2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年を振り返って

今日で仕事納め。皆さんの一年は如何でしたか。何かやりとげたことがありましたか。初めての取り組みはありましたか。個人的なトピックをあげることを許して貰うと、6月米国に、12月インドネシアに出張した。7月に表彰大会の司会(MC)をした。9月に…

星に降る雪/修道院

今年読んだ本から個人的によかったものを。池澤夏樹さん『星に降る雪/修道院』。ケアルック『オン・ザ・ロード』。エンターテインメント系で、東野圭吾さんの『天空の蜂』、宮部みゆきさん『おそろし』、万城目学さん『鹿男あおによし』、近藤史恵さん『サ…

情報整理や暗記に頭を使わない

茂木健一郎さん。「自分の本来の目的は、『情報を整理すること』ではなく、『知的な創造性を最大限に発揮すること』ではないか。そんな時に出会ったのが、ケンブリッジ大学の恩師ホラス・バーローの整理術でした。ホラスは郵便物の内容を一瞥したかと思うと…

年の瀬の芝浜 [落語の愉しみ]

年の瀬になると、柳家小三治の落語「芝浜」を聴く。魚屋の主人公は、「だけど考えてみるってえとなぁ、つまらねえ商売だよなぁ」と自分の仕事を嘆く。それが、心を入れ替える。「人ってぇものは、いくらまわりからやいのやいの言われても、自分でこうと気が…

情報は一度出力してみないと

茂木健一郎さん。「どんな達人・名人であっても、脳の中の情報は一度出力してみないことには、その良し悪しを判断できないのです。人間の脳の中では、感覚系学習と運動系学習を司る領域は直接つながっていません。感覚系と運動系が直接連絡を取れないため、…

早めに作品にしてリリース

茂木健一郎さん。「仕事の能力も、入力と出力のサイクルにのせることでしか鍛えられません。まずはアイデアや考えを言葉にしてみる。仕事は自分の中に抱え込まずに、『早めに作品にしてリリースすること』が大切です。『ああでもない、こうでもない』『もっ…

実際に話して出力する

茂木健一郎さん。「誰かに喋ったり、文章を書くといった運動出力は、大脳皮質の運動野や運動前野を中心にして構成されます。一方、運動出力の結果を知覚するのは、大脳皮質の感覚野が中心になります。極端な言い方をすれば、『出力する私』と『知覚する私』…

脳の出力と入力のサイクル

茂木健一郎さん。「ごく簡単にいうと、脳は主に感覚系で情報を『入力』し、運動系を使って『出力』しています。ここでいう『入力』は理解するということであり、『出力』は実践するということです。『脳を活かす仕事術』の神髄は、喜びの中で、『脳の出力と…

脳の感覚系と運動系

茂木健一郎さん。「『わかっちゃいるけど、できない時、どうすればいいのか』がわかってきたのです。それは、脳の『感覚系学習の回路』と『運動系学習の回路』に秘密が隠されていました。『感覚系学習の回路』とは、見る・聞く・感じるなどを通した情報の入…

社員が支えたくなる会社

小林正観さん。「倒産しない為には、経営危機となった時、社員が自分の預貯金をおろして持って来てまで支えてくれる会社になることです。普段から『ノルマ、ノルマ』で社員を痛めつけている会社は、社員に支えて貰えるはずもありません。仮に年間5億円のノ…

奥深さについて

小林正観さん。「仕事とは関係なくてよいから『自分の世界を持っていなさい』ということです。例えば、料理が得意、何か楽器ができる、などなど。『汲めども尽きぬ泉を持っている』ということ。そのことについて話をさせたら一晩中喋ることができるという分…

ひたむきさについて

小林正観さん。「帝国ホテルの総料理長を務めておられた村上信夫さんは、18歳で見習いとして採用された時、鍋磨きから仕事を始められたそうですが、その時、『日本一の鍋磨きになろう』と決意されました。当時、調理用の鍋はすべて銅製でしたが、村上さん…

15分あれば結論は出る

堀場雅夫さん。「決断が速いと言われる人には、”ホラ吹き”が多いようだ。本人はそうと意識していないかもしれないが、決断の速い人はまず、”大風呂敷” を広げ、そのあとでどうやるかを考えることが多い。逆を言えば、どうやるか細部まで考えず、直感で判断を…

先の先を読め

樋口武雄さん。「厄年に私は大病に罹る。自分で寝返りさえ打てない。その時、『地位も名誉も要らぬ。自分の足でもう一度歩きたい』と思った。1ヵ月以上休んだあと、オーナーに『ご迷惑をおかけしました』と詫びに行った。『樋口クン、いい経験をしたな。人間…

迅速に決断するために

堀場雅夫さん。「大切なことは、担当者がその場で即断即決したということである。私はこの姿勢を高く評価したい。なぜなら、『決断』は『責任』と常に対になっているからだ。彼がその場での決断を避け、『社内に持ち帰って検討します』と返答すれば、責任を…

