2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

直接対話の場

入山章栄さん。「日本企業では、昔は当然のように用いられていた直接対話によるコミュニケーションの機会が減っている印象があるからです。かつての日本企業は平場のオフィスが特徴的でした。しかし最近は、各自の作業スペースをパーティションで区切るオフ…

苦しい努力をした人が

見城徹さん。「この世には2種類の人間しかいない。圧倒的努力を続ける人と、途中で努力を放棄する人だ。苦しくても努力を続ければ、必ずチャンスは巡ってくる。死ぬ気で努力するから、大きなチャンスもこの手でつかめるし、圧倒的努力が10重なった時、初め…

意志の力は消耗する

三浦将さん。「習慣を身に付けようとする時、その成功率があまり高くないのが現状です。ここで注目すべき事実は、『意志の力は消耗する』ということです。つまり、意志の力で何とかやり続けようとするには、限界があるということ。さらには、意志の力が消耗…

誰が何を知っているのか

入山章栄さん。「トランザクティブ・メモリーは、世界の組織学習研究では極めて重要なコンセプトと位置付けられています。その要点は、組織の学習効果、パフォーマンスを高めるために大事なのは、「『組織の全員が同じことを知っている』ことではなく、『組…

めんどくさいの共通点

鶴田豊和さん。「『行動するのが、めんどくさい』と感じるときには、常に共通点があります。これを私は、『めんどくさい発生のメカニズム』と呼んでいます。(1)『やらなきゃ』と思う。(2)いろいろと考えてしまう。(3)『めんどくさい』と感じる。何…

眼横鼻直

星覚さん。「身体を整える基本は『眼横鼻直(がんのうびちょく)』。中国から帰国した道元禅師が初めに語った言葉と言われています。眼は横、鼻は縦。眼をまっすぐ横に揃える時には半眼といって眼を半分開け、『見えているけど見ていない』状態にしておきま…

頭の重さを感じる

星覚さん。「永平寺を離れ、都会で生きていく上で私が気をつけていることは、坐禅を中心とした暮らしを続けて身体を整えることです。まずは頭の重さを感じることからです。一度星を見上げるようにして空を仰ぎ、胸を開き、首や肩、背中のどの部分でどれだけ…

ゆるめようとしても

星覚さん。「UPSという俳優養成所にいた私は、そこで初めてメソッドを学び、その基本であるリラクゼーションという稽古に出会いました。そこで習ったことは、ひたすらリラックスして身体の緊張を取ることでした。リラクゼーションは身体を知ることが第一歩で…

メソッド演技法

苫米地英人さん。「俳優が、人生で最も哀しかった思い出を記憶から引っ張り出し、涙を流したとします。すると、観客も涙を流します。これこそが同調です。悲しみという強い内部表現が、ひとりの俳優から、観客に伝わっていく。この事実は、名だたる演技理論…

2つの共通点

鶴田豊和さん。「夢や目標を次々と実現している人には、2つの共通点があります。1つは、『望む結果が明確になっている』こと。もう1つは、『望む結果を実現できると確信している』ことです。望む結果が、実際に明確になっている人は殆どいません。望む結…

体を徹底的に緩める

苫米地英人さん。「相手の内部表現を書き換える第一段階は、臨場感を作り出して、それを五感に共有させることです。一番単純なのは、物理的に同じ空間の中に身を置くこと。それが情報空間の共有になります。他者と情報空間を共有する前に、まずは自分が徹底…

ひとめぼれのテクニック

苫米地英人さん。「ひとめぼれの最重要テクニックをまとめると、以下のようになります。指先でなく、相手の目を見ることによって、相手の目を動かすのです。(1)相手と適度な距離(相手が心理的に近いと感じない距離のうちで、もっとも短い距離)を取り、…

場を支配するには

苫米地英人さん。「呼吸を合わせることで共有空間ができあがります。次に、その共有空間であなたが支配者であることを相手に無意識に示す必要があります。そのアピールテクニックはとても簡単です。あなたの周囲の物を少しだけ動かしてみるのです。目の前に…

呼吸を合わせる

苫米地英人さん。「好感度をアップさせるには、臨場感空間を共有することです。臨場感を共有する全員が、その空間でリラックスし、『幸せで楽しい』『最高にうれしい』と感じることを目指します。1対1ならば、まずは相手と呼吸を合わせましょう。相手の呼…

慈悲喜捨の瞑想の方法

アルボムッレ・スマナサーラさん。「さて、慈悲喜捨の瞑想法の実際の方法ですが、瞑想ですから静かな場所を選び、目を閉じて座ります。座り方は正座でも座禅の結跏趺坐でもあるいは胡坐でも構いませんが、背筋と頭だけはまっすぐにしてください。文言は口に…

