2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

布石を打つこと

藤巻幸夫さん。「僕は、奥さんが買ってきた洋服を平気で着ているようなヤツに、仕事を任せられないと思っている。身だしなみすら自分で決められないような人間に、仕事の決断ができるはずがない。僕はレストランで食事するにしても、服を選ぶにしても、全部…

人を巻き込んでいく力

藤巻幸夫さん。「『ビジネスに関わる感性とは何か』を考えると、僕は人を巻き込んでいく力だと思う。仕事は1人で完結できるものではなく、同僚や取引先、顧客とあらゆる人が関係して初めて完成する。多くの他人を巻き込めるかは、その人の志の高さに左右さ…

とことんまでやる

柳井正さん。「そしてもうひとつは、とことんまでやること。自分の職業に関して第一人者になるためには、少なくとも知るべきことは全部知っておかなければなりません。もちろん勉強が必要です。たとえば店長でも、店舗経営に必要なことを全部勉強しようと思…

仕事が自分を創る

柳井正さん。「私はもともと商売には向いていない性格だと思っています。でも、商売にずっと携わってきて分かったことがある。それは向き不向きではなく、これだと思う仕事を一生継続することが何より大事だということです。何しろ若いころの私は、今で言う…

会社の成長と個人

ファーストリテイリングの柳井正さん。「私は、会社は成長し収益をあげ続けないとダメだと思っているんです。なぜなら働く人にとって、成長しない会社は自己実現の場を与えられないからです。自己実現には、個人として能力が上がる側面と、実際にそれが実行…

当たり前のことを

ファーストリテイリングの柳井正さん。「当たり前のことを当たり前にしている。それだけなんですよ。会社の存在意義やビジョンをしっかり共有し、それを社員全員が意識して仕事に取り組んでいる。商売の原点をきちんと守っているだけです。(中略)もうひと…

紅茶の女王 [紅茶の愉しみ]

株式会社レシピエの紅茶を愛飲していて、そこからサンプルと一緒に毎月紅茶の情報が載った「レシピエ便り」が届く。今月の特集はダージリン。現在ではセイロン・ウバ、中国・キームンとともに「世界三大紅茶」に数えられ、その中でも、「紅茶の女王」と讃え…

家の中と外はひとつ

パトリス・ジュリアンさん。「家の中と外の世界を分けたがる人が多い。でも本当は、家の中と外の世界はひとつ。内と外の世界をノンカットにする、つまり境界をなくすことが大切だと思うんです。自宅では何もしないし家に花を飾ろうともしないのに、外に行っ…

自分の世界の基準

ライフスタイルについて、パトリス・ジュリアンさんは大切なのは自分の世界があるかどうかだ、という。「まず、自分の世界の基準があること。それを持っていれば、マグネットのようにものが集ってくるものです。私の場合は何か選ぶ時、それがエイジングに耐…

仕事は最高のエンタメ

三木谷浩史さん。「野球界にプロ野球選手がいるように、ビジネスの世界で仕事をする以上、僕たちはプロビジネス選手でなければならないと思っています。みんなそれなりに報酬を得ているんですからね。自覚を持ち、目標を持ち、問題意識を持ち、向上心を持っ…

マインドを変革する

三木谷浩史さん。「ここでもっとも重要なのは、社員のマインドだと思っています。日産自動車のカルロス・ゴーン社長は著書の中で、『会社の変革とは思考方法の変革だ』と言っていますが、同感です。社員一人ひとりのマインドや発想方法が変われば、企業は大…

正しい仕事をきちんと

藤巻幸夫さん。「仕事をする上で若いころから僕が気をつけてきたのは、だれのために仕事をするのかという点です。上司のための仕事や会社のための仕事では、やっぱりいい仕事はできない。仕事はお客様のためであり、社会のためであり、もっといえば神のため…

お金も楽しいところが好き

藤巻幸夫さん。「ちょっとくらいうまくいかない時期があってもいいんです。長い人生、いいときもあれば、悪いときもある。ただし最悪なのは、何かにしがみついたりして、他力本願で今を我慢してしまうことです。こうなると、人生、面白くないでしょう。運も…

不滅のアレグレット  

ベートーベンの交響曲の中では7番が一番好きである。中でも「不滅のアレグレット」と呼ばれる第2楽章。その7番を大植英次さんの指揮(大阪フィル)で聞けるというので行ってきた。ベルリオーズ「海賊」序曲もよかったが、7番もよかった。特に管楽器が。…

状況を語れるか

カルロス・ゴーンさん。「日産に来る前、私は日本のことも、日産のこともほとんど知りませんでした。しかし、私はさまざまな経験から、企業のマネジメントに問題があるかどうか、すぐにわかります。社員がどのくらい明確に、やるべきことや直面している状況…

スローフード

高橋進さん。「実際に今、そうした幸せの価値基準が大きく変わり始めている。これは、世界的な傾向である。イタリアのスローフード運動なども、そのひとつの現れといえるだろう。スローフードとは、ファストフードに対抗する考え方である。あわただしく食べ…

組織改革の要諦

カルロス・ゴーンさん。「どんな改革においても重点を置かねばならないのは『人』です。同時に『モティベーションを与えること』も必要です。改革を推進するスタッフが、『モティベーション』を持てる環境をつくること。これこそがトップや上司の役目だと思…