2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

改革は最初の3ヶ月が肝心

余語邦彦さん。「最初の3ヶ月が肝心だと思っていました。そこでCEO就任の2日後には、『営業戦略・組織』『ブランド戦略』『人事制度』『SCM』『国際戦略』『財務・管理』の6領域において改革の方向を定める為、6つの改革(SWAT)チームを立ち上げま…

わかりやすい戦略と組織

余語邦彦さん。「(カネボウ化粧品の再生にあたっては)何よりも、”わかりやすい戦略と組織”、”明確な目標とコミットメント”、そして”スピード”を重視しました。また、改革のフェーズをロードマップで区切り、今自分たちは道のりのどのあたりにいて、次に何…

滋養豊富・風味絶佳  

最近読んだ本から。東野圭吾の直木賞受賞作『容疑者Xの献身』。これ、シリーズもので『探偵ガリレオ』『予知夢』から続いているものだが、なかなか楽しめました。村上春樹の『東京奇譚集』、山田詠美の『風味絶佳』やはりうまし。ちょっと毛色の違うところ…

最高の最終目標を掲げる

柳井正さん。「人間、最後の最後には、『何とかしてやろう』と『これだけは絶対にやらないといけない』という使命感みたいなものがある人がやはり強い。経営も同じだ。いつか達成できるかもしれない最高の最終目標を理想として掲げることで、そこに使命感の…

論理で説得しても動かない

柳井正さん。「昔読んだ本の一節に、『リーダーはダイナモ(発電機)でないといけない』と書いてあった。自ら回転してエネルギーを発する人であれ、ということだ。リーダーが受け身の人では、事業への熱意が伝わらない。僕も昔そうだったが、客観的に見るこ…

ギリギリの目標を掲げる

柳井正さん。「チームを組むには、達成すべき目標が『努力するに値することだ』という認識と情熱を全員で共有してもらう必要がある。そこで重要なことは、努力したらできるギリギリの高い目標を掲げることだ。高い目標を共有するからこそ、人は熱狂的に働け…

これをやると何百回も言う

柳井正さん。「人を動かすには、トップの覚悟が必要だ。覚悟とは、『これをやる』と部下に会うたびに何百回も言うことである。上司でも部下でもそうだが人は保守的なものである。新しいこと、今の状況や環境を大きく変えることはできたらやりたくないものだ…

絶対にやる!という姿勢

柳井正さん。「人を動かすには、まずリーダーが『これは絶対にやる!』という姿勢を示すことが重要だ。もし社員が行動を起こさなかったら、自分が現場に入り込んで実行するか、幹部社員を投入してやらせなければならない。『絶対にやる!』という姿勢が本気…

仕事は嫌なことから片付ける

南場智子さん。「普段から時間の使い方で心がけているのは、一番嫌なこと。苦手なことから先にすませてしまうということです。これは習慣にしています。最初にやりたくないことから手をつけるだけで、どんなに膨大な仕事を抱えていても、その日のうちに片づ…

今後のことを考える時間

藤巻幸夫さん。「僕は毎週日曜日、今後のことを考える時間を持つようにしています。時間を区切り、必ずその時間内に設定した目標を達成する。その繰り返しこそ、タイムマネジメントで最も大切なこと。攻めの時間を仕掛けていくには、一人で戦略を考える時間…

リーダシップは要素分解できる

米倉誠一郎さん。「日本のリーダー論では、人柄とか後ろ姿に学べというのが多いけれども、それは習得できない。しかし、リーダーに何が必要なのかを分析すると、リーダーシップがわかる。例えば、重要な要素の一つは「目標を設定して、きちんと部下にブレイ…

時間管理を鳥の目で把握  

久恒啓一さん。「ものごとは図にして考えるのが一番わかりやすく、効率的だというのが私の持論です。図にして考えるということは、つまり『鳥の目』でものごとを眺め、把握するということ。もちろん、時間管理にしても、図にして考えるのが最も効果的な方法…

ついでのシステム化

西村晃さん。「もうひとつの時間の有効活用は、『ついでのシステム化』です。書き出し効果によって作業を書き出したポストイットを時系列で整理していく過程で、人間には当然のように知恵が働きます。「待てよ、この作業は何も自分がやらなくても、彼に振れ…

書き出し効果で能率化

西村晃さん。「私が実践している時間の有効活用法に、『書き出し効果』があります。これは、一つのプロジェクトで発生する作業を細かいものまで含めて一項目一枚の『ポスト・イット』に書き出します。たとえそれが何百枚になろうが、かまわずにテーブルや壁…

事前のシミュレーション

齋藤孝さん「僕は、ちょっとした時間があれば、すぐに手帳をチェックします。特に翌週の一週間については、どんな色の予定が多いか、しっかりと頭に入れておきます。予定というのは、手帳に書いたことだけでなく、そのための準備も含めて考えなくてはなりま…

グローバルに通用する秘訣

出井伸之さんの講演で教わったグローバルのトップレベルのミーティングで通用するための秘訣。「相手が何を考えているか仮説を立てて、そのボタンを押してやれば、相手はしゃべってくる。また、日本人は意見を言うのが下手だと言われているが、今日はこれを…

トップは目を見て決める

出井伸之さんの講演から。「トップにあがってくる案件というのは、どちらが絶対に良いというのはない。そういうものはあがってくる前に決まっている。50:49.99というような比率であり、極端に言えばどっちに決めても良い。では、なにをもって判断するか。案…

CEOはバランスシート

出井伸之さん講演から。「事業部のトップはタクシーを運転しているようなもので、儲けをあげるのが嬉しい。その意味では、バランスシートの左側だけ、営業利益やEBITを見ている状態だった。CEOの仕事はバランスシート全体を見ること。バランスシートの右…