2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

欲しいと思うほど

上村光典さん。「『欲しい・欲しい』と『自分の得だけを祈っている』ようなパワースポット・ブームに疑問を感じています。このことの問題点は2つあります。(1)『欲しい』と思えば思うほど、逆に『手に入らない確率が上がってしまう』こと。(2)そうい…

面倒くさいと言わない

松浦弥太郎さん。「楽しく生きたい、幸せに生きたいなら、面倒くさいといわないこと。たとえば大切な仕事を頼まれて、『面倒くさい』と答えることは許されません。『面倒くさい』とは仕事のみならず生活のすべてで言ってはならない、考えてはならないことだ…

一日一回さわる

松浦弥太郎さん。「ものをいつくしみ、自分をいつくしむ。これは毎日の暮らしをいつくしむということだと思うのです。いつくしむ方法は、一日一回、さわること。ごく単純ですが、とても大きなことだと思います。まったく変わりがなくきれいなままでも、さわ…

とりあえず全力疾走から

豊田泰光さん。「1958年の西鉄は球宴直前、首位南海に11ゲーム差をつけられながら、追い上げて逆転優勝した。何も特別なことはしなかった。ただ記憶にあるのはその頃、西鉄で全力疾走がちょっとしたブームになっていたことだ。三原脩という監督は、『投ゴロ…

子分を十人は持っていないと

楢崎弥之助さん。「その時、私が君に言った言葉がある。覚えているだろうか。『もし、この世界でリーダーになろうと願うなら、君が自民党にゆこうが、共産党にゆこうが、君についてくる子分を十人は持っていないとダメだ。つまり君のためなら、どこまでも一…

幸福を求めるのであれば

バーバラ・フレドリクソンさん。「将来ばかり考え、『いつの日か夢がかなって幸せになる』と信じています。『残業して上司を喜ばせるほうが、家に帰って子供達といい関係を築くよりも大事だ』と考えてしまいます。仕事のストレスをやわらげるのに、メディテ…

ポジティブな心は多くを学ぶ

バーバラ・フレドリクソンさん。「『ポジティブでオープンな心は、探索や実験による学習効果を生み出すので、より正確に世界をイメージできるようになる』という研究結果があります。つまり、明るい気分で興味を持ち、好奇心に突き動かされて行動していると…

思考の範囲を広げる働き

バーバラ・フレドクリソンさん。「ネガティブ感情は、思考の範囲を狭くしますが、ポジティブな感情は、それを広げる働きをします。例えば、喜びの感情は、遊び心や創造性を刺激します。好奇心は探検や学習などの行動を促します。安らぎの感情は今の状態をじ…

本当の意味での遊び場

中沢新一さん。「クラブでは、『権力をどう扱うか』が問題になる。男たちにとっては、自分の優越感をくすぐってくれる場所。だから潜在的に権力的・威圧的になる特性を秘めているんですが、北新地にはそれが全然ない。そこで行われているのは大人の遊びだか…

最後まで弱音をはかぬタイプ

五木寛之さん。「例えば、南極でテント生活をしていると、どうしても人間は無精になるし、そういうところでは体裁をかまう必要がないから、身だしなみなどということはほとんど考えなくてもいいわけです。にもかからわず、なかには、きちんと朝起きると顔を…

あるべき姿と変革のシナリオ

伊丹敬之さん。「もう一つの戦略の定義は、『企業や事業の将来のあるべき姿と、そこに至るまでの変革のシナリオ』である。その第1の要素は、5年先なり10年先の企業や事業のあるべき姿を示すことであり、第2の要素は、そこへ現状から至るまでの『変革の…

スローガンは戦略ではない

伊丹敬之さん。「最も基礎的な戦略の定義は、『市場の中の組織としての活動の長期的な基本設計図』である。たんなるかけ声、スローガンは戦略ではない。スローガンと戦略の取り違えあるいは混同がいかに多いことか。また、活動が実行できるために必要である…

本能を克服する勝負脳

林成之さん。「彗星のごとく記録を伸ばす方法があるんです。これを北島選手たちにも教えたんですね。まず、ライバルは自分を高めるツールだと考えなさいということ。ライバルを敵と思ってはいけないんです。敵となると守らなきゃいけない、打ちのめさなきゃ…

よく書ける子ほど強い

原田隆史さん。「書くことそのものがイメージ強化になるのです。文章になった文字はその人の考え、やる気、決意そのものです。目標をしっかりと設定し、過去の成功、失敗を分析する。そして心、体力、技の面で何に注意をすればよいのかを整理する。それを細…

ポジティビティは長持ちしない

バーバラ・フレドリクソンさん。「人間が本来持っている感覚の中に、かすかで移ろいやすい『心地よい』感覚があります。それは形も味も様々です。誰かと心が通い合って好かれていると感じたとき、独創的でバカなことをして遊んでいるとき、いまの状況が恵ま…

