2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

神経と血管の関係

渡辺淳一さん。「人体のほとんどの血管は、神経によってコントロールされています。この神経は一般に自律神経といわれていて、そのなかには交感神経系と副交感神経系の二つがあり、この両者は互いに相反するように働きます。たとえば、交感神経は緊張や苛々…

全身の血がさらさらと

渡辺淳一さん。「この、あまり他人のいうことを気にしない、きかないところが、健康の秘訣でもあるのです。要するに、あまりくよくよせず、他人に嫌なことをいわれてもすぐ忘れる。このいい意味での鈍さが、精神の安定と心地よさにつながり、ひいてはそれが…

したたかで鈍い

渡辺淳一さん。「彼はナイーブで鋭くて、傷つき易かった。なまじ才能があり、自分でもあると思いこんでいたので、一度、傷つくと容易に立ち直れない。たしかに彼のような性格の男は、順調に進み、周りがちやほやしてくれるときには、すいすいと伸びていくの…

喜怒哀楽の逆張り

向谷匡史さん。「内心はどうあれ、喜怒哀楽を表情にそのまま現すのは、自分の、”弱い心”を晒すのと同じで、ナメられてしまうことになる。だから、一流ヤクザは、さして親しくもない相手に喜怒哀楽を見せることはない。喜んでいいはずの場面で喜ばない。この…

大見得を切る重要性

ジェフリー・アーチャーさん。「ユベロスの座右の銘は、こうだ。権威の2割は与えられるものだが、8割は勝ち取るものである。まさに至言である。勝ち取る方法のひとつは、自信をもって、あるいは自信ありげにふるまうことである。たとえ自信がなくても、決…

最大の敵は自分自身

ジェフリー・フェファーさん。「自分が自分の邪魔をしてしまうのは、自分のことをいい方へいい方へと考え、好ましい自己像を抱くことに一因がある。この自己尊重を維持する最良の方法は自分から先に降参することであり、あるいは自分のめざす道をわざわざ閉…

愛されかつ恐れられる

ジェフリー・フェファーさん。「マキャベリが君主論で指摘した通り、最も望ましいのは『愛され、かつ恐れられる』ことではあるが、片方しか選べないなら、愛されるより恐れられる方が、地位と権力を維持する上では遥かに得策だ。ある調査によれば、他人を評…

やりとりさえあれば

内田樹さん。「半日かけて穴を掘って、半日かけてまた埋めていく。その繰り返しというような仕事に人間は耐えられません。しかし、同じような労働であっても、そこに他者との『やりとり』さえあれば人間は生きてゆけます。たとえ、穴を掘って埋めるだけとい…

目をひんむく

石田久二さん。「声と同様、目にもエネルギーが宿っている。そこでまず、普通につぎのセリフを言ってみよう。『オレ(私)は運がいい!』。次に、目を思いっきり見開きながら(ひんむきながら)言ってみよう。声の質が全く変わることが実感できるでしょ。な…

努力の見える化

山口真由さん。「この努力は報われるのだろうかといった不安が頭の中に一杯になると、努力を完遂させることも困難になってきます。それを避けるため、努力は必ず形に残していかなければならないというのが私の持論です。形に残らないと、不安が募ってしまう…

エネルギーを奪う羞恥心

石田久二さん。「感情の中でも、最もエネルギーを奪い取る最悪級の感情とは、『羞恥心』だ。デヴィッド・R・ホーキンズ博士によると、『恥(羞恥心)』はあらゆる感情、意識のレベルでもっともエネルギーが低いという。『恥』は死に最も近いものです。なぜな…

勝負スポットを作る

山口真由さん。「井上雄彦さんは、漫画のネームを作成するとき、喫茶店を渡り歩くといいます。理由は、自分の家では、自分に甘えてしまうからだそうです。そして、井上さんには、ここぞというときに行く、『四番バッター』ともいうべきお店があるそうです。…

まだ努力と呼べない

山口真由さん。「『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない』この王貞治さんの名言に、私は共感します。(略)私は仕事に努力をして打ち込んでいる時は、甘いお菓子はいつでも・どれくらいでも食べてもいい、と決め…

6×6からは拡大

森毅さん。「三十歳ぐらいの時は自分を売りこむ時期で、できるだけアピールしたくて仕方がない。ところが年をくうと、存在を主張しづらい。へたに言うと嫌味になるし、自分自身、三十代の余禄で生きているなあという思いがあるし、オリジナリティがあるのは…

人間の完成を目指して

完全な人間はいない。その完全な、高みを仮に百とおくと、2だとか3だとか、おそらく一桁のレベルにしからならない。でも、人生というものには、いくつもの柱のようなものがあって、それぞれの柱のところで、気づくことがあり、高みを目指して努力をして登…

