2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

一円融合

木原武一さん。「彼(二宮尊徳)はある悟りを開いた。この世の中には、何かことを始めれば、必ずそれに賛成する者もいれば、反対する者もいる。対立があるからこそ、新しきものが生まれる、と。そのことを彼は、『一円一元』あるいは『一円融合』と述べてい…

仕事は一気呵成

北尾吉孝さん。「次に森信三先生が仕事というものをどのように考えておられたかについて簡単にふれておきたいと思います。まず先生は、仕事とは日常生活を充実したものにするための最も手っ取り早い手段だといわれています。『自己のなすべき仕事を、少しの…

生きていく上での力を得る

池澤夏樹さん。「文学は、そうそう直接に役立つものではないと思います。ただ、文学のなかには、人間の原型があります。私たちは普段、表面のふるまいでお互いを理解しようとするけれども、もっと深いところに埋められた基本のかたちがあると思うんです。文…

本物の自信が謙虚さの源

野口嘉則さん。「謙虚さの源になる二つ目のものは、”本物の自信”です。私たちは、自分に自信が持てない時に、才能や地位や実績によって自分を飾ろうとします。そのままの自分ではだめだと思うから、自分を他人から認めて貰う為の証拠を集めたくなるのです。…

物語で売る

鬼頭宏昌さん。「ピカソは新しい絵を描き終えると、必ず数十名の画商を自らのアトリエに招き、その絵を描いた背景・物語を大勢の画商を前に語り尽くしたといいます。絵にまつわる物語を自ら語ることによって、ピカソが描いた絵の世界観が一気に伝わるため、…

出だしを丁寧にする

清水久三子さん。「実際の私は『気分が晴れない』『憂鬱』『だるい』など、やる気満々とは程遠い状態で一日を迎えることが多々あります。そんな私がやる気に左右されない為に実践しているノウハウをご紹介します。モチベーションに頼らないほうがいいと考え…

安寧を求めて怠惰に陥る

野口嘉則さん。「『いかに効率よく、いかにうまく、いかに賢く成果を出すか』が、多くの人にとって最大の関心事になっています。ただ、結果や効率を重視するあまり、そのプロセスにおける自分の”あり方”をおろそかにしてしまうのは考えものです。中沢新一さ…

最も効果的な休憩法

樺沢紫苑さん。「人間の脳は、視覚情報の処理に脳のキャパシティーの90%を使っていると言われます。パソコンに向って仕事をするデスクワークの人は、仕事による視覚情報の処理で脳が疲れています。休憩時間ぐらいは『見る』『読む』ことから脳を解放すべき…

全力的な生活

北尾吉孝さん。「(森信三先生は)真の修養とは、何よりもまず人間が内面的に強くなることことでなくてはいけないとも述べられています。真面目という字の真の次に「の」の字を一つ加えてみなさい、と先生はいわれます。すると、『真の面目』と読むこととな…

始業直後の集中力を

樺沢紫苑さん。「始業開始時には、メールやメッセージのチェックをするな、と述べました。それでは、仕事をスタートしたときに、その最初の時間で何をするべきなのでしょうか。集中力の必要な仕事は集中力のある時間帯に割り振る必要があります。従来のTODO…

薪を焚べる儀式

清水久三子さん。「五郎丸選手のキック前のポーズで一躍有名になった『ルーティーン』。外界の余計な刺激から解放されて、集中状態に入っていくための一連の手順のことです。私は思考のスイッチを入れるための手順を、着火のための『薪を焚べる儀式』と呼ん…

天ぷらは蒸し物

近藤文夫さん。「でも、私はどうしても野菜を使わなければダメだと考えました。というのも、私は天ぷらを日本料理やフランス料理といった料理のジャンルの一つとして成立させたいという思いを持っていたんです。世界中のどの料理も、その土地の野菜を使って…

他人との約束は守りやすい

佐々木正悟さん。「抱え込み型のタイプの人たちが陥りやすい、もうひとつの罠があります。それは、『自分との約束』に比べれば、『他人との約束』のほうが圧倒的に守りやすい、という動かしがたい事実です。自分との約束というのは、ある意味では”言葉の遊び…

習慣になる日数

スティーヴン・ガイズさん。「『新しい習慣は21日で身につく』という神話は、おそらく形成外科医のマクスウェル・マルツ博士の研究から生まれたものでしょう。博士、本当ですか? 習慣作りにかかる時間について最もよく引き合いにだされるのは2009年の『ヨー…

小さな習慣の基本

スティーヴン・ガイズさん。「小さい習慣とは、あなたが新たな習慣にしたいと思っている行動を、もっともっと小さい形にしたものです。毎日100回の腕立て伏せが目標なら、毎日1回の腕立て伏せをする。小さな習慣は、”ばかばかしいほど小さな”ステップか…