面授が伝えるいきいきとした心

五木寛之さん。「言葉には、人間の肉声から伝わる言葉と、文字を通じて伝わる言葉と、二つあると思います。古い表現で、『面授』という言葉があります。要するに人間と人間が向きあい、お互いに息づかいの聞こえるような距離でもって何かを学び、なにかを伝…

芸術の秋に

2日に京都市美術館に『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展』(セザンヌの『りんごと桃のある静物』がよかった)と『フェルメールからのラブレター展』を観に行った。フェルメール(三枚しかなかったのだが)はコリン・ファース主演の映画『真珠の耳飾り…

心から感じるポジティビティ

バーバラ・フレドリクソンさん。「まずはよい知らせです。みなさんには自分の人生と自分のまわりの世界をよい方向に変化させる能力があります。発展や創造に満ちた幸福な人生を築くための、また逆境から見事に立ち直るための有効成分を自らの手の中に持って…

魔法の比率5対1

トム・ラスさん。「ポジティブ心理学の専門家は、ささやかでも、喜びや満足といったポジティブな気持ちを感じる『頻度』が重要だという。ジョン・ゴットマンの調査によれば、ポジティブな言動とネガティブな言動には、5対1という『魔法の比率』があるとい…

とびきり元気の出る言葉を

トム・ラスさん。「ケンというCEOがいる。従業員のバケツに水を満たすことこそ、トップにとって『秘密兵器』になるとケンは言う。彼は従業員の前向きな気持ちを引き出す方法を編み出した。出張の際は必ずオフィスに立ち寄るのだ。偵察するためではない。…

悪意をもって水をくみ出す

トム・ラスさん「北朝鮮の捕虜になった米兵は、肉体的な拷問こそ少なかったが、死亡率は陸軍史上最も高い38%にも達している。その半分が『諦め病』が原因で亡くなっている。それは、北朝鮮の看守が使った『人間関係から得られる心の支えを奪う』という究…

心がこもったものを食べる

松浦弥太郎さん。「食事は人生にかかわります。自分や家族の手料理でも、お店で売っているサンドイッチでも、つくった人の心がこもったものを、おいしく食べたい。食べるということに対して、きちんと感謝したい。それ以外のものは、おそらく毒に近いんじゃ…

今日もていねいに生きる

松浦弥太郎さん。「『明日、自分が死ぬとしたら、今日を一生懸命生きていないのはいやだ』これは僕の思いです。『いつ死んでも悔いはない』という意味ではありません。起きて、仕事をして、テレビを見ておしまい。それが人生最後の日なんて、死んでも死にき…

極限の中でのユーモア

五木寛之さん。「精神科医だったフランクルは、人間がこの極限状態のなかを耐えて最後まで生き抜いていくためには、感動することが大事、喜怒哀楽の人間的な感情が大切だと考えるのです。無感動のあとにくるのは死のみである。そして親しい友達と相談し、何…

バケツとひしゃくの理論

トム・ラスさん。「人は誰でも心にバケツを持っている。他人に何かを言われたり、されたりする度に、このバケツの水は増えたり減ったりする。バケツの水がいっぱいの時は気分がいい。空になった時は気分は最悪だ。バケツの他に、ひしゃくも持っている。ひし…

強制疑似演出

原田隆史さん。「人間はセルフイメージを超えて成功することはできません。だからセルフイメージはできるだけ高めておかなければならないのです。松虫中陸上部では、セルフイメージを作為的に高めることで、次々に日本一を誕生させていきました。例えば砲丸…

具体的なセルフイメージ

原田隆史さん。「夢を実現した自分、目標を達成した自分の姿を、細かい部分までどれだけ具体的にイメージできるか。それが、あなたが成功にリーチする可能性を大きく左右します。なぜなら、自分の中にある潜在的なイメージ(セルフイメージ)を引き出して、…

輪投げ理論

原田隆史さん。「『成功したい』ではなく、『成功する』と決めなければならないのです。一生懸命頑張って技術を磨けば、いつか日本一になれると思っていました。しかし、オリンピックの金メダリストを分析する内にそれが大きな間違いだったことに気づいたの…

成功の定義と原則

原田隆史さん。「私が主宰する原田塾では、『成功』を次のように定義しています。『成功とは、自分にとって価値のあるものを未来に向かって目標として設定し、決められた期限までに達成すること。』また、原田塾が考える『成功のプロ』とは、次のような人物…

慈悲の瞑想で眠る

小池龍之介さん。「(慈悲の瞑想は)ずっと念じ続けるため、脳にムダな言語的な思考をする暇を与えませんし、この場合は穏やかであるように念じているので、徐々に意識がその方向へ向かっていくというメリットがあります。念じる言葉は短いほうが集中しやす…