ストレス→リラックス

石田久二さん。「願望実現の最大の肝は、『ストレス→リラックス』のプロセスにあり、その究極のリラックスのことを『さとり』という。ストレスをかけながら願ったものは、リラックスに転じたときにかなう。リラックスとは力を抜くことであり、『手放す』や『…

笑顔6割厳しさ3割

たとえば、すべての人にやさしく誠実に対応しようとする、というのが、わりと強いパターンなのだろうけれど、それだけでは通用しない事態がある。ある人に教えて貰ったのは、リーダーは笑顔が6割、厳しさが3割、あとの1割はいざとなったら「刺す」と思わ…

パターンの変革

トランプのゲームに大富豪というのがある。遊びなので、勝つためのパターンというか、プログラムがあって、弱いカードを最後に、その前にジョーカーだとか2だとかを置いて、必勝パターンのようなものを作る。そんなにプログラム自体を変化させることなく遊…

最後は雄叫び

石田久二さん。「経営者の方々に絶体絶命のピンチ脱出方法について聞いて回ったことがある。共通するメッセージは、『最後は気合い!』ってこと。具体的には身体いっぱいに叫ぶ。この手の『雄叫び』を本気でやると、瞬間的ではあれ劇的に体質が変わってしま…

心のザワツキを消す

石田久二さん。「サインがサインである時、そこには『ザワツキ』がある。『ザワツキ』は潜在意識と超意識の摩擦によって生じるもの。このザワツキには2種類ある。それは『やるべきこと=問題解決』と『やりたいこと=願望実現』に向けたザワツキ。放置して…

学び続けられること

立石剛さん。「私はなぜ1つのテーマでセミナーを長く続けていられるのか。はっきりといえること、それは『自分自身がこのテーマが好きで、学び続けているから』ということです。自分自身が語るテーマを愛し、学び続けられることは、1年目から結果を出し、…

1日の終わりに1分

山口真由さん。「努力し続ける。これは、決して楽しいことではありません。何度も何度も同じ作業の繰り返しであったりします。すると、自分が気づかないうちに、心がすさんでしまうこともあります。それを予防するうえで私がやっていることは、一日の終わり…

ハッピーとラッキー

森毅さん。「『幸せになりたい』と、今の若者はよく言う。でも、幸せという言葉の捉え方が狭い。幸せには二つの種類がある。幸福と幸運。ハッピーとラッキー。幸福と幸運は『幸』という文字を両方とも含んでいるけれど、ニュアンスが少々違う。ハッピーにも…

どん底を経験している

久世浩司さん。「『レジリエンス・リーダー』は、ただ打たれ強いだけでなく、本人独自の強みを知り、それを活かしていることに特徴があると考えました。『レジリエンス・リーダー』は、生まれながらにして打たれ強かったとは限りません。彼らにはいくつかの…

人生を好転させる言葉

鮒谷周史さん。「人生を好転させる魔法の言葉とは、『明日、ラクになることしかしない』という言葉。裏から言えば、本音では、やりたい、あるいは、ついつい、やってしまう……といったことでも、明日、苦しくなることが明白なことは絶対にやらない、というこ…

順接だと説得しやすく

ヘンリック・フェキセウスさん。「人に賛同してもらうと、『受け入れられた感じ』がするだけでなく、賛同してくれた相手に対する好感度も上がる。だから、最初に相手に意見を言ってもらってから、『わかります』と切りだそう。ちょっと間を置いて、こちらの…

親指が隠れたら

ヘンリック・フェキセウスさん。「もし指先に突然力が入って、祈るように重なりあったら、権威の誇示から一転、それは権威の失墜を意味する。指先を固く閉じるのは疑念や不安の表れで、委縮し始めている証拠だ。そしてまた、セルフタッチという不安なときの…

攻撃を無効化する

ヘンリック・フェキセウスさん。「心理的に攻撃を受けている場合は、相手の行動をただちに無効化する二つのよい方法がある。一つ目の方法は、反論するのではなく質問することだ。反論すればさらなるミサイルの応酬になるが、質問をすれば同じ攻撃にさらされ…

ポール・ギア・カバ

暑かったけれど、京都へ。京都国立美術館でポール・スミス展を観て、かねてから予約をとっていたノンバーバル・パフォーマンス「GEAR」へ。2012年4月からロングラン公演をしていて、外国人観光客には伏見稲荷に継ぐ人気という舞台。退屈させない75分間のパフ…

自信を示す三角のポーズ

ヘンリック・フェキセウスさん。「あるシンプルなジェスチャーをすることで、人々はあなたの発言を真剣に受け取り、価値のあるものだと考えるようになる。それだけではない。あなたの言うことが正しいのだと感じるようになる。すべてを操るのはあなたの『指…