2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ニュートラルな刺激を無視

小池龍之介さん。「『欲』、『怒り』『無知』の3つの煩悩のうち、ベースになるのが『無知』です。これは『ものを知らない』という意味ではありません。感覚のセンサーが鈍く、目の前の現実に興味を持たなくなるということです。例えば、普段の食事をきちん…

欲・怒り・無知

小池龍之介さん。「ストレスのもとになるもの、それは煩悩であると、仏教では考えます。主要な煩悩は、『欲』、『怒り』『無知』の3つ。それを生みだすのは私達自身の心です。仏教では、人の真理は快楽と不快に支配されていると考えます。私達が五感や意識…

現実イメージング

鈴木祐さん。「質問型アクションを達成する迄のプロセスを、できるだけリアルに頭のなかに思い描いてください。質問型アクション「鈴木一郎は、午後7時にジムで2キロのランニングをするか?」現実イメージング「近所のコンビニ前を通って近所のジムに向か…

没頭していること自体が

吉田尚記さん。「誰もが夢中でいること、没頭していることをどんどんやっている状態。社会ってそこを基準に回すべきだと思うんです。色んな行動の中に、誰かの夢中とか没頭がある。そうじゃなければ社会が僕らの生活を担保する意味がないと思う。人間って、…

人生の解釈を変える

田坂広志さん。「無意識の世界を変え、『良い運気』を引き寄せるための技法は、自分の過去の人生における『ネガティブな体験』を、一つ一つ、『陽転』させていくことによって、無意識の世界にあるネガティブな想念を消していく技法である。それは、言葉を換…

存在をまるごと受け入れる

エリック・シュミットさん。「『愛』とは、ビジネスシーンではまあり聞かれない言葉だ。だがビルは違った。彼は人間の部分と仕事の部分を分けず、どんな人もまるごとの人間として、つまり仕事とプライベート、家族、感情など、すべての部分が合わさった存在…

反復で思いこむ

鈴木祐さん。「『反復』もまた現代人には善にも悪にも働きます。善の代表例は音楽でしょう。一定のリズムと旋律をくり返す音楽の特性は人間の反復システムを刺激し、共同体の結束やモチベーションの向上、ストレスの解消といった種々のメリットをもたらしま…

5のルール

鈴木祐さん。「5のルールは、カウンセリングの世界などで『先延ばし対策』に使われるテクニックで、基本的なルールは単純です。仕事をやめて休憩したくなったら、あと5分だけ続ける。あと5ページだけ読む。作業を止めたくなったら、とにかく5の数を使っ…

楽しくなるスキルを磨く

吉田尚記さん。「人間って、基本的に経験を積めばスキルが上がるものです。本来最も上げるべきスキルって何?って考えたとき、『自分が一番磨くべきスキルは、自分が楽しくなるスキル』だと僕は思うんです。しかもそれはスキルなので磨くことができる。ここ…

欲・怒り・無知

小池龍之介さん。「ストレスのもとになるもの、それは煩悩であると、仏教では考えます。主要な煩悩は、『欲』、『怒り』『無知』の3つ。それを生みだすのは私達自身の心です。仏教では、人の真理は快楽と不快に支配されていると考えます。私達が五感や意識…

達成バイアスを使う

鈴木祐さん。「大事な勉強をしなければならないのに、なんとなく不要なメールの返信に集中したり、YouTubeを見続けたりしてしまう……。長期的で重要なタスクより、短期的で重要度が低いタスクに意識を集中させてしまう現象を『達成バイアス』と呼びます。私た…

儀式作りの2条件

鈴木祐さん。「あなたの獣はどのような無意味な儀式にでも反応します。テニスのナダルがいつも2本のボトルから交互に水を飲むように、陸上のミシェル・ジュネクが試合前に不思議なダンスを踊るように、実際のタスクには直接に関わりがない動作でも構いませ…

没頭へ向かうメソッド

吉田尚記さん。「(1)楽しいと思ったことを書きだしてみる。(2)まずは手を動かす=行動すること。片手より両手の方が有効なのではないでしょうか。基本料理は両手だよね。読書も紙の本を両手で持ってめくる方が楽しいし集中できる気がします。片手だと…

開き直る方法

吉田尚記さん。「(1)不安→(2)開き直り→(3)没頭という流れの中で、『開き直り』だけが行動なんです。結局、不安から没頭へたどりつくには行動しかない、ということです。ダルビッシュ選手ってね、今の自分のことを『40歳までダラダラと過ごしてしま…

没頭に入る方法

吉田尚記さん。「石川善樹さんが教えてくれた没頭に入る方法を紹介しましょう。(1)まずはストレスをかける(交感神経を働かせる)(2)次に一気にリラックス(副交感神経を働かせる)(3)目の前のやるべき行為に集中する。この流れはとっても重要で、…

