

できると百回言ってみい!

永守重信さんのエピソード。永守さんが立ち上げた日本電産の創業期には、「どんなものでも試作します」をモットーに、様々なチャレンジに挑んだ。難しい案件が入り、技術部隊が音を上げそうになると、永守さんは決まって「大声で百回できると言ってみい」と…

天職にできる

高橋俊介さん。「『キャリア目標を明確に持たなければならない』と並ぶキャリアに関する大きな誤解は、『どの仕事を選ぶかで”キャリアの幸せ”が決まる』という考え方です。やりたい仕事を見つけ出し、それを目標にして頑張れば理想のキャリアを築くことがで…

10%の理解で変化する

日野自動車の蛇川忠暉さん。「私は今回、日野自動車での対話で、10%の人に理解してもらえれば、想いは伝わっていくということを実感しました。10%の人を変革の先導者にできれば、組織は変化に向けて動き出します。この10%の人が伝導師にもなってくれるの…

ビジネスへの情熱

ルイス・ガースナー「情熱を示すことは、優秀な経営者の全員が経営スタイルの一部にしている点である。陰鬱な悲観主義者のもとで働きたいと考える人がいるだろうか。コップが半分満ちているとは考えず、コップが半分空だといつも指摘する幹部のもとで働きた…

フロネシスの構成能力

野中郁次郎さんによると、近年、政治学の世界では哲学者アリストテレスが唱えた「フロネシス(賢慮)」という概念に関心が高まっているという。「フロネシスとは、そのときの文脈や状況に応じて最善の判断と行為ができる実践的な知恵をいう。ただの思慮分別…

企画の訓練

横山征次さんが講演会で「企画・アイデアを出すには日頃の訓練が必要である。あるソニーの企画マンは、信号待ちをしていて、横断歩道を渡りきるまでに企画をひとつ考えるという訓練をしていたという。その積み重ねが企画の能力を鍛えるのだ。また、経験から…

今ないものを信じる

学習院大学教授の内野崇さんは、物事にトライする際の4つのポイントとして、(1)大きな目標を掲げる。既存の枠組みを疑い、根源にさかのぼって考える。(2)先端事例、周辺事例に目を向ける。メインストリームに問題解決の糸口はないかもしれない。(3…

ドズヴァルドの生ハム

西岡郁夫さん講演から。「イタリアに『生ハムのフェラーリ』と言われる美味しい生ハムがある。社長のドズヴァルドはいくら頼まれても『これ以上生産すると味が落ちる』と年間1500本しか生産しない。著名人が列を作って待っているが、イタリアの現首相も国賓…

魅力あるものは機会に合う

江川淑夫さん。「人が名を成す条件は、独創性、オリジナリティが芳香を発すること。有力者がその芳香を評価し、認知し、時には引き立て役になる。支持者の数が増え、土台が形成される。そのためには、小さな努力を続け、積み重ねて、参加の意思表示として『…