ビジネスの要諦は見切り

堀場雅夫さん。「ビジネスの要諦は『見切り』にある。見切りとは、これまで注ぎ込んできた資金や時間や努力、あるいは手にするであろう利益のいっさいを捨て去ることだ。継続することに危惧を感じたなら迷わず見切ることーこれが会社も社員も伸びるコツなの…

人生は思考が形作る通りに

ウィル・ボウエンさん。「人はすべての瞬間に、その時もっとも集中して考えている事柄によって、人生を作っています。こういう考え方は、別に新しいことではありません。多くの偉大な哲学者や教師たちが、一千年も前から、次のようなことを言っています。『…

仕事を任せるのがうまい人

ケリー・グリーソンさん。「仕事を他人に任せるのがうまい人は、(1)ある職務に誰が適任かよくわかっている。(2)速やかに仕事を委ね、遂行までの充分な時間を与える。(3)目標をはっきり説明する。(4)業務遂行に必要な情報を全て流す。(5)行動…

イメージが結果への近道

ケリー・グリーソンさん。「実際の行動に移る前に、自分が望んでいる結果のイメージを頭に描く。この手法は、長い間運動選手によって実践されてきた。イメージを描くというのは、例えば頭の中でゴールラインを駆け抜けたり、完璧な飛び込みを想像する、とい…

邪魔の入らない時間を

ケリー・グリーソンさん。「まとまった時間内で仕事をするほうが、細切れの時間で働くよりも、能率が上がるし効果的だ。ピーター・ドラッカーは、仕事をするのに理想的な仕事の区切りは90分だと言っている。90分間、集中するほうが、しょっちゅう邪魔の入る…

時間ではなく、仕事の質で

吉川美樹さん。「タイムスケジュールを立てるのもナンセンス。すでにその段階で時間が優位に立っている状態です。やらなくてはいけない仕事は絶対にやるのですから、何時間かかろうがやらなくてはいけないわけです。時間の枠なんて関係ない。だから、仕事の…

30日続ければ習慣になる

ケリー・グリーソンさん。「仕事に取りかかろうというとき、こんな自問をしてはいけない。『この業務に関して、私に出来る最高の仕事とは何だろうか?』代わりにこう自問すること。『相手が我々に期待している品質とは、どの程度のものだろうか?』完璧主義…

決断する行為自体が重要

ケリー・グリーソンさん。「成功を収めた人たちは、決断にほとんど時間をかけず、その決断を変えるときに時間をかける。どんな決定であれ、起こりうる最悪の結果を想像し、それに耐えられるかどうか自問して、もし耐えられると思ったら、いちかばちか、やっ…

帰属の絆から始まる

井上礼之さん。「私は、人を大切にすることを本気で考え、人材育成に経営資源を投入できているかどうかで、企業の成長力が大きく左右されると信じています。カール・ヒルティは『幸福論』で『人の本性は働くように出来ている』と言っています。私は、トップ…

自分を知り目標を立てる

宇津木妙子さん。「強いチームを作る為に、監督として心がけていたのは、(1)選手に自分自身を知ってもらう、(2)目標を立てて実行させる、(3)軸のぶれない監督になる。この3つをもって、選手にやる気と自信を持たせ、結果が出せるチーム作りを行い…

初めて触れた時に取りかかる

ケリー・グリーソンさん。「個人の能率を向上させる第一のルールはこれだ。初めて触れたり読んだりしたときに、取りかかること。これは、すぐにできないこととか、すぐにやってはいけないことについてではない。できること、するべきこと、しかもあなたがや…

余計な欲は捨てないと

北島康介さん。「欲は重要だけれど、余計な欲は捨てないと勝負事はダメ。簡単に言えば、遊びたいとか、賞金が入るとか・・・・・・。先を見すぎてはいけない。北京でも先を見すぎていた選手がいた。僕も相当欲はあるけれど、『メダルが欲しい』という欲しか…

意味のある時間を80%に

勝間和代さん。「時間管理でどのくらいの効果が出たのか、数値化して効果を測定するという習慣を忘れないで下さい。まずは、時間管理マトリックスで理想と現実を比較して、どの程度理想どおりに時間が使えたのかということを把握します。目標は、『Ⅲ.投資の…

予定と現実のギャップを見る

勝間和代さん。「週末とすきま時間を使って、最低でも週一回は、予定と実際の行動の差を分析します。予定を立てても、何らかの条件の変化や相手の都合などで、予定通りにいかないことは当然あります。しかし、手帳で予定したもののうち、実行できなかったこ…

すきま時間は常に手帳を

勝間和代さん。「誰でも、何かに拘束されて何もできない時間というものがそれなりにあります。パソコンもいじれなければ、本も読めないような時間です。たとえば会議中や混んでいる通勤電車で立っているときなどです。そういうときには、せっせと手帳を見る…