2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

朝一にメールチェックしない

戸塚隆将さん。「仕事のできる人には朝型が多いという話をよく耳にします。脳の働き的にも朝が仕事を効率的にこなす最適な時間帯であるというのは様々な研究でも言われていることです。逆に、効率の低くなる時間帯は、ランチ後です。時間帯ごとの生産性の高…

社外の友人・知人と会う

戸塚隆将さん。「週1回は、必ず社外の友人・知人と情報交換することは、視野と人脈を広げる目的でとても効果的です。自分の興味と異なる関心を持っている人、異なる環境で育った人、別の業界で働く人、年齢やバックグラウンドの違いから生まれる異なる価値…

名前を覚えるコツ

戸塚隆将さん。「できるビジネスパーソンは、人の名前を覚えるのが得意です。そして、そういう人に限って、他人から尊敬される実績を有していることが多いのです。相手の名前を覚える3つのコツをご紹介しす。(1)口に出す。自己紹介時に相手の名前を口に…

寛厳よろしきを得る

松下幸之助さん。「やさしいばかりでは、人々は甘やかされて安易になり、成長もしない。かといってきびしい一方では、畏縮してしまったり、うわべだけ従うというようになって、のびのびと自主性を持ってやるという姿が生まれてこない。だから、そのどちらに…

寛厳自在

松下幸之助さん。「江戸時代の名君の一人である備前岡山の藩主池田光政がこういうことをいっている。『国家をよく治めようと思えば、指導者には威と恩の二つがなくてはいけない。威がなくて恩ばかりでは、甘かやされた子供が教訓を聞かないようなもので、も…

バランスよく食べる

齋藤茂太さん「かりかりして、怒りっぽい人。これはカルシウム不足といわれる。カルシウムが不足すると、神経系統が興奮するのである。また、ビタミンB1不足もいらいらにつながる。次に、根気がない人、何をやっても長続きしない人は糖質不足だ。米を食べ…

諦観を持ちながら

島朗さん。「現実を踏まえなければいけないのは、諦めなければ夢はかなう、といった思想に支配されすぎると、人間は時に生涯を狂わせてしまうと思う。勝負の世界では、2回戦までトーナメントをしただけで4人に3人は負けてしまうのだ。子供の頃に、名人や…

ベスト負けが明日をつくる

島朗さん。「『ベスト負け』とは私が自分の中だけで考えている言葉である。将棋には勝ちと負けしかない。負け方の中でも、自分の力を出し尽くしたいわゆる『いい負け方』をさす言葉がそれにあたる。準備も遺漏なくすませ、対局相手に臆することもなく、終始…

トラブル解決法

島朗さん。「一局の中でも棋士生活でも、生涯その不安は消えることはない。でも生きるということ、そしてこの世界はそういうものだとも、思う。自信満々に見える、また見せている棋士でもいかに不安感に包まれているか、誰もが理解しているから。米長先生に…

格が勝負を決める

島朗さん。「ラスベガスで生活するポーカーのプロフェッショナルは、初めてテーブルで顔を合わせるメンバーを一瞥して、誰がカモで誰が警戒すべき敵かを瞬時に判別していく。そうでなくては生きていけないからだ。そして、そのアンテナが働かず誰がカモかわ…

行動を変えて心を磨く

田中得夫さん「“心、技、体”この三拍子がそろっていること、中でも“心”が一番重要といわれます。ところが“心”を、どのようにして磨き、高めて行ったらいいかについては、ぼやけているものです。我喜屋監督は甲子園の常連校になり、チャンピオンになっても、…

仕組みを構築する

ジョン・マクスウェルさん。「一日のスケジュールを決めるのにも仕組みをつくった。六週間先までのスケジュールに目を通しておけば、仕事の予定も立てやすい。そして毎朝、その日の予定を見直し、今日のメインイベントは何かと考える。その日、必ずモノにし…

シンプルに考える

ジョン・マクスウェルさん。「人生はとにかく複雑になりがちで、シンプルな人生を送ろうと思うと、大変な努力が必要だ。世界中でリーダーを育成するための戦略を立てるにはどうすればいいか、世界的メンター、ニール・コールにアドバイスを求めたところ、彼…

普段の行動から変える

田中得夫さん「沖縄・興南高校を甲子園で春夏連覇に導いた我喜屋優監督が赴任した時、部室や寮は荒れ放題、選手達はルーズな生活の毎日という野球部だった。そこで、まず普段の行動の一つ一つを、規律正しいものにすることで、選手たちの意識を変えていくこ…

