2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴールが見えているか

井村雅代さん。「大事なのは、ゴールが見えているかどうかです。ただのがんばろうじゃない。メダルをとらしてやりたい。そのためには、こんな演技ができるようにしてやりたい。オリンピックの三か月前にはこうあるべきだ。半年前にはこうあるべきだ。そのた…

腹式呼吸を入眠儀式に

坪田聡さん。「自律神経のスイッチを切り替える有効な手段の一つは『腹式呼吸』だ。意識して呼吸することで副交感神経を働かせ、眠っている時と同じような深いリラックス状態に体をもっていくことができる。眠気を誘うだけではなく、睡眠の質を高める効果も…

苦痛や不快を避ける

鈴木晶さん。「フロイトは、人間が幸せを感じるための方法には二種類あると述べています。まずは、『エスの中の快感原則に忠実に従う』という生き方です。しかし、エスに従うということは、すなわち世界のすべてと対立することを意味します。たとえエスの思…

幸せをもたらすのは刺激

エリック・バーカーさん。「良いゲームは失敗率80%で、それがプレーヤーの情熱を掻き立て、ゲームを続けさせる。ところが職場は失敗を嫌う。失敗がゼロなら、面白味もゼロだ。そして世の中には課題がなく、ただただ忙しいという仕事が溢れている。ただし良…

脳のアクセルとブレーキ

西多昌規さん「交感神経は『アクセル』で、副交感神経は『ブレーキ』のようなもの。仕事でめちゃくちゃ忙しいのは脳内でアクセルが踏まれている状態、何もせずぼんやりしているときは、脳内でブレーキがかかっている状態です。要するに、脳も『アクセル』と…

思う存分経緯を

黒川伊保子さん「女性は、共感を頼りに文脈を紡ぐ。女性脳は、プロセスを語るその裏で、『何が真実か』を探る演算を無意識のうちに行っている。ことの経緯を語るうちに、そこに潜む真実に気づき、人間関係のひずみや、自分の失言に気づいたりするのだ。その…

べきでなくしたい

水島広子さん。「『運がいい』ことと『ラッキー』を区別して考えていますが、『ラッキー』か『アンラッキー』かは、基本的に自分のコントロール外です。自分のコントロール外のことに囚われてしまうと、出来事に振り回されることになり、結果として、『運が…

難しいことをしてください

ミンダ・ゼリンさん。「マサチューセッツ総合病院の科学者チームが65歳以上でも脳の機能は20代と同じレベルという17人を研究しました。対照群の脳と比べると厚みのある領域は、予想に反して、頭脳ゲームに役立つような認知プロセスと関係する領域ではなく、…

ハードルメモ

小西利行さん。「タイトルが決まると、中身がすごく書きやすくなる。小説や書籍の世界でよく言われることです。ルールがあると、人は考えやすくなります。現状の課題と要件から、『この狭い範囲で面白くしろ』というディレクションをする人は、とてもいい上…

空白の時間

海原純子さん。「成長するにつれてなくすのは『空白の時間』だと気づいた。真っ白な、予定のまったくないひと時、自分の思うように行動し、自分の心と向き合う時間。そうしたひと時は、成長する途上でどんどん失われていく。私の場合、『空白の時間』がなく…

これはご褒美

エリザベス・ダンさん。「コメディアンのサラ・シルバーマンは、お楽しみを満喫する際、『これはご褒美』とおまじないを唱えます。このおまじないは、人々がより賢明なお金の使い方をするための助けになります。ものが豊富にありすぎると、感謝の気持ちは薄…

だけしか/選ばれてマス

小西利行さん。「伝わるメソッド①「だけしか」。人は限定されると、特にいらないモノでも、突如、欲しくなったり、特別な存在に感じたりする。たとえば、こだわりのハンバーグ、より「1日10皿限定。こだわりのハンバーグ」。あるいは「1日3組だけしか泊…

部下に関心を

トム・ラスさん。「ギャラップ社がこれまで調査した結果、仕事に熱意を失う危険性が最も高いのは『自分の上司は、部下である自分に全く関心を持っていない』と感じている人でした。もし、あるマネジャーが『部下の発言にまったく関心がなく、「部下がどんな…

まず感情を変える

池田貴将さん。「面倒くさくて行動ができない。そんなことで自分を責める必要は全くありません。感情が伴っていなければ、行動には移せない。これは怠慢ではなく、人間として自然なこと。つまり、私達が本当に変えるべきなのは『行動』ではなく、行動の原動…

コルチゾールは戦場の

トム・ラスさん。「コルチゾールは、免疫力を抑え込む一方で、血糖値と血圧を押し上げるストレスホルモンです。本来コルチゾールは、生命が危険にさらされるような状況、つまり”逃げるか、戦うか”というような状況の時に必要なホルモンです。現代社会では、…

それは本当に〇〇か?

