2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
林成之さん。「一般に、勉強は長時間するほどいいと誤解している人が多いと思います。しかし人間の才能を磨くメカニズムからいえば、勉強の量を増やし、達成時間を短くすることが大切です。つまり、量は倍、時間は半分にすると、時間当たりの量はそれまでの…
何度かトライをしているのだが、まだ日常レベルではないのである。エッセンシャル・オイルまでは買うのである。で、今、家にあるのは、ペパーミント(インドネシアのおみやげ)、ラベンダー、イランイラン、カモミール、マンダリン、白樺、などなど。これらが…
父が剣道をやっていて(今も子供たちに教えている)、大学の剣道部の主将をつとめるほどであったから、子供の頃から竹刀を握っていた。朝日少年剣道教室というのがあって、小学校から日曜日に通っていた。ところがどうも、当時は練習が好きになれず、従って…
鈴木義幸さん。「テネシー州の女子刑務所で、女囚さんを十数人集めたグループに対してのセッションをファシリテートしていた時、全く口を開いてくれない人が沢山いました。そんな時には、意を決してよくお願いをしました。『どんなことでもいい。あなたと話…
鈴木義幸さん。「ある大学の駅伝の監督さんの『反抗型』に対するアプローチ。『チームがなんだ、優勝がなんだ、とぶーたれているやつは必ずいる。辞めさせればいいじゃないか、と言うかもしれないけれど、そうもいかない。なぜなら彼は既にチームのメンバー…
林成之さん。「リーダーはチームで弱点を明確にすると同時に、何を指示するかも大切です。このチームの目的は何で、それを達成する為に必要な目標は具体的に何であるかを明確にする責任があります。その目標に対して、どこまで達成されていて、まだ達成され…
林成之さん。「(自分に勝つ力を身につけるには)『自分のチームの弱点を明確にして期限つきで対策を立てる』条件をクリアしなければいけません。『自分のチームの弱点を明確にする』というのは、指導者であれば自分自身の弱点を明らかにすることも含めます…
鈴木義幸さん。「相手の体を反応させるには、閾値のレベルでの声を出すことに加え、もう1つ必要条件があります。出した声が対象者にしっかりと向いているということ。方向の明確さが求められる訳です。4〜5人の人に、壁の方を向いて並んで壁際に立って貰い、…
内田樹さん。「なぜ応仁の乱のあと、戦国時代にわび茶が台頭してきたのか。僕は必然だったと思います。それは応仁の乱によって、共同体の壊滅的な解体があったからです。とにかく共同体を再構築しなければならない、共同体の再構築の基礎になるような、人間…
金曜日にエノテカ大阪店で開催されたワインテイスティングイベント、「ニコラ・ロシニョール×オリヴィエ・ルフレーヴ」に行ってきた(両方ともドメーヌの名前)。ブルゴーニュ派なので、バタール・モンラッシェのグラン・クリュなぞ飲めるとなると嬉しくてた…
鈴木義幸さん。「ベトナム戦争の折、教授はカリフォルニアの基地にコンサルタントとして招かれたそうです。彼の使命は基地の『ムード』を変えること。初めて訪れて視察した後に、教授は中将にたった1つのシンプルなアドバイスをしました。『挨拶の声を2倍の…
鈴木義幸さん。「私がよく実践する方法ですが、少し気分が重くなりがちな週明けの月曜日、アイポッドでビートのきいた曲を聴きながら通勤します。すると、明らかに自分のムードが高まり、周りに影響できる体勢が自分の中に整うのがわかります。人は無意識に…
鈴木義幸さん。「すごく簡単に言えば、集団内のマイナスとプラス、どちらの絶対値が高いかで職場の気分が決せられます。マイナス5の不機嫌さとプラス6のご機嫌が交われば、プラスが伝染力としては強くなります。不機嫌な人とご機嫌な人の人数の対比という…
鈴木義幸さん。「不機嫌な気分が職場を覆えば、その部署のパフォーマンスも引き下げ下げられてしまいます。これが『集団の気分は課題解決力に作用する』です。不機嫌な時は、多くの心理実験が示すように、創造的に反応する能力、集中して作業に向かう能力、…
