2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

いい結果に喜ばない

星渉さん。「いい結果が出たら、絶対に喜んではいけません。結果を出すことができた!!自分が望んでいたことが実現できたら嬉しいですよね。そんなときは、『この成功体験を記憶に定着させる為に強い感情を伴って喜ぼう!!』と思ってしまうかもしれません…

曖昧だった目標を明確に

星渉さん。「曖昧なものに出会ってしまうと思考がフリーズしてしまうのです。思考が停止するということは、どんな行動をしよう、ということも考えられませんから、当然、目標が達成されることもありません。しかし、この『南の島に行く』が、『来年の年末年…

目標は曖昧でなく具体的

星渉さん。「『やる気の壁』を突破するコツとしては、目標の設定を、達成したイメージが湧く大きさまで小さくする、ことがあげられます。目標設定が苦手、という人の原因として、『曖昧な目標を設定してしまっていること』があげられます。たとえば、あなた…

未来体験の先取り

星渉さん。「ライフスタイルを変えたいなら、『引っ越しをしたいと思っている街に行く』などが未来体験の先取りになります。住みたいなと思っている物件を見に行き体験したり、働きたい職場の雰囲気を肌で感じたり、欲しい服を試着してみたり、未来の体験は…

人生の試着をする

星渉さん。「それは『人生の試着をする』という方法は『現実』と『未来記憶』のギャップを痛いほど感じる、というやり方です。『未来の経験の先取り』をするのです。未来記憶の定着には、『感情』が大きく影響します。イメージを膨らませた時よりも、実際に…

写真や画像を使う

星渉さん。「イメージをつくるのが苦手、という人もいるかもしれません。その場合におススメなのが、写真や画像を使うという方法です。私も起業したばかりのときに、ベストセラー作家になりたい! という目標をもち、その未来記憶をつくり画像もつくりました…

実際に声に出す

星渉さん。「未来記憶をつくることができたら、②何度も頭のなかで、その場面を繰り返しイメージします。自分の目標や実現したいことが実現した瞬間を何度も味わうのです。この時に、つくり出した未来記憶の場面で、自分が発している声。もしくは心の声を実際…

未来記憶のつくり方

星渉さん。「未来記憶のつくり方は簡単です。その方法をお伝えします。ポイントは3つです。①未来記憶は、イメージ、音声、感情、動作、の4点セットでつくる。②①を何回も思い出し体験する(最低5回以上)、③②を毎日繰り返す。以上です。これだけなら、誰で…

過去記憶とのギャップで

星渉さん。「過去記憶は文字通り、過去の自分の記憶。過去の記憶と現実のギャップも、ギャップモチベーションが生まれるきっかけになります。『1カ月早起きして練習したから1位を取ることができた』という過去記憶が私にはできあがりました。翌年の小学校…

未来記憶とは

星渉さん。「『未来記憶』とは、『強い感情(こうなりたい)と一緒に想像した未来の姿』です。強い感情が伴った未来の記憶が脳に刻まれると、『未来と現実のギャップを埋めよう』とギャップモチベーションが生まれる。そして、そのギャップを埋めるために、…

埋めたい気持ち

星渉さん。「ギャップモチベーションとは、一言で言うと、『ギャップを埋めたい気持ち』です。私たちの行動の多くに指示を出す『脳』は、ギャップを感じると、自動的にそれを埋めようとします。そこには、やる気を出すとか出さないとかはありません。ただ、…

上がったものは落ちる

星渉さん。「1つ目のやる気が『ハイモチベーション』です。このハイモチベーションが危険な理由は『上がったものは、落ちる』という原理原則にあります。つまり、急激に上げたモチベーションは下がりやすいのです。『ハイモチベーション』は続かないんです…

目的型と夢中型

為末大さん。「モチベーションには二種類あると僕は考えています。目的型のモチベーションと夢中型のモチベーションです。目的型は、『一生懸命トレーニングをする。なぜなら勝ちたいからだ。勝って名声を得たいからだ』。勝つという目的に向けて動くもので…

努力の即時報酬を設定

為末大さん。「努力に見合うリターンだけで継続するには、モチベーションが保ちにくいんですね。それでも何か理解が深まっていく感じが、自分の体の中にあるんじゃないか。言い換えると、自分の知らない自分を知っていくという喜びが、それでもあるんじゃな…

熟達度とフロー

下條信輔さん。「熟練者とそうでない人とでは、『フロー』に入りやすいかどうか当然違ってくるでしょう。チクセントミハイは、初心者でもチャレンジのレベルを低くしてあげればゾーンに入れるという趣旨のことを言っているのですが、それはちょっといんちき…

