2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

前倒ししよう

鮒谷周史さん「かつての重度の先送り癖の症状が多少なりとも緩和されたのは、『先送りしないようにしよう』と思うのではなく、『前倒ししよう』『フットワークを軽くしよう』と考えるようになってから。同じことじゃないか、と思われる方もあるかもしれませ…

言葉の前にヴィジュアル化

坪田信貴さん。「言葉で言い聞かせる前に、『ヴィジュアル化』しましょう。それによって、相手が『まね』しやすくなります。図などを描く時には、紙に目いっぱい大きく描いて見せます。こうして(1)ビジュアルでやり方を具体的に見せた後で、(2)ポイン…

喜びを先に延ばす

田中得夫さん。「『人生は何故思い通りにならないのか?そこには深い理由があります。それは何でも思い通りになったら、つまらないからです。思い通りにならないことに本気で取り組み真剣に、やればやるほど、そこに充実感や感動が生まれます。』 先日の新聞…

未踏の地を目指す

梅原大吾さん。「手っ取り早い方法や人の真似、安易な近道を選んだ人は、どれだけ頑張っても最大で10の強さしか手に入れることができない。しかし、自分だけの道を切り拓いて進んでいった者は、11、12、13の強さを手にできるはずだ。人によって考え…

人の目を気にせず

梅原大吾さん。「人の目や世間体を気にする人が多すぎると思う。努力を続けている人は誰かの目なんか気にしていないと言える。周りを気にすることなく、自分の世界に没頭できている。諦めなければ結果が出るとはいいきれない。だが、諦めずに続けていれば人…

変化の手を打つべき合図

梅原大吾さん。「失敗ばかりを恐れ、何もしないというのが一番いけない。何かを恐れ、回避し、ごまかしながら前進したとしても、上に行こうとすれば、ほとんどの場合回避したはずの壁に結局ぶち当たらざるを得ない。その壁を越えなければ結局上に行けないよ…

何回言ったらわかるか

坪田信貴さん。「よく親御さんが子どもをしかるときに、『何回言ったらわかるの?』という怒り方をしますよね? この答えは『約500回』です。実際に、英語においてよくミスをする箇所を指摘して、完璧になる回数を50人程度の子ども達それぞれに1年以上…

アンファスポジション

坪田信貴さん。「まず、相手の顔を真正面に見すえて、30センチくらいの距離で、目と目が向かい合うようにします。そして次のような状態を、心に思い描いて、人に接してください。ラポール(相手との信頼関係)が形成されやすくなります。『あなたと相手の…

敗戦は勝利のための必要経費

森内俊之さん。「『このまま指しても負けるな』と思ったときほど、丹念に考えるようにしている。形勢不利なときに良い手は存在しないので、自分が納得できる手を追い求めるように方針を転換するのだ。それを続けていても負けるときは負けるのだが、可能性を…

好調期も不調期も

森内俊之さん。「将棋人生を振り返ってみると、調子のいい時期と悪い時期はちょうど半々くらいではないかと思う。調子がいいときは、何をやってもうまくいくものだ。新しいことに挑戦するなら、こういう時期のほうが良い。そこでさらに自分の幅を広げること…

考える根気

森内俊之さん。「私の長い棋士人生を支えてきたのは、”考える根気”なのではないかと自分では思っている。飛びぬけた才能や技術を持っているわけではない。好戦的でなく、闘志が前に出ることのない性格も、本質的に勝負に向いていないのではないかと思うこと…

おカネは感謝のしるし

岡本和久さん。「経済学の一番根本にある永遠の真実は、人間の欲望には限りがないが、資源には際限があるということである。そこで『トレードオフ』の関係が発生し、少しでも全体の効用を高めるために分業と交換が行われるようになった。ある満足を得るため…

後悔と取越苦労はしない

内田樹さん。「『後悔と取り越し苦労は絶対にしてはいけない』というのは、武道の基本ですからね。戦場に出て、四方八方から矢弾が飛んでくるときに、『こんなところに来るんじゃなかった』と悔やんだり、『ああ、このあと撃たれて死ぬに違いない』と取り越…

強い生命エネルギー

成瀬雅春さん。「希望を持てない人は、生きていく力が弱いのかもしれません。遠回りかもしれないけれど、そんな人はヨガをするといい。ヨーガのポーズを取ったり、呼吸法をしたり、瞑想をしたりすると、基本的な生命力が強まります。そうすると、どんな状況…

やる以上は名人・達人に

内田樹さん。「人間には『こんなこと』はできませんと早計に断定すべきではない。人間の可能性なんて、本当にわからないんですから。何年稽古していても、『僕、素人ですから』と言う人がよくいるんです。『別に武道家として名人・達人になりたいわけじゃな…