小西利行さん。「たった3秒で書けるハードルメモをお教えしましょう。仕事の目標を、ほんの少し変えてメモするだけです。仮に、こんな目標があったとします。『30代女性に売れる新商品をつくる』。『思考のハードル』になっていないからです。では、こうす…

怒りは予定狂い

水島広子さん。「『怒り』という感情の扱い方は、『運のよさ』に直結していくものです。怒りは、ネガティブな目詰まりを起こし、好循環を妨げるからです。実は、人が怒っているときというのは、困っているとき、と言い直すことができます。今まで自分が感情…

幸福の四要素

エリック・バーガーさん。「そもそも、人生を一つの測定基準で評価することが一番の問題なのだ。人生の成功は、たった一つの尺度では到底測れない。ローラ・ナッシュとハワード・スティーブンソンの調査結果から、幸福の測定基準として、次の四つの要素が必…

三種類の苦痛

鈴木晶さん。「フロイトが示した回避すべき『苦痛』について見て行きましょう。人間が避けたいと考えている苦痛には3種類あります。『身体の苦痛』『外界からの苦痛』『他者との関係』です。身体の苦痛には、勿論病気や怪我も含まれますが、身体的な欲動(食…

今はこれでよい

水島広子さん「他人と自分の比較に意味がないことが頭でわかっていてもなお、比較せざるを得ないときがあります。それは、他人の『うまくいっていること』から衝撃を受けたときです。他人の『うまくいっていること』から衝撃を受けたということは、『自分が…

勝てるデザインに

エリック・バーカーさん。「良いゲームは、プレーヤーが勝てるデザインになっている。デザイナー達は、勝てないゲームを創らない。ゲームには明確なルールがあり、私達は本能的にそれがわかり、粘り強くやれば勝算が見込めると判断できる。つまり、楽観的に…

ナノとマイクロナップ

坪田聡さん。「一瞬から数秒の仮眠を『ナノ・ナップ』という。横にならず、座ったままの姿勢で目を閉じ、数秒だけ視覚情報を遮断するだけでよい。たとえ数秒、目を閉じるだけでも、脳は休まり、頭は冴えわたる。『マイクロ・ナップ』は、1分程度の仮眠だ。…

仮眠の成果

坪田聡さん。「仮眠の研究は近年、急速に進んでいる。代表的なのはNASAが宇宙飛行士の睡眠について行った実験だ。昼に26分間の仮眠をとった結果、認知能力が34%上昇し、注意力も54%上がったという。さらに、グーグルやアップル、マイクロソフトといった企業…

読む媚薬

島田雅彦さん。「『好色一代男』は、読者を、あたかも自分がモテまくり、快楽を伴う恋愛状態であるかのように錯覚させるストーリーです。恋愛文学あるいはポルノグラフィーは、多かれ少なかれそうした効果を持ちますが、読めばモテの追体験ができ、エロス的…

考えないで歩く

コロッケさん。「歩くときは意図的に『考えることをやめる』ようにしています。『散歩や移動中こそ、人間観察のチャンスだろう。そんなときに何も考えないなんて、ネタ探しで損をしないの?』と思う人がいるかもしれません。だけど、私のこれまでの経験上言…

バランスを調整する

エリック・バーガーさん。「成功者になるために、覚えておくべき最も重要なことは何だろう?それは『調整すること(アラインメント)』だ。成功とは、一つだけの特性の成果ではない。それは、『自分はどんな人間か』と『どんな人間を目指したいか』の二つを…

コミュニケーションゲーム

吉田尚記さん。「コミュニケーションゲームのルールとはどんなものか。(1)「敵味方に分かれた『対戦型のゲームではない』、参加者により『協力プレー』、(2)ゲームの敵は『気まずさ』、(3)ゲームは『強制スタート』、(4)ゲームの『勝利条件』。…

エルデシュ数

エリック・バーカーさん。「ポール・エルデシュは、どの数学者よりも抜きんでて多くの論文を仕上げた。しかし、エルデシュが今なお敬愛されている理由は、こうした業績ではなく、人々とともに成し遂げたこと、他の数学者に与えた影響の大きさにある。エルデ…

仕事の幸福が根幹

トム・ラスさん。「全体的な『人生の幸福』を考えた時に、『仕事の幸福』は5つの要素の中でも、最も重要で根幹をなすものです。ここでいう『仕事』とは、収入を得られる仕事に限りません。自分が情熱を持って取り組める何か、例えば学校に行くことやボラン…

感謝の波動/愛の波動

Keikoさん。「感謝の波動は、愛の波動と同じ。感謝すればするほど、あなたの中の『愛の絶対量』が増えていくのね。そうやってあなた自身が愛の塊になった時、あなたは極めて高い波動を放ち始め、やがて、同じく高波動を持つ宇宙とぴったり波長が合うようにな…