没頭する仕組み

吉田尚記さん。「『没頭する仕組み』について考えるときに重要なのは、以下の3つです。(1)ゴールとルールがはっきりしていてフィードバックが早いこと。(2)その場の状況を自分でコントロールできていること。(3)自分の持っているスキルと行為のバ…

4%のチャレンジ

吉田尚記さん。「『没頭』は、あっという間に時間が過ぎて、終わった後にスッキリしている。没頭する為のコツの一つは『結果が得られるまでのスパンを短くする』。勉強も100問全部を解いてから答え合わせをするよりも、1問ずつ答え合わせした方が集中できる…

やる気のない原因

野村克也さん。「『やる気のない選手の原因』の主たるものは次の7つである。(1)能力の割に目標が低い。(2)単調な反復を打ち破る手段を持たない。(3)限界を感じ、妥協したり、自分の力を限定したりしている。(4)成功の経験が少なく、挫折感に支…

快楽意味没頭

吉田尚記さん。「『ポジティブ心理学』では、人の幸福度を『快楽(ポジティブ感情)』『意味(意味・意義)』『没頭(エンゲージメント)』という3つの要素に分けて分析しています。『快楽』は『ポジティブ感情』とあるように、楽しかったり心地いいと感じ…

没頭の要素

吉田尚記さん。「具体的に、『没頭』を読み解いていきましょう。(1)ゴールとルールがはっきりしていて、フィードバックが早いこと。例えばサッカーや野球など、スポーツを例にとるとわかりやすいでしょう。料理もフローを導きやすいと書かれていました。…

人生の目標は上機嫌

吉田尚記さん。「幸せの要素として、『快楽』はわかりやすいですよね。ご馳走を食べて美味しいとか、遊んでいて楽しいとか、自分が心地よいと感じること。『意味』は、有名になりたいとか、人より高い地位に昇りつめたいとか、あるいは誰かの役に立ちたいと…

没頭は幸福の一要素

吉田尚記さん。「『なんとなくつまらない』とか『漠然とした不安』。こういう感情を完全に消し去ることはできなくても、それを忘れているときは何かに『没頭』しているとき。何かに夢中になって没頭している時って、つまらなくもないし不安でもないですよね…

和解の想念の浄化力

田坂広志さん。「第三の習慣、『和解の想念の浄化力を用いる』とは、生活や仕事の人間関係において、摩擦や葛藤、反目や衝突がある人と、心の中で、一人一人と和解していく技法である。我々の心の中のネガティブな想念の多くが、『人間関係』での摩擦や葛藤…

人との会話は没頭

吉田尚記さん。「人って一人になると落ち込むんですって。どんなに健康な人でも、長く一人でいると憂鬱な考えが心を占めたり、意識が無秩序になっていくそうです。それが人と交流することで解消される。なぜなら、人との会話は弱いけれど『没頭』だから。他…

質問型アクション

鈴木祐さん。「デイリータスクについて、『質問型アクション』を設定します。次のフォーマットに変換してください。『自分の名前』は、『時間』に『場所』で『デイリータスク』をするか? わざわざタスクを質問形式に変えるのは、『問いかけ行動効果』と呼ば…

ワクワクして目が覚めて

吉田尚記さん。「予防医学では、一番最初に『幸せ』を定義しなければいけないんだそうです。予防医学が目指すのは多くの人の健康であって、それはすなわち『幸せ』なんだけど、それだとちょっと漠然としずぎているから、もっと具体的なところまで落とさない…

ネガティブを消すほうが

田坂広志さん。「従来の方法は、表面意識の世界にポジティブな想念を強く抱くことによって、それを無意識の世界に浸透させるものだった。しかし、そうした方法が上手くいかないのは、すでに無意識の世界に存在する多くのネガティブな想念が、そのポジティブ…

自然の浄化力に委ねる

田坂広志さん。「無意識のネガティブな想念を浄化していくには、日々の習慣を改め、『三つの習慣』を身につけることである。第一の習慣は、自然の偉大な浄化力に委ねる。第二の習慣は、言葉の密かな浄化力を活かす。第三の習慣は、和解の想念の浄化力を用い…

無邪気な心

田坂広志さん。「大人でも、子供のように『無邪気な心』を持っている人は、『想念の分離』が起こらない。世の中を見渡すと、成功している経営者には『無邪気な心』を持った人が多い。特に、ベンチャーで成功する起業家などには、『この会社は、必ず大きくな…

無意識の世界を変える

田坂広志さん。「なぜ、これまで語られてきた『無意識を変える方法』では、無意識の世界を変えることができないのか。その世界をポジティブな想念で満たすことができないのか。大きく3つの理由がある。第一の理由は、我々の無意識の世界には、日々、多くの…