2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
石川善樹さん。「好奇心がある限りは『学び』のモチベーションはずっと続く。一方で、好奇心が生まれるのを一番邪魔しているのは僕らの理性。理性が先にくると、普通のものを見て『普通だな』と思うようになってしまう。すると当然、好奇心は生まれなくなり…
クリス・ヴォスさん。「共感とは、他人に注意を払い、何を感じているかを尋ね、その人の世界を理解しようと力を尽くすことである。相手の価値観や信条に同意しろ、あるいは無条件に受け入れろなどとは、一言もいっていないことに注目して貰いたい。それは同…
クリス・ヴォスさん。「急ぎすぎることは、すべての交渉人が犯しがちな間違いである。人はあまりに急かされると話を聞いてもらえないように感じ、せっかく築いた親密な関係や信頼が損なわれる恐れがある。交渉人にとって、時間の経過は最も重要なツールのひ…
石川善樹さん。「科学はHOWとWHAT、『いかにして』『何がどうなっているのか』を問うけれど、宗教はWHYとWHOの学問なんです。『なぜ』『誰』を問うのが宗教。例えば、『なぜ宇宙が誕生したんだろう』っていうのは宗教的な問いの立て方なんです。それはつきつ…
黒川伊保子さん。「本質脳になるのは、五十代半ば。五十五歳ごろ、脳内では、人類最大の英知=連想記憶力がピークを迎える。連想記憶力は、ものごとの本質や、人の資質を見抜く力。事業戦略力やトラブル対応力にも寄与する人間総合力である。この能力が使え…
中野信子さん。「あなたの近くに、愛しく思える、自分より弱い存在の人がいるとしたら、その存在を目いっぱいの愛情をもって育てること。それがあなたの能力向上、ひいては、『運』の向上に繋がる可能性があります。愛情をもって子どもを育てた経験のあるラ…
石川善樹さん。「物事を始める時の感情は、『希望』(絶望を経て生まれる感情)か『恐怖』のどちらかだと言われています。でも、この2つだけだと続きにくい。継続の為の感情はハッピーとかエンジョイとか、また違うものになるんです。そして最終的に習慣に…
黒川伊保子さん。「ヒトの脳は、人生最大数の神経回路数で生まれ、全方位の情報に感応できる才能を有しているが、このままでは知性を持てない。このため、三歳になるまでに、母語や現環境の認知に必要な回路を厳選し、余分な回路を捨てるのである。そうして…
石川善樹さん。「人生には次に挙げる3つの活動があります。(1)新しいアイデアを外に取りに行く、(2)コミュニティでシェアする、(3)新しいアイデアを考える。で、これがもっともうまく機能する最大人数が10万人といわれているんです。10万を超…
いろいろなことが人生にはある。あるのだけれども、それはそれとして、まあ生きてはいくわけで。先週、『生誕150年・横山大観展』を京都に観に行った。大観といえば、ずっと「無我」という童子らしき図柄の切手のイメージだった。今の自分と同じ年齢の頃…
菅原洋平さん。「溜まった睡眠負債を減らすには、何をすればいいのでしょうか。それが日中の『目を閉じるだけ休憩』です。やり方にはコツがあります。『○分後に起きる』と3回頭の中で唱えると、目覚めの前に心拍数が上がり目覚めやすくなります。目を閉じる…
林成之さん。「一般的に日本人選手は初球には手を出さない人が多いといわれています。じっくりと自分が打ちやすい球が来るのを待つ。いわゆるスロースターターが多いのです。しかし、これは思考や機能が『一気に高まる』という脳の特性から見れば、あまりい…
黒川伊保子さん。「私達は、生まれてからの7年周期に、就職や結婚のような環境が変わってからの7年周期を折り重ねるように生きている。人生の7年周期でいうと、7×7の49歳は更年期にあたる。女性の閉経の平均が49歳11か月。49歳は男性の突然死と自殺のピー…
黒川伊保子さん。「14歳までに感性が整った脳は、その後、28歳までの14年間に、単純記憶力を最大限に使う。この時期の暗記は、単なる暗記に留まらない。その陰で、センスを作りだしていくからだ。たとえば、英単語を2千語覚える間に、英語の音韻センスを身…
黒川伊保子さん。「進化期を越えたのち、14歳、おとな脳が完成する。14歳は、特別な年齢である。おとなの感性が整った年。つまり、以降の長い人生を、私たちは14歳の感性で生きていくことになる。自分を見失ったら、14歳のときに夢中だったものに触れてみる…
