2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

秘すれば花なり

田中得夫さん。「幸之助氏がきて、“きみ、座布団の並べ方がゆがんどる。”と言われるのです。幸之助氏は座布団の端が完全に一直線になっているか、目線を畳にくっつけるようにして確認しているのです。テーブルにペットボトルを置く時も、その位置やラベルの…

努力を勲章にしない

桜井章一さん。「自分のやってきたことや努力を話し出す人がたまにいる。きっとそういう人は、『俺はこれだけのことをしてきたんだ』と自慢したいんだろうが、そういった努力は自分の勲章にせず、捨ててしまったほうがいい。運は努力を続けている過程に訪れ…

嫌なことに感謝する

齋藤一人さん。「成功する人っていうのは『感謝』が多いんだよ。でも、『いいことがあったら感謝する』では普通なの。『いいこと』なんてめったにないから、感謝が少なくなってしまうんです。それよりも、『嫌なことに感謝する』。勿論『良かったこと』にも…

ラクを求めて苦しんでいる

桜井章一さん。「仕事でも、合理性は大事じゃないんですよ。仕事だから合理的にとかやっているから、自然に人間的なものを失ってしまう。進歩というのも、まやかしなんです。便利になって自分がいかにラクになるかという発想です。ラクになるという発想は、…

いつでもリラックス

日経新聞に出ていた「職場で、家庭でリラックス上手になる5か条」から。(1)仕事や家事の合間、30分でも『何も心配しなくていい』『頭が空っぽでいい』時間をつくる。(2)ときどき深呼吸をする。吸うときには前向きな気持ちで、吐くときはつらい思い…

天神祭

長年大阪に住んでいながら天神祭りを見たことがなかった。昨日はじめて特等席の場所から船や花火を見ることができた。夕焼けの中の良い景色で、こういう時に限ってカメラが修理中だったりするのだが、時折京阪電車が眼下を通り過ぎる中、船上で篝がたかれ、…

すべての人がよさがわかる

千住博さん。「ワインはとても土着的で、とても個人的で、とても風土によりかかったものなのです。しかし、いいワインができたときに、そのいいワインの味がわかるのは、その小さな土地の産地の人たちだけでしょうか? そうではなく、いいワインならいいワイ…

人間はなまけもの

千住博さん。「ある意味では、人間がよりなまけるための知恵を文明というのです。文明や技術というのは、より楽をするためにできたのです。けれど、その楽をすることによって、失うものも多いのです。例えば、筋肉。歩かなくなると、歩けなくなる。高度成長…

基本の心構えを見失わない

桜井章一さん。「ゲームには運やツキの流れがあり、『ツイてるなあ』と思う時と、『ツイてないなあ』という時が繰り返し訪れる。『ツキがなくなってきたなあ』という時、多くの人はツキを取り戻そうと余計な考えを巡らせたり、必要のない動きをとったりする…

実績のみが実在

ハロルド・ジェニーンさん。「だが、実績は実在であり、実績のみが実在である。これはビジネスの不易の大原則であると私は思う。実績のみが、きみの自信、能力、そして勇気の最大の尺度だ。実績のみが、きみ自身として成長する自由をきみに与えてくれる。覚…

自然が後押しを

桜井章一さん。「ギリギリの勝負に勝った時や、危機一髪の場面を切り抜け命からがら生き延びた時、何かが自分の味方になってくれた、と感じたものです。その何かとは、神様や守護霊といった、人間が頭でこしらえたものではない。たぶん、雲とか海とか魚とか…

心の適温

桜井章一さん。「逆境にもへこたれない『心の温度』について。36度とか37度とか、身体に適温があるように、心にも適温というものがあります。高すぎても低すぎてもいけません。それはすなわち、自然ではない、ということです。そういう意味で、『熱い人…

一段上の課題に

桜井章一さん。「トラブルやヤバイ局面から逃げようとするのは『今』から逃げ出そうとすることでもあります。そういうクセがつくと、いつも逃げ回っていることになる。トラブルに立ち向かう人は、いつか必ずそれをクリアして、次のレベルに進むことができま…

どれだけ人生を捧げるか

ハロルド・ジェニーンさん。「これらすべてには、個人として支払わなくてはならない代償がある。自分にたずねてみるがいい。傑出した結果を達成することに成功するマネジャーになるために、自分の人生をどれだけ捧げる気があるか? と。今日のアメリカ企業の…

動きが大きいと弱い

桜井章一さん。「小さい動きだと間に合うのです。大げさにやってはいけません。つまり動きが大きいと、弱いということになる。次の変化のためにも、動きは大きくしないことです。変化が100くらいあるかもしれないのに、ひとつの変化に対していちいち大き…