繰り返しはやりやすい

佐々木正悟さん。「『繰り返していることは、やりやすい』からです。会社に着くなり、抱えている企画の達成率とは何の関係もなく、メールチェックを、それも長時間かけてやっていませんか? メールチェックは通常繰り返す業務なので、取り組みやすいからです…

無駄な努力をする

みうらじゅんさん。「あらゆる『ない仕事』に共通することですが、なかったものに名前をつけた後は、『自分を洗脳』して、『無駄な努力』をしなければなりません。人に興味を持ってもらう為には、まず自分が『絶対にゆるキャラのブームがくる』と強く思いこ…

慎みをともなう深い感謝

野口嘉則さん。「謙虚さを失った状態では、自らの生き方を深く反省することがないので、人間として成長できません。一方、超一流のレベルにまで到達する人は、謙虚さがあるからこそ、常に自らを省みることができ、人間としてどこまでも深く大きく成長してい…

存在感を際立たせる

しぎはらひろ子さん。「私は、何よりその人の『存在感』をいかにして際立たせるか、そこに主眼を置いてスタイリングする。最も大切にしていることは、『一目で何者かがわかる外見を意図的につくり上げること』だ。95%の人が無意識のうちに、『衣服』から…

布施・愛語・利行・同時

星覚さん。「布施は、欲しがらず、惜しがらず、一切を打算的に行わないことです。御布施といえば、お坊さんに渡すお金のことという誤解があるようですが、そうではありません。御布施はお坊さんであるかどうかに関係なく、相手も自分も『心から喜ぶ』行為そ…

なにも考えない時間を

鶴田豊和さん。「幸せになるためには、何も考えない時間を増やしましょう。考えることは良いことではなく、むしろ悪いことなのです。人は1日に約6万回考えます。そして95%は前日、前々日と同じ考えで、80%はネガティブなことを考えています。ほとん…

はきものをそろえると

星覚さん。「永平寺の掃除は物理的にその場所をきれいにするだけでなく、心まで磨くという行為なのだと感じました。チリひとつ落ちていない廊下を毎朝全力で磨き、落ち葉が見当たらない境内をほうきで掃き清めているうちに、誰に見られるともなく、だただた…

集中力を減らす生活習慣

樺沢紫苑さん。「睡眠時間を削ると、ガンのリスクは6倍、脳卒中は4倍、心筋梗塞は3倍、高血圧は2倍、糖尿病は3倍以上へと跳ね上がります。日本人男性を対象にした研究で、睡眠時間が6時間以下の人は7〜8時間の人に比べて死亡率が2.4倍高くなるという報告も…

モンキーマインドを脱する

久賀谷亮さん。「いろんな考えに頭が満たされた状態をモンキーマインドという。サルたちが頭の中でうるさく騒ぎまくっているような状況だな。雑念が頭を占拠していると、脳は疲れやすくなる。脳と言うのはあらゆる臓器の中でも、膨大なエネルギーを消費する…

苦痛の感情をつくらない

三浦将さん。「習慣化を達成するためには、頑張り過ぎない方がいいのです。ちょっと力を抜いて、リラックスして臨むくらいが丁度いい。三日坊主の人は、最初の3日間無理して頑張り過ぎて、続けることが苦痛になってやめてしまうケースがほとんどです。いい…

戦わずして勝敗を決する

伏木亨さん。「これまでの研究者生活のなかで強烈な衝撃を受けた論文がある。もう30年以上前、欧米の著名な科学雑誌で読んだものだ。論文の筆者らはゴキブリを2匹カップに入れた。戦わせるためである。最初は両者睨みあっているが、触覚でコミュニケーシ…

集中力は高めない

樺沢紫苑さん。「私は、午前中の時間価値は夜の4倍と考えますので、30分のメールチェックは、2時間の時間損失に匹敵します。私の場合、メールチェックは、少し仕事をして、『ああ、疲れたな』という状態で、気分転換がてら行います。そうした疲れた状態でも…

姿勢が気持ちを作る

三浦将さん。「生理学的に証明されていることですが、姿勢が気持ちを作るのです。姿勢は心の状態に大きな影響を及ぼすのです。ひとつ目のグループにはハイパワーポーズと呼ばれる自信のある人が良く取るようなポーズを2分間取ってもらいました。いずれも体が…

目線を上げる習慣を

三浦将さん。「ハイパワーポーズの大きな要素の一つに、視線が上向きになるということがあります。あなたの現在の仕事を観察してみて、視線が上向きになっている時間はどれくらいあるでしょうか? むしろ下向きになっている時間が、かなり多くありませんか?…

部下をきちんと評価

入山章栄さん。「トランザクティブ・リーダーシップは3つの資質に分解されます。第一は『コンティンジェント・リワード』です。成果をあげた部下に対して正当な報酬をきちんと与えることです。ここでいう『報酬』は金銭的なものや昇進だけでなく、例えば、…