怒りでやることは失敗する

アルボムッレ・スマナサーラさん。「大事なポイントを言います。『怒りでやることは、なんでも失敗する』です。だから、『怒らないこと』が大事なのです。怒りの結果は、必ず悪い。必ず不幸になるのです。怒りそのものはもちろん、生きるうえでの脅迫感、恐…

8割まで仕上げる

秋田道夫さん。「早く出すのは自分のためではなく、相手に時間をプレゼントするようなつもりです。わたしのポリシーは、他の人の半分の時間で8割まで仕上げること。でも、話の種明かしをすると、ものごとの8割までは案外さっさとできるんですよ。8割から…

服装は出会った人への

秋田道夫さん。「自分で自分は確認できないですよね。鏡を見てもそれが本当に自分なのか分かりません。じゃあどうやって自分を確認するかといえば、『他の人と出会った時』に自分が何なのかが分かると思っています。『服装は出会った人へのプレゼント』だと…

気持ちの豊かさ

秋田道夫さん。「人生を豊かに楽しむためには、まず健康が第一ですし、ある程度のお金も必要だとは思いますが、それよりも大事なのは気持ちの豊かさですね。気持ちの豊かさを保てるかどうかが、人生の満足度を決めると思います。イメージとしては、ふわっと…

気が利く人は得を

秋田道夫さん。「気を使う人は損をする。気が利く人は得をする。自分を消耗してしまうか、ちゃんと保てるかの違いです。『気を使う』というのは、人からどう見られているのかを気にして神経をすり減らすイメージがあります。それに対し、『気が利く』という…

居心地に敏感に

秋田道夫さん。「心がけていることは、自分の『居心地』に対して敏感になり、居心地のよい状態を保つ努力を惜しまないことですね。ちょっと嫌だな、疲れるなと感じたら、そこから離れます。それは場所に対してもそうですし、人に対しても同じです。例えば、…

型だけが残る感覚

下條信輔さん。「『ゾーン』に入るときに、自分を消すというか、放り投げるような状態だと為末さんは言われた。ある有名な歌舞伎役者さんが言うには、大きな代役を長期間されたときに、今までで最高の舞台になったというんです。なぜかというと、代役という…

直感的に感じたことに

為末大さん。「陸上選手の場合、それがあるレベルまでいくと、『Aという動きと、Bという動きでは、Aの方がいい感じがする』と言って選手自身が自分の感覚をそのまま実践していきます。それがだいたい当たるんですよ。動きもスムーズだし、タイム的にもよ…

遊びは無意味さが

為末大さん。「僕は、遊びが持つ本質的なことは無意味さじゃないかと思うんです。遊んでいること自体が意味になると、遊びが壊れてしまいます。スポーツというのは、どの選手も最初は意味なく遊びから始めますが、徐々に意味を持ちすぎて行き詰まることがよ…

100人との交流に最適化

下條信輔さん。「人間の脳が進化の過程で、周囲に多くの観客がいるような社会的環境のもとで進化した、という社会脳仮説の考えです。そう考えたのはリチャード・バーンで、ごく簡単に言うと、人間の大脳皮質は100人ぐらいの人と交流することに最適化していて…

強い意志と忘我の並在

下條信輔さん。「チクセントミハイらの研究者が挙げているフロー状態の特徴、乃至は要件の最大公約数をとると、(1)チャレンジングな課題、(2)注意の極度の集中、(3)時間の変容、(4)没入、遠隔存在(関係ない刺激の無視)、(5)大きな快、とな…

自分自身を喪失して

為末大さん。「近いなと思っているのが、宗教的な行為です。インドネシアの伝統舞踊ケチャとか、スペインの舞踏や古い宗教の中には、集団で人間を囲み、その一人が踊りに没頭していくようなものがあります。一人で踊っている人間がだんだんトランス状態に入…

他者の視点がない

為末大さん。「僕の場合は、ゴールしたあとの余韻に何か普通と違うものが残っていました。ゴールしたあと、どうも自分がすごいことをしたという感覚があって、そのあとにレースのことを思い出していくというプロセスがありました。ゾーンについての仮説を話…

我をなくして鏡を拝む

三上丈晴さん。「清田氏は、興味深い言霊を語る。神社の拝殿には必ず大きな丸い鏡が置かれている。神社で参拝する人は、構造上、鏡に向かって手をあわせる。このとき、鏡に映っているのは自分の姿である。神様にお願いごとをしているつもりだが、実際は自分…

スプーン曲げの極意

三上丈晴さん。「清田氏によると、意識を集中するのはスプーンではなく、時間であるという。時間は過去から未来へと流れている。過去と未来の境界が『今』である。この今という瞬間に意識を合わせる。その上で、徐々に曲がっていくスプーンをイメージする。…