2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

やめないと決めること

畑村洋太郎さん。「根気を持続させるコツはないが、一つアドバイスするなら、自分で決めることだ。サボらない。手抜きをしない。あるいは、どんなに足取りが遅くてもやめない、と自分で決める。自分で「やめない」と決めると考え方がシンプルになる。たとえ…

運・鈍・根

畑村洋太郎さん。「私は何かの計画や企画を成し遂げる為には、『運・鈍・根』の三つの要素が必要だと思っている。まず運。運がない人、運がない計画は絶対成功しない。そして鈍。何かを成し遂げようと行動する人は少々鈍感なくらいでなければいけない。状況…

人生の移行期

人生の移行期には生活構造に大きな変容を迫られるとのこと。レビンソンという人によると、特に人生の40歳から45歳のミドルへの過度期にある年代の課題は、(1)若さと老い、(2)男らしさと女らしさ、(3)破壊と創造、(4)愛着と分離、という4つの相反…

カジノの馬鹿力 [カジノの愉しみ]

サントリー提供のFM番組「サタデー・ウェイティング・バー」はお気に入りのプログラムなのだが、最近の放送のテーマは「カジノが日本にやってくいる!」だった。番組では日本に導入されるなら、沖縄と熱海が有力と最後にコメントしていた。沖縄にいたとき…

企画にあたっての5項目

畑村洋太郎さん。「計画や企画の立案の際には、「人」「金」「モノ」「時間」「気」という5つの項目で構成要素を考えてみるといい。」という。「人」は例えば計画の実行者を誰にするのか、どういう顧客を想定するか、誰との折衝が必要か、どんな専門家に協…

きちんとした目標設定   

畑村洋太郎さん。「物事を計画したり、企画するときに一番大事なことは何か。それは自分が何をやりたいのか、目標設定をきちんとすることである。きちんとした目標設定というのは、それが言葉で言える、さもなければ絵に描ける、ということだ。『年間三億円…

人生の正午

ユングは、40歳を「人生の正午(the meridian of his arc of life)」と言ったという。ユングによれば、人生の正午を境として、人生の前半と後半とは様相がだいぶ異なるという。ユングは、生涯を通した人間の発達を考えた。人生前半の人間の発達は、労働と…

威愛清簡教

故亀井正夫さん。「リーダーになる人、上に立つ者の心がけは山鹿素行の「聖教要録」にある「威・愛・清・簡・教」の5つの文字に尽きるというのです。「威」とは威厳です。トップに立つ人はやはり威厳がなければいけませんが、威張ることではありません。実…

時間の加速度を殺す

スキーを習った時、ターンの度にスピードを殺してコントロールできるようにするのだと教わった。傾斜のきついところにいくと、万年ボーゲンの身としてはどうしても加速度が付いて直滑降から転倒となっていたのが、少しはターンの折りにエッジをかませてスピ…

プロの経営者

ダイエーのV革を成功させたといわれる河島博氏を評して、ある人がプロの経営者である理由を4つあげている。1つ目は、ものすごい勉強家だということ。2つ目は、数字にむちゃくちゃ強かったこと。「ビジネスの世界にまあ、このくらいはありません。すべて…

情報収集の成否

「週刊ダイヤモンド」の名編集長として名をはせた岩佐豊さんが、「インタビューの前半は互いの位置関係を決めるためのジャブの出し合い。ここで対等以上の関係にならなければよい情報はとれない。そのためには事前の情報収集が決め手。たとえば、取材先の同…

すべては夢から始まる

孫正義さん。「ソフトバンクの企業戦略についてお話ししてきたが、あくまでもこれらは方法論である。我々が成功したのは理念であり、ビジョンなのだ。ベンチャーを目指すすべての人々に『すべては夢から始まる』と言いたい。そして、その夢が社会全体、人類…

志と使命感

パソナ南部靖之さんの98年のインタビュー。「とうとう僕は一大決心をして神戸復興に取り組もうと思いました。誇張でも何でもなく、自分の人生を賭けてこれをやろうと思った。またそのくらいの気概と決断を持って取り組まなければできることではありません…

年齢に合った職業

曽野綾子さん。「すべての人がその年にあった生活の方法を要求される。寿命という言葉は、ギリシア語で『ヘリキア』というが、これは寿命と共に「その年齢に合った職業」という知恵が隠されている。つまり青年は運動選手に向くが、中年はもはやスポーツで記…

空中ブランコ  

最近の読書録から。よしもとばなな「体はなんでも知っている」本人が作家として成長した短編集というだけあって、うまい。石田衣良「スローグッドバイ」「1ポンドの悲しみ」両方とも短編集で安心して読めた。エンタメ系うまいでいうと、奥田英朗「空中ブラ…

トレンドの予測

ソフトバンクの孫正義さん。「17年前、僕は3つのトレンドを予測し、断言した。第1は「すべての産業の中で情報産業が1番になる」、第2は「大型コンピュータはニッチ(隙間)産業になり、パソコンがメーンになる」、第3は「ハード主体からソフト中心にな…

ビジネスの原理原則

南部靖之さん。「もともとぼくが人材派遣ビジネスを思いついたのは、仕事経験も技能も意欲もありながら、働く場と機会を持たないそんな大勢の主婦に職場を提供したいと考えたからです。つまり、まず最初に派遣スタッフありきです。もし料金を下げれば今まで…

志を掲げる

孫正義さん。「ベンチャーを問わず、あらゆるビジネスに大切なのは『志(こころざし)=理念』であり、それを実現したいというひたむきな『情熱』である。 まず、理念があり、ビジョンがあり、それを実現するために戦略がある。理念やビジョンのない戦略は成…

人間性を高める戦い

渡邉美樹さん。「目標に対して完全納得しているかどうかが仕事の前提です。そうでなくては力を発揮できないし、夢はかないません。自分のこととして目標を定め、完全納得して仕事にあたっているのでなくては、目標など立てる資格も意味もありません。(中略…

仕事は人生そのもの

渡邉美樹さん。「私にとっては仕事は人生そのものです。オンとオフを分けて考える人がいますが、私はいつもオンです。常に問題意識を持ち計画を修正し続けようと思ったら、365日24時間、頭を働かせていなかったらできません。たった一日でも考えること…