三宅裕之さん。「毎朝、起きたらすぐに洗面所の鏡を磨く。その際、数秒でかまわないのでニッコリと笑顔をつくる。あまり笑いたくない気分の時でも、強引に笑顔を作ってみる。出張先でも同様に、起きたら必ずホテルの鏡を磨く。鏡が光ると洗面所全体がパッと…
黒川伊保子さん。「武道もまた、型や素振りによって、あらかじめ身体イメージを創り上げ、相手の動きにあわせて、とっさに日頃培った身体イメージを繰り出すことによって闘うので、これもまた、左右脳連携の密度の濃さは半端じゃない。さらに、書道や茶道の…
小西利行さん。「2つめの『まとメモ』メソッドは、『←(矢印)』です。ただの『←』。でもこれが、決定的に大切なことをメモに生みだしてくれます。秩序を生むのが『←』の役割なのです。打ち合わせで出たアイデアや情報をメモしたら、その後、少しだけ時間を…
小西利行さん。「メモは普通、自分のために書くものです。だから本来、雑誌のような『見出し』は必要ないはず。でも実は違います。なぜなら『見出し』があると、そのメモに興味が生まれ、そのメモを『もっと知りたい』という気持ちが生まれるからです。メモ…
黒川伊保子さん「女性脳の真理演算を推進する為には、共感してあげること。これに尽きる。『あ〜、わかるよ、彼はそういう口を利くんだよな』『そうだよね、きみは、そういう気持ちだったんだよね』なんていうふうに。そのうえで、『きみも言うねぇ』なんて…
黒川伊保子さん「何度も言うが、女性脳は共感で回っている。共感がなければ生きていけない脳なのである。女性は、強い感情を長引かせて、その感情の起点になった経験を知識化する。そうして、その信号を解消したい時、傍らにいる誰かに共感を求めるのである…
石川善樹さん。「『長く活躍できる科学者は、一発屋とどう違うのか』って研究があるんですが、長く活躍できる人って、平均5回ぐらい、大胆に研究分野を変えている人のようなんです。つまり5つくらいの新しいコミュニティから知見をとってきている。他の人…
石川善樹さん。「科学者の立場として、ごきげんがマルで不機嫌がバツかというと、そうじゃないと思っているんですね。すべての感情には、いい悪いじゃなくて役割がある。たとえば、不機嫌なときは物事を厳密に考えやすくなるんですよ。ごきげんな人は漏れが…
石川善樹さん。「『幸せ』と『怒り』はけっこう似ていて、両方とも楽観的な思考法ですね。ただ、時間軸が違っていて、ポジティブ感情のほうがより中長期的に働きます。人間は中長期的に生き延びるためにポジティブ感情を生みだしたともいわれているんです。…
齋藤孝さん。「機嫌について、『気分』『状態』という言葉を使うと、『気の持ちようじゃないか』と精神論ばかりで頑張る人がいます。しかし、気分や状態のベースを作りだしているのは、体です。人間の三大欲求を思いだして下さい。食欲、性欲、睡眠欲ですよ…
黒川伊保子さん「何があろうとも妻の前では、妻を依怙贔屓しなければならない。公平でないことに『心』や『意味』がある、と信じる脳だからだ。少年漫画と少女漫画を見ていると、男女脳のセンスの違いが見えて面白い。少女漫画は、依怙贔屓の連続。『何の取…
黒川伊保子さん「『他人の体験談』をも取りこめば、『とっさの知恵』が爆発的に増やせる。でも、どうやって、『他人の体験談』に『心の動き』の見出しをつけると思う?ーそう、共感すればいいのだ。他人の体験談に、『わかる、わかるわ〜、そうなのよ〜、情…
はせくらみゆきさん。「言葉にするときには、感謝の気持ちをこめて過去形で言い切るようにするのがポイントです。感謝の気持を込めるのは、自分がこうありたといったイメージは、『感謝力』が満ちたときに加速して現実化すると考えているからです。過去形で…
トム・ラスさん。「現代には、今この瞬間の欲求を満たす選択肢があまりにも沢山あるので、将来の為になるような適切な長期的判断をするのが難しくなっているのです。今すぐ得られる”ごほうび”に手が伸びるのは、自然なことです。短期的利益を優先する傾向は…
黒川伊保子さん。「それでも、問題点を突く前に、たった一言、『いいアイデアだね』『いいところに気がついたね』と言ってくれたら、私たち女性も、次の提案への意欲がむくむくと湧いてくるのに。いきなり問題点を突かれると、それが会社だとわかっていても…