2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

人の話を感動して聞く

林成之さん。「リーダーはチームのムードメーカーでもあります。一緒に働くチームの環境を常にいい雰囲気に保っておくという役割があります。さらにワクワクした状態が作り出せれば期待した以上の成果を出せるはずです。そうなるようにチームの雰囲気を作っ…

プレッシャーの解除

青木功さん。「テニスをやっている女の子が人に見られるプレッシャーに耐えられない。解消するにはどうしたらいいかと質問する。見られていることにプレッシャーを感じているの、あの人に勝ちたいといって感じているのと聞くと、『両方』だという。ばかだね…

結果だけを目標にしない

羽生善治さん。「燃え尽き症候群というのがありますよね。なぜ人は燃え尽きてしまうのか考えたことがあるのですが、それは結果だけを目標にするからではないかと。結果がすべてという考えだと、仮に目標を達成しても達成できなくても、そこで気持ちは切れて…

毎日2分間将来について考える

向井万起男さん。「実は私には長年続けている習慣がある。それは1日1回、最低二分間、自分の将来について真剣に考えることだ。どのようなことでもいいし、すぐ先のことでも遠い将来のことでもいい。ある日には来週、また別の日には来年、10年後にやって…

児童文学の愉しみ

小学校の頃、バスに乗って、岡町にあった図書館に行くのが楽しみだった。気に入ったものを何度も借りて、そのあげく特別のお気に入りを買う、というのが喜びだった。で、あえて選ぶとすると、エリーヒ・ケストナーの『飛ぶ教室』『エーミールと探偵たち』『…

料理の愉しみ

大学時代は外食であったし、留学までは米もといだことがなかった。『はじめての一皿』という本を買い込み、最初に作った料理が竜田揚げであった。アメリカでは、牛・豚・鶏を順に回していた。牛で一番簡単なのは青椒肉絲かステーキ。豚はからしソテー。鶏は…

目標より遠くにゴールを定める

林成之さん。「自己報酬神経群とは『自分へのごほうび』をモチベーションに働く部位であり、この部位が活発に働かないと脳は活性化しない。重要なのは、活性化はごほうびが得られたという『結果』によって起こるのではなく、ごほうびが得られそうだという『…

取引コストの節約

菊澤研宗さん。「会社には、部下との間に情報伝達を巡る『高い取引コスト』が発生しうることを察知し、普段から、いざという時の『取引コストの削減』に努める上司もいる。組織を強くするには、取引コストがどこに隠れているのかを認識し、その削減の努力を…

人の究極の四つの幸せ

佐々木常夫さん。「禅寺の住職に聞くと、住職は『人の究極の幸せは、人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされることの四つです』と言われました。私は人間の究極の幸せがこの四つであるかどうか自信はありません。ですが…

三大本能のバランス

長谷川克次さん。「人間には3大本能があります。自分を守る、家族を守る、集団を守る、の3つです。この3つが満たされないと人間は苦しくなります。私達の場合、集団が名南製作所です。名南を『自分の集団』と感じられるよう、居心地がよくなるよう、どう…

このままで幸福

スリクマー・ラオさん。「幸福になるために、あなたは何を手に入れなければなりませんか?これはよい質問です。アラジンのように、ランプの精が3つの願いをかなえてくれるとします。あなたは何を願いますか?それはあなたを幸福にしてくれますか?ほとんど…

ウメサオタダオ展

民博でやっている「ウメサオタダオ展」に行ってきた。生前に梅棹忠夫さんにお会いしたのは2002年6月13日(82歳のお誕生日)であった。梅棹先生方式の京大式カードは高校生の頃から使っていたのだが、実際には留学中にカードに書き出してから。5百枚を越…

あなたの人生は完璧

スリクマー・ラオさん。「あなたが気づいていないのは、そして、あなたが受け入れていないのは、あなたの人生が完璧だという事実なのです。あなたが直面しているすべての試練や苦難にもかかわらず、あなたを押しつぶし眠れない夜をもたらすすべての問題にか…

ノンバーバルは65%

鈴木義幸さん「人はフェース・トゥ・フェースでコミュニケーションするとき、内容以外の様々な情報の授受をしています。人類学者のバードウィステルによれば、『二者間の対話では、ことばによって伝えられるメッセージは、全体の35%にすぎず、残りの65%は…

叱っても話が素通りする

林成之さん。「部下を叱ってばかりいるリーダーは最悪です。人には『自己保存』の本能があるので、叱られるのはとても嫌なのです。それなのに叱られると、自己保存の本能が働いて、叱っている人の話を耳に蓋をしてなるべく聞かないようになります。見た目は…