鈴木義幸さん。「ある人が悲しんでいるとすると、その人の脳の中では当然、悲しさを感じる神経経路が『オン』になっています。そうすると、それを見ている人の脳の中でも『つられて』悲しさを感じる経路がオンになります。つまり、“鏡”のように相手の脳の神…
内田樹さん。「僕は武道家ですから、同じ場にいる人のテンションが一気に上がって、卓越した動きを行っているとき、その体感に共感できます。千(宗屋)さんが動くために使っている細胞に、ミラーニューロンが反応するように。(略)ものすごくきれいに身体…
千宗屋さん。「型に従い、繰り返しを含む点前の所作には、それを行う者、見る者の身体感覚を同期させていく作用があるように思われます。そしてダメ押しのように、点てられた一碗の茶を、全員が回し飲む。小さな茶室の中で主客が膝を突き合わせ、火と水を囲…
千宗屋さん。「露地は茶室に付属する庭ですが、自然を愛で、鑑賞するためのものではありません。当初、堺を拠点とする豪商たちの邸内に作られた茶室では、屋敷から茶室への、まさに『通路』として露地(路地)が存在していました。俗の世界から茶という別世…
鈴木義幸さん。「ある企業のプロジェクトグループをAとBに分けて、双方に同じ課題を与え、解決方法を見つけるためのディスカッションをしてもらいました。Aのグループはメンバー全員が納得いく結論を出せず、非常に高いストレスがグループ内に生まれてしまい…
佐藤章さん。「私は、こうした社内の開発者と社外の専門家達との関係を『目利きと火知り』と称しています。目利きとは芸術品などの鑑定が語源の言葉ですが、ここでは物や人の良し悪しや特徴を見極め、チームのあるべき方向(ゴール)を導く人を意味します。…
たでぬまさわさん。「イタリアでは、誰かがグラスを倒しワインがこぼれると、周囲が「ポルタ・フォルトゥーナ!(Porta fortuna:幸運がやってくる!の意)」と言います。こぼすこと、失敗することは、誰にでもあることではないでしょうか。アルコールがまわ…
鎌田浩毅さん。「ホイジンガは人間の本質はあえて『遊び』にあると主張した。『遊び』とは、決められた時間と空間の中で行われる自発的な行為である。『遊び』には自分で決めた規則がある。自らが決定したのだから、その規則は破ってはならず、絶対的な縛り…
千宗屋さん。「しかしそれは、ただ何もない寂しさ、すべてが死に絶えた静けさとは違うのです。何かが満ち足り、過ぎ去った後に訪れる余韻を愛おしみ、味わうことに価値を見いだしているのです。それが紹鷗までの茶の湯の美意識だとすれば、『南方録』で対比…
金曜日に行ってきた「小泉淳作展」(「しだれ桜」が良かった)で、大学時代からカウントしている美術館・美術展に行った回数が150になった。絵画が主で、それもポピュラーな印象派が好きだったりするのでそのあたりが中心。機会を見つけて行くようにして…
林成之さん。「人間の『仲間になりたい』という本能は、とても強いものです。救命救急センターに配属された人たちは、そのチームに属している以上、チームのことを好きになり、『仲間になりたい』と思っているはずだと、私は確信していました。その本能を利…
林成之さん。「メンバーは全員、このシートで自分自身をチェックし、達成できていない課題を確認してから、その日1日の仕事に取り組むようになりました。例えば医師や看護師であれば、『豊かな表情を鍛えるために、毎朝、鏡を見て、笑顔をつくる』という項…
マイケル・ポーターさん。「競争優位のタイプは、低コストと差異化の2つに絞ることができる。業界内で平均以上の業績を達成するためには、3つの基本戦略がある。(1)コスト・リーダーシップ戦略:自社の属する業界において、規模の経済性の追求や経験曲…
小笹芳央さん。「組織を変革する際には、そのきっかけをリーダー自らが創り出す必要がありますが、ここで、リーダーが注意しなければならない重要なポイントは、『組織変革には臨界点が存在する』ということです。どれほど組織に変革の兆候が見え始めたとし…