2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

下手な言い訳は許さない

吉越浩一郎さん。「報告をするだけなら、わざわざ集まって会議をする必要はないのだ。『終わったこと』を淡々と確認するような場ではなく、『これからの行動』を精力的に推進していくための真剣勝負の場であるべきだ。こちらが頼んだ作業をデッドラインまで…

会議で判断のプロセスを共有

吉越浩一郎さん。「会議はまず何より、情報の共有化が可能になる。これは意思決定のスピードを上げるのに欠かせないポイントだ。もし会議がなかったとしたら、大勢の社員が同じ情報を共有するのは容易ではない。それが会議では一発で済む。とりわけ大事なの…

経営者は志と哲学

冨山和彦さん。「宮本武蔵の『五輪の書』に、『今日は昨日の我に勝つ。明日は下手に勝ち、あさっては上手に勝つ』という言葉がある。自己否定を繰り返すことで勝機を見出すということである。また、徳川家康は戦いに敗れた醜い自分の姿を絵師に描かせて、寝…

エメンタールチーズ化

吉越浩一郎さん。「どんなに複雑にもつれた糸も、ほどいてみれば単純な一本の糸にすぎない。一カ所のもつれを緩ませただけで、意外とあっさりと全体がほどけることもある。それと同じように、一見すると複雑に思える難問であっても、ちょっと工夫し突破口を…

朝イチは金時間

吉川美樹さん。「朝出社してから始業時間までの約1時間を、私は『金時間』と名付けています。誰もいない一人の朝時間、至福の時間だからであり、自分のスピードで集中してやるべきことを済ませられるからです。前日の夕方以降に発生した案件を片づけ、自分…

伝えるには最低一時間

ピーター・ドラッカー氏。「成果をあげるためには、時間を大きなまとまりとして使わなければならない。小さなまとまりでは、いかに合計の時間が多くとも不十分である。このことは、エグゼクティブの中心的な仕事として、他の人間とともに働く場合の時間の使…

まとまった時間が必要

ピーター・ドラッカー氏。「仕事の多くは、たとえごく僅かの成果をあげるだけであっても、まとまった時間を必要とする。最小単位以下の時間では、全く無意味である。何も達成できず、やり直さなければならなくなるだけである。例えば報告書の原案には、6時…

家を出たら仕事スイッチに

吉川美樹さん。「毎朝、家を出た瞬間に、仕事人としての頭に切り替わります。『旅館さんの取材日程がなかなか決まらない。今日こそ先方にアポを取らないと』というように、すでに頭に商品がらみの案件が沸き立ってきます。このように通勤時間中に、必ずやら…

時間家計簿でチェック

本田直之さん。「必要なのは、自分の時間分析。家計簿をつけるように、自分がどういうことにどれだけの時間を使っているのかを時間家計簿をつけてチェックしてみるのです。まず、時間の使い方を大きく四つのカテゴリーに分類します。一つめは、自己投資であ…

三ヶ月先を見通し俯瞰逆算

本田直之さん。「アクティブ・スケジュールに必要なのは、まず明確なゴール設定です。○月○日に新規事業を立ち上げる、売上げを20%アップする、本を出版するといった成果に繋がる重要な課題をだいたい三ヶ月先まで見通します。そして、私の場合は、それを…

自分との戦いで定時に帰る

吉川美樹さん。「もし『残業ゼロ』を決めたなら、まずは毎朝急いで支度をして家を出ることから始めてみませんか? 朝起きたときから、すでに定時で帰るための行動が始まります。私の起床時間は、たいてい7時半くらいです。そこから、すでに5時半で帰るため…

時間を天引きする

本田直之さん。「時間資産を増やす上で重要なのは、『天引き貯金』の発想です。お金を貯める為の最も確実な方法は、収入の内の一定額をあらかじめ貯蓄に回し、残ったお金で生活するという方法ですが、時間の使い方も全く同じなのです。暇ができたら本を読も…

強化学習のサイクルを回す

茂木健一郎さん。「ドーパミンの分泌量が多いほど、人間は大きな快感・喜びを感じることが分かっています。従って、人間の脳はドーパミンが分泌された時、どんな行動をとったか克明に記憶し、ことあるごとにその快感を再現しようとします。そして、もっと効…

迷っている時間を削る

吉越浩一郎さん。「働く『時間』を固定し、すべての作業に明確なデッドラインをつけ、『今やるべきこと』だけに集中する。それによって仕事の効率は上がるわけだが、この時、それ以前と比べて最も削られている『無駄』は、『迷っている時間』だろう。『時間…

朝からトップギアで走る

吉越浩一郎さん。「仕事の効率が悪くて残業をする人間には『一日の始動が遅い』という共通点がある。朝、出社した直後はエンジンがかからず、『とりあえずコーヒーでも飲もう』などと言って新聞を開いている。重い腰を上げて仕事を始めたと思うと、すぐに昼…

寝ている間に解決する

田村孝さん。「潜在意識が一番活動しているのは、寝ている時です。寝ている間に、健在意識では解決できない問題を担当しているのです。ですから、寝る前に潜在意識に対して『この夢を叶えるには、何をすれば良いのか?』と問いかけてみましょう。自分が発し…

他者の喜ぶ姿をイメージする

田村孝さん。「潜在意識が求めているのは、『快楽』ではなく『喜び』です。気持ちを昂ぶらせる興奮が『快楽』で、ドーパミンという脳内物質を伴います。ドーパミンは麻薬にも含まれています。快楽だけのイメージングを続ければ、麻薬常習者のようになってし…

縦ではなく横に展開する

フィリップ・コトラー氏。「例えばシリアルのメーカーならば、『次はレーズンを入れてみよう』あるいは、『ナッツを混ぜてみよう』というように従来の延長線上で考えてしまう訳です。その結果ブランドが増え、事業はさらに細分化されていきます。このような…

賢明なマーケターとは

フィリップ・コトラー氏。「マーケターは商品のバリューチェーンの殆どを企画します。顧客のニーズを理解することもマーケターの守備範囲ですが、これ以上に顧客が抱える課題を解決する者として、商品やサービスを企画し、開発し、適切に提供するという一連…

マーケティングマインド

フィリップ・コトラー氏。「マーケティングは、広告や宣伝、あるいは販売や営業だけを意味するものではないのです。混同していることが問題です。これでは、要するに一つの「P」(プロモーション)に言及しているだけにすぎません。マーケティングはこれに…

仕事と家庭の統合活性化

高橋俊介さん。「仕事と家庭生活の両立を目指すワークライフバランスの議論が盛んだが、仕事と家庭のバランスを何対何にするかという議論に加えて、仕事と家庭のトータルで満足感を高めていくことが重要なのであり、ワークライフインテグレーションと呼ぶべ…