明るい性格を鍛える

林成之さん。「実はドーパミンには人間の性格を決めるという重要な働きもあるのです。ドーパミンの分泌が活発な人は前向きで明るい性格です。人間が考えるしくみは、前向き思考の明るい性格によって最も強く機能するようになっています。できるだけ前向きに…

目標は夢に近づくための階段

北島康介さん。「『目標』は、『夢』に近づくための階段、だと思うんだ。ふたつの違いは、いまの自分ではできないけれどいつかそうなりたいというものが『夢』、いまの自分が頑張ればできそうなことを『目標』と言えばいいのかな。目の前にある『目標』をひ…

目的を達成するまで実行する

林成之さん。「重要なのは、『目標』が達成できない時、どこがどう足りなくて、どうすれば解決できるのかという弱点を明らかにして、解決策を厳しく追及することです。さらに大切なのは、『目的』を達成するまで、その実行をやめないことです。弱点を分析し…

もしもモデルの欠陥

スリクマー・ラオさん。「あなたが生まれつき持っている幸福を経験していないのは、あなたは、何かを『手に入れ』れば、何かを『する』ことができ、そうすれば何かに『なれる』という考えを受け入れているからなのです。例えば、たくさんのお金を儲けること…

コメディー映画の愉しみ

観て楽しくなる映画のほうがいいので、コメディーが好きなのだろう。監督でいえば、ビリー・ワイルダーの『七年目の浮気』、『お熱いのがお好き』、『アパートの鍵貸します』。ジョン・ランディスの『ブルース・ブラザーズ』、『大逆転』、『サボテン・ブラ…

成功する目標の立て方

林成之さん。「オリンピックに出場する選手で、『目標は?』と聞かれて、『金メダルを取ることです』という人がいます。でもこれでは漠然としすぎて、脳は何に集中したらいいのかわかりません。その点、トリノの冬季オリンピックで金メダルを取った荒川静香…

目的と目標を混同しない

林成之さん。「『目的』と『目標』の意味を混同している人があまりに多すぎます。『目的』とは最終的に到達したい成功のイメージのことで、『目標』とはその『目的』を達成するために具体的に何をするのかということです。例を挙げましょう。『世界一のお金…

今だからこそ飲み会を

鈴木義幸さん。「アフター5の飲み会は、車での通勤が多く、またプライベートを完全に分けて考える欧米諸国にはなかなか生まれにくい文化です。かわりに彼らの場合は、お互いの家族について知り合うパーティーを週末に設けたりと、別の場を意図的に用意して…

飲み会で相手の背景を知る

鈴木義幸さん。「仕事をしているとどうしても上司を、部下を、同僚を、「今この瞬間どうであるか」という視点だけで見がちです。しかも、人の脳はコンピューターと同じではないはずなのに、0か1か、つまり白か黒かで判断しがちな所があります。「仕事がで…

130%の力を出す

林成之さん。「自分自身で行う仕事や勉強などは、その期限を人の半分に設定しています。なぜかというと倍以上の集中力が求められる為、結果として、思考能力が鍛えられるからです。人間の能力は、『いついつまでにこれだけのことをやってみる』と期限付きの…

一人旅の想い出

テーマとしてあげたものの、一人旅などさほど経験があるわけではないし、幸いにも、今のところ先の予定もないのである。たまたま出張した先でふと一人旅的な風景と出会うこともあるが、それは置くとすると、海外の経験はなく、国内のみとなる。大学二回生の…

釣りの想い出

釣り堀は別にして、本格的な「釣り」に連れて行って貰ったことが一度だけある。沖縄の職場からの『海洋資源調査』がそれで、海洋資源とはもちろん魚達のことである。7月中旬の土曜日、朝4時に家を出て、明け方の糸満の港からパヤオと呼ばれる魚礁がある場…

勝負は最初から全力を出して

林成之さん。「『自分に勝つ』とは、『常に自分の限界に挑戦し、それを塗り替えていくこと』です。私は自分のモットーとして、『何事にも全力投球する』を大切にしています。勝負で重要なのは、この全力投球を最初からできるか否かだと思います。勝負におい…

限定質問から拡大質問へ

鈴木義幸さん。「次は限定質問です。『どこまで例の作業は終わってる?』『最近は何時ごろまで仕事をしていることが多い?』『いつぐらいから新しい分析をスタートする予定?』クローズドクエスチョンよりは、話す際に脳の中での検索が必要となりますが、ま…

イエスセットを作る

鈴木義幸さん。「『昼ごはん食べた?』『いまでも週末の野球は続けてる?』『メールはお客様に送ってくれた?』できれば、相手がイエスで答える可能性の高いクローズドクエスチョンをします。これを“イエスセットを作る” といいます。『質問→イエス→質問→イ…