器の大きな人の定義

鮒谷周史さん。「「器の大きな人」の定義として、以下の7項目を考えてみました。(1)感情が外的環境によって変動しない、もしくは、動いたとしても振れ幅が小さい(自分の内にスタビライザー(安定化装置)を備えているような)、(2)中でも特に負の感…

今をきちんと過ごす

桜井章一さん。「ヒクソン・グレイシーと対談をしました。やけに話があって、以来、家族ぐるみのつき合いをするようになったのですが、彼はこんなことを言っています。『ほとんどの人は、『今』をきちんと過ごしていないように思う。過去を振り返って、くよ…

人々を駆り立てる

ハロルド・ジェニーンさん。「リーダーシップは物事を遂行するように人々を駆り立て、答えを出さなくてはならないと感じるがゆえにそれをやり続け、満足できる結果を得るまでやめないように駆り立てる情念の力である。もちろん、努力がいつも功を収めるとは…

生涯のモチーフ

千住博さん。「滝を再現描写することはできないけれど、画面の上に滝を作ることはできるかもしれない。そう思って、上から下へ絵具を流してみた訳です。そうした所、とても面白い感じになったのです。今まで誰もやったことがない仕事かもしれない、と思いま…

芸術とは何か

千住博さん。「『自分の気持ちを何とかして人に伝えたい』と思ったことはありませんか。『とってもきれいな花が咲いているよ』『すごく美味しいものを食べたよ』と、だれかに伝えたい、わかってほしい、わかってあげたい。太古の昔から、そうした気持ちのひ…

修羅場は多いほうが

桜井章一さん。「ヤバイ局面で最も危険なのはパニックになることであり、冷静ささえ残っていれば助かるチャンスはきっとあるのだと思います。冷静なら、重大な危険にさらされたときほど敏感な直感が働きます。それで、問題の本質と、解決のための対策が、瞬…

敗因の99%は自滅

桜井章一さん。「守りや日和ることは、弱気とセットになっていて、弱気は迷いを生みます。迷いが生まれれば、疑心暗鬼、あれこれとよけいなことを考えるようになり、冷静さを失っていく。また、迷うと、間に合わなくなります。時に置いていかれ、状況に置い…

守りに入ると悪化する

桜井章一さん。「降りるのは、安全を確保するためのものです。けれども残念ながら、安全なんてどこにもありません。一見、安全に思える方法や、とりあえずその瞬間だけ安全な方法はあっても、そんな小手先の技術は、大きな危険と背中合わせなのです。商売に…

勝負所はピンチの中に

桜井章一さん。「日常生活でも同じです。運のせいにして、降りてはいけない。なぜベタ降りがいけないか。それは、『勝負どころ』を逃してしまうからです。勝負どころは、逆境の中に訪れます。大きなターニングポイントをものにしたことによって、場の流れを…

問題を運のせいにしない

桜井章一さん。「運が悪いと言って、皆さんが嘆いている中身をよく見ると、実は『問題』とか『トラブル』『悩み』であ ることが結構多いのではないですか。仕事で思うように成果があがらない。人間関係が面倒くさい。体調が悪くて朝が起きられない。そういっ…

するべき努力を

桜井章一さん。「努力には『いい努力』と『悪い努力』があり、『必要な努力』と『不要な努力』があると思います。正しい努力、必要な努力とは、周囲の評価を求めないものです。それは、自分という存在を磨くことや、自分に素直であろうとする心がけ、マニュ…

クロワッサンと神様

ある本に、神様に存在を示して貰うよう依頼する話が載っていた。わかるものか。それに、神様を試すなんて不遜じゃないか。仕事でひどく疲れることがあった。その日にやるべき作業は山積しているが机に向かう気になれない。外に出て、見知らぬ路地を歩いてい…

習わないですむなら

桜井章一さん。「いや、覚えたというより、わかってしまった、という感覚。(略)人に習わないですむなら、習わないにこしたことはありません。習ったことというのは、頭での処理になるからです。対して、自分で発見したことは、心や身体に沁み込みます。理…

一つ一つに真摯に向き合う

桜井章一さん。「あらかじめ自分で『勝負どころ』を設定しておき、そこだけは間違いなくものにする、という習慣をつけたのです。しかし、生活の様々な場面においても、同様のことを実践していかなければ、インチキなんじゃないか、そう思ったのです。卓を囲…

内容と勝負の関係

桜井章一さん。「内容と勝負の関係を、私はこう考えています。理想的なのは、『よい内容で勝つ』こと。次に望ましいのは、『よい内容で負ける』こと。3番目が『悪い内容で負ける』ことであり、最も下なのは『悪い内容で勝つ』こと。極論すれば、勝ち負けな…