2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

最高のパフォーマンスを

テレビ番組「情熱大陸」で高橋典子さんが取り上げられているのを見た。もともとはバトントワリングの選手で、国内では敵無しのエース、世界チャンピオンにも7度。でも、国内ではバトン教室の先生くらいしか仕事がない。彼女はエンターテインメントサーカス…

大事なことは人に相談しない

飯田亮さん。「会社のグランドデザイン、つまり事業計画を描くことは、経営者や事業部長などの最も大事な仕事と僕は思っていますが、それを作りに際して僕は決して人に相談することなどありません。一人部屋に籠り、鉛筆をなめなめ何時間も何時間も考え続け…

交流するオフィス

紺野登さん。「以前の働く人に求められたのは情報処理の仕事です。ホワイトカラーは情報処理をするために生まれてきた。時間内にうまく情報処理ができれば報酬が貰えた。ところが今は、オープンな相互作用の中から新しいアイデアが生まれる時代です。個が自…

経営に関する数字は

稲盛和夫さん。「真剣に経営に取り組もうとするなら、経営に関する数字は、すべていかなる操作も加えられない経営の実態をあらわす唯一の真実を示すものでなければならない。損益計算書や貸借対照表のすべての科目とその細目の数字も、誰から見ても、ひとつ…

達成意欲の強い人の共通点

児玉光雄さん。「ローゼン、ランドレーという2人の心理学者は、達成意欲の強い子供の共通点をこう表現している。達成意欲の強い子供は、親から『失敗してもいいから自分で決めてやりなさい』とアドバイスされた子供だったという。日本には『失敗を許さない…

利益をあげようと努力しないで

カルロス・ゴーン氏「原因の第一は、まず日産が利益を大切にしていなかったこと。これは明かです。経営陣は数字を知りませんでした。また、業績も知りませんでした。数値的な目標を掲げることもありませんでした。その車が利益をあげるのか、それとも損失を…

7:3の原理

立石一真さん。「経営においては、まずやって見るということが大切である。7:3の原理で7分どおりできると判断したら、勇気を出してやってみることである。ただし、あとの3分は計算されたリスクとして、必ず救済策を考えておくことを忘れてはならない。…

数字だけを見ず聴診する

フィリップ・リエス氏「ゴーンは数字だけを見なかった。その代わり、どうして会社がそんなふうになってしまったのか、どうしてそういった数字が表れるに至ったのかを理解するために、99年の春を使って、全国行脚、いや、世界行脚の旅に出る。行く先は、日…

チームに十分な時間を

カール・W・スターン氏「企業内のチームとは、スペシャリストとゼネラリストをうまく束ね、全体の能力が育成されていく場と言えます。チームの生産性が高められるのは、多くのタイプの人がいて、そこから多様な発想が生まれる時です。米サンタフェ研究所の…

戦略的な思考が人を導く

カルロス・ゴーン氏「フランソワ・ミシュランが米国に進出したのは、戦略的な考えがあってのことでした。『最初の数年は負債を負い、あまり成果はあげられないだろう』などという中途半端な気持ちからではありません。『もしここで米国に進出しなければ、ミ…

経営は命を賭けて

松下幸之助さん。「経営というものは、単に利口であるとか、頭がよいとかいうだけでうまくいくものではないと思います。やはりそこに命をかけるというほどの真剣さがあってはじめて、何をいつどうしなければならないというカンも働き、それを行っていく力強…

明るく元気に楽しく

澤田秀雄さん。「だからこそ、私は『明るく元気に楽しく』と言ってるんです。人間ですから苦しいときもあったり、企業ですから悩みもあったり、つらいこともあったり、いろんな問題が起こるわけです。どんな企業でも、問題が起こらない日はないですから。そ…

型破りな発想ができる人材

カール・W・スターン氏。「誰も考えないような所から枠を破って発想できる人材をどう育てるか。ビジネスを判断する能力は、パターン認識する能力だと思いますが、こういう人材は右脳の働きでできると言えます。帰納法的な取り組みです。通常の教育・研修は…

トップ600人が資産

カール・W・スターン氏。「GEを例にとって見ましょう。管理職を育てるため、GEはいろいろな部門で経験を積ませ、ふるいにかけていきます。様々な能力のテストを重ねていく意味合いもありますね。だいたい能力で上層にいるのは全社員の20%で、中間層が7…

未来を予見する力

野中郁次郎さん。「なぜドラッカーには正しい未来が見えていたのだろうか。ドラッカーの子供時代、父がハプスブルク帝国の政府高官だった関係で、シュンペーター、ハイエク、トーマス・マン、フロイトなど、家に集まる知の達人と身近に接していた。また、彼…

三本の柱を太く

城山三郎さん「石塚幸雄さんは、破滅に至らぬためには人間は三本の柱を太くしておく必要がある、との意見であった。その柱のひとつが『インティマシー』。つまり、家族とか友人とか、親しい人との付き合いである。ふたつめは『セルフ』の柱である。自分自身…

宇宙が味方する経営

伊藤忠彦さん「これからの経営は、次の4つの観点が重要だ。?天的解脱。経営者は自ら解脱を目指す必要がある。利他の精神を説く京セラの稲盛さんのように、経済至上主義でない経営を。宇宙は永遠に発展するもの。それに波長を合わせれば、宇宙はその企業に味…

何のために経営するのか

伊藤忠彦さん「我々は何のために経営するのか。一番大事なのは目的である。まず『社会価値の追求』。社会の健全な発展にどう寄与するかである。我々の仕事でいうと、どんなお客様であっても社会の発展を阻害する融資は一切しない。逆に、社会に役立つものな…

実現に向けての観想

渡辺京二さん。「イエスズ会の創立者、イグナシオ・ロヨラの天才は何と言っても、イエスズ会士の養成法にあらわれている。入会者はまず『霊操』を課される。『霊操』とは身体の鍛錬が体操であるように、霊魂の鍛錬法を意味する。それはキリストの姿にならっ…

映画の中で歌う場面  

歌が映画の中で効果的に使われている場面で個人的に好きなのを。まずは『ベスト・フレンズ・ウエディング』の中で、ジュリア・ロバーツ扮するジュリアンが当てつけのために恋人役を依頼した相手が歌い出し、レストラン中大合唱になる『I say a little player…

きみのためのバラ 

最近読んだ本から、秋の夜長にお薦めをいつくか。短編集では『きみのためのバラ』池澤夏樹さん。『雪沼とその周辺』堀江敏幸さん。『ハヅキさんのこと』川上弘美さん。『風に舞い上がるビニールシート』森絵都さん。短編ながら全体として流れがあるもの。『…