すべての生命が幸福で

アルボムッレ・スマナサーラさん。「慈悲喜捨の瞑想法の三番目は、『生きとし生けるものは幸せでありますように』とすべての生命が幸福で、平和で、優しい生命でありますようにというおもいを込めて念じるのです。そういう気持ちになれば、もう怒りの心など…

ラーニングゾーンへ

冨田和成さん。「忙しさや業務難易度を心理的なステージに置き換えたものとして、コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーンという3階層がある。コンフォートゾーンは文字通り、居心地がいい状態。『やりたいことしかやらない』『重荷として感じ…

鬼速クエスチョン

冨田和成さん。「あなたが達成したい目標はなんですか? なぜあなたはその目標を達成したいのですか? その目標はあなたの現状に対して低すぎる可能性はありませんか? 達成したい目標と現在の状況を比較すると、どのようなギャップがありますか? そのギャ…

Aは調整(ADJUST)

冨田和成さん。「一般的に『改善』『ACTION』と呼ばれているPDCAの4つ目のフェーズの呼称を『調整』『ADJUST』にしている。これはリーン開発で有名なパスカル・デニス氏が使っていた呼び方で、PDCAの実態により近いと思われるので採用した。はじめてPDCAと…

慈悲喜捨瞑想の二番目

アルボムッレ・スマナサーラさん。「慈悲喜捨の瞑想法の二番目は、自分の親しい人々への瞑想を行います。自分の親しい人といっただけではピンとこないかもしれませんが、もし自分には心から幸せを願ってあげられる人間などひとりもいないという人がいたとし…

慈悲喜捨の瞑想法

アルボムッレ・スマナサーラさん。「慈悲喜捨の瞑想法は自分の心の中が慈悲喜捨の思いで満たされるように、いつでもどこでもただ一心に念じていることが大切です。ただ念じているだけで、心は変化していくのです。最初は、自分の慈しみの心を創ることから始…

臨場感が高いと

苫米地英人さん。「例えば、今、私が目の前でコーヒーカップをずらしたら、相手にはコーヒーカップがずれて見えます。これは情報を完全に共有していて、物理宇宙での共有の合致に成功したからです。合致していないと、コーヒーカップがずれたことに気がつき…

プラーナを送る

苫米地英人さん。「自分の記憶にリアルな臨場感を持たせると、観客も同じ臨場感を感じるということが『同調』です。スタニスラフスキーは、それを『プラーナ』と呼びました。プラーナとは、東洋医学でいう『気』と同じだと考えればいいでしょう。気は、物理…

内部表現の書き換え

苫米地英人さん。「人間の認識は、五感の情報によって構成されています。情報である以上、書き換えが可能なのです。人間の認識を何らかの操作によって別の意識に換えてしまうことを、『内部表現の書き換え』といいます。内部表現の書き換えは、『変性意識』…

脳のゴールデンタイム

樺沢紫苑さん。「非集中仕事は、いつでもできます。例えばメールのチェック。これは、午前中もできるし、休憩時間にもできるし、食事をしながらでもできるし、電車の移動中にもできます。メールチェックのような、疲れていても楽にこなせる『脳負荷』の少な…

集中仕事と非集中仕事

樺沢紫苑さん。「私達が日々行う仕事は、非常に集中力を要する仕事と、集中力をさほど使わなくてもできる仕事に二分できます。これを『集中仕事』と『非集中仕事』と呼びましょう。どのタイミングで集中仕事をするか。たったそれだけで1日でこなす仕事量が…

4つの基本的なニーズ

スティーブン・コヴィーさん。「人間として生きていくうえで、基本的なニーズがいくつかある。ニーズの本質は、『生きること、愛すること、学ぶこと、貢献すること』という4つの言葉であらわすことができる。(1)生きるニーズとは、肉体的ニーズ(衣食住…

人生の目覚まし時計

スティーブン・コヴィーさん。「『本当に重要なこと』と『時間の使い方』にギャップがあることを、突然、劇的な形で気づかされることがある。それは、人生の目覚まし時計とでもいうべきいわゆるアクシデントによって知らされるのだ。例えば、『恋人の死』。…

成功のはしごの先

スティーブン・コヴィーさん。「また、(時計と羅針盤の間の)ギャップに空しさを覚える人もいる。『仕事上の成功』や『経済的な繁栄』のみで自分の幸福を判断していて、自分が成し遂げた『成功』が思ったほどの満足をもたらさなかったことで初めて、自分の…

時計と羅針盤

スティーブン・コヴィーさん。「自分がどのようにして重要事項を優先しようとしているかは、自分が二つの強力なツール(時計と羅針盤)をどのように使っているかを考えてみればわかる。『時計』とは、時間をどのように使い、管理するかを表す『約束・予約・…