服喪三年

成瀬雅春さん。「この世との区切りが、四十九日や一周忌や、三回忌です。だから、受け継いだほうも、それ以上は引っ張ってはいけないんです。引っ張ると、『また戻ってきてくれ』ということだから、死者は成仏できないんです」内田樹さん。「『論語』にも同…

仮説立案と検証を高速回転

鮒谷周史さん「何より一番、私にとって役に立ったのが、「人間はどうすれば変わるのか、の研究日誌作り」としてのメルマガ執筆。毎日、「私自身の毎日の行動記録を振り返り、その上で、仮説を立てて今後の改善項目を明確化し、対外的に発表し、実践の決意を…

五感の感度を上げて祈る

内田樹さん「ミッションスクールにおける日常的な宗教教育のかたちについてヒントを求められたとき、私は『チャペルの掃除をさせたらどうですか』と答えた。祈りの場を清浄なものに保つことが宗教実践の基礎中の基礎だと思ったからである。当然ながら、人間…

他人との違いを明確に

上田稔夫さん。「人と一緒になってはならないと思います。『結界』という言葉を私どもは使っております。私の場合はお茶の先生から教えて頂きました。つまり、茶室というのは、たとえ織田信長であろうが、秀吉であろうが、こんなに狭いんですよね、茶室の入…

変化なくして成長なし

梅原大吾さん。「僕にとっての正しい努力。それはズバリ、変化することだ。昨日と同じ自分でいない。そんな意識が自分を成長させてくれる。ゲームの世界においては、変化なくして成長はない。常に自分を変えようとする、そうした意識が求められる。しかし、…

相手の弱点を突かない

梅原大吾さん。「僕は、相手の弱点を突くのが好きではない。『こうすれば勝てるんだけど・・・』と思うことはある。しかも、相手は気づいていない。けれども楽に勝てる道は選ばず、あえて別の角度から勝負する。相手の弱点を突くのは野暮だと思うからだ。弱…

効率はたかが知れている

梅原大吾さん。「そこで気持ちが負けて、便利で簡単な戦法を選んでしまうと、確実に成長が止まってしまう。それは間違いない。それでは10の強さは手にできるが、そこが行き止まりだ。僕は10の人間に勝つために頑張っている。そんな僕が10では意味がな…

まずは変化すること

梅原大吾さん。「自分を変えるとき、変化するためのコツは、『そうすることで良くなるかどうかまで考えない』ということだ。もし悪くなったとしたら、それに気づいたときにまた変えればいい。とにかく、大事なのは変わり続けることだ。良くなるか悪くなるか…

いつかチャンスが

森内俊之さん。「すぐに羽生さんに勝つのは難しい。だが、勉強を続けていけば、またいつかチャンスが巡ってくるかもしれない。そして、そのチャンスをものにすることもあるかもしれない。その時まで、力を蓄えよう。差はかなり大きい。焦っても仕方がない。…

安易な道を選ばない

梅原大吾さん。「ここまでインターネットが普及すると、誰でも知っていることが多くなる。例えば、このやり方が相当強い、それを知らない人にはだいたい勝てるといった戦い方もかなりの量流布している。最強ではないが楽に勝てる方法はたくさんある。しかし…

目標は世界一ですらない

辻野晃一郎さん「ロボットはすぐにおカネを生むわけではありません。でも、世の中のためには重要なチャレンジであり、あれを手がけたことでソニーには世界中から優秀な技術者が集まっていた。今になってグーグルが、世界中のロボットベンチャーを買収してい…

姿勢と覚悟が違う

梅原大吾さん。「センスや運、一夜漬けで勝利を手にしてきた人間は勝負弱い。僕はこれまで頭の回転が速く、要領が良く、勢いに乗っていると思われている人間と何度も戦ってきたが、ただの一度も負ける気はしなかった。それはなぜか。彼らと僕とでは迷ってき…

自分も人間相手も人間

梅原大吾さん。「勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてもなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つ事で、バランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。バランスを保つ方法は人それぞれだと思うが、僕は、自分も人間だし相手も…

スタイルに陥らない

梅原大吾さん。「プラスとマイナス、両方を分析して努力を続けない限り、勝ち続けることはできない。自分の才能に頼るとか、一つの勝ち方に拘るような人は、必ず落ちていく。ほとんどの人は、実力がつくほどに自分なりのスタイルというものを確立してしまう…

好語説き尽くすべからず

無限唱元さん。「自分ひとりの心の空間の中にいて孤独にひたっていられるというのは、その人の心に秘密の部屋があってそこで楽しんでいるということです。あなたがその秘密の部屋の扉を次々に開いてみせても、まだ奥がある。それが人の好奇心をかきたてる。…