型から入れ

田中得夫さん「ロレックスが出資する東京ウオッチテクニカムという学校があります。世界に通用する高いレベルの技術者を育てることが目的で、“スイス時計技術の真髄と哲学を伝える”を理念に掲げています。そこでは、わずか12名の入学生に対し、まず60種…

祈る思い

松下幸之助さん。「松平定信は、老中に就任した翌年の正月二日、吉祥院の歓喜天に次のような趣旨の願文を納めたという。『今年は米の出まわりがよく、高値にならず、庶民が難儀をせずにおだやかに暮らせるよう、私はもちろん、妻子の一命にかけて必死に心願…

怒りをもたなくては

松下幸之助さん。「西ドイツの首相であったアデナウアーが、アイゼンハウアー大統領に会った時、こんなことを言ったという。第一は、『人生というものは七十歳にしてはじめてわかるものである。だから七十歳にならないうちは、本当は人生について語る資格が…

残心の精神を活かす

アレック・ベネットさん。「かつて、武士の日常は生きるか死ぬかの世界でした。ぎりぎりのところで戦う彼らは、逆に生きるすばらしさも覚えていたはずです。古来、武士道は人生の生き方、哲学の枠組みに通じるものです。それを理解するキーワードとして私は…

命をかける

松下幸之助さん。「小村寿太郎が、政務局長時代、閔妃事件が起こり、その事後処理に派遣されることになった。何分にも国際的な事件だけに思案に余った彼は、勝海舟を訪ねて教えを乞うた。すると海舟は次のように教えたという。『自分も江戸開城などの大きな…

孤独の時間は成長の源

キム・ナンドさん。「学校を卒業すると忙しいとみんなが言う。そして、『自分の時間』が足りないと文句を言う。でも、その真実は、ぼくらは『一人だけの時間』を怖がっているということだ。だから、本来一人で過ごすべき絶対的孤独の時間でも、誰かと会って…

とてつもない努力を

鍵山秀三郎さん。「昨日までの努力は、自分の中に蓄積されていくものです。捨てることは不可能なのです。何にするにしても、いかに自分の誠意を込めて、努力を注ぎ込むか。それが自分という人間の一部になっていきます。人が何かを成し遂げるためにとてつも…

益はなくとも意味はある

鍵山秀三郎さん。「紀元前500年に亡くなった中国の名宰相に晏子という人がいます。大変質素な生活を貫いたことでも知られる人です。その晏子が残した言葉に『大方の人は益がなければ意味がない。しかし、私には益はなくとも意味はある』というものがあり…

商売発展の秘訣

松下幸之助さん。「ぼくもこれまで、多くの販売店さんを見てきましたが、サービスに力を入れているお店のほとんどは商売がうまくいっていましたな。たとえば、故障と聞けば直ちにとんで行って修理をする。もし直らない場合は、さっそく代わりの物を届けてお…

厳しいが温かい

上田稔夫さん。「社風、会社の雰囲気といいましょうか。『厳しいが、温かい』ということを大事にしております。どんな会社をつくる場合も、冷たい会社はつくってはならないと私は思います。冷たいだけの弱肉強食の会社は僕はつくるべきではないと考えており…

120%の力を発揮する

渡邉美樹さん。「仕事においては特に、120%の力を発揮することを意識して下さい。米国で504人の成功者・大富豪にインタビューし、成功哲学を打ち立てた、かのナポレオン・ヒルは、インタビューの結果、成功者に共通する3つのことを発見しました。(…

枠を使い尽くさない

鍵山秀三郎さん。「老子の言葉に、『終生道を譲るも、百歩を枉(ま)げず』というものがあります。一生の間、人にどうぞと道を譲っても、その合計は百歩にもならないという意味です。また、老子の言葉は、与えられたものを全て使い尽くさないということを教…

成功から自分を守る

キム・ナンドさん。「オスカー・ワイルドは、『人間の最も大きな不幸は二つある。ひとつは夢がかなえられないことで、もうひとつは夢がかなってしまうことだ』と言った。夢をかなえることがぼくらの切なる願いであり、幸福の条件だ。しかし、夢がかなった瞬…

十年偉大なり

鍵山秀三郎さん。「『十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる』という中国の言葉があります。これは、『どんなささいなことでも本気でやり続けると思いもかけない大きな力になる』という私の思いに見事に合致する言葉です。大切なことは、今自分がで…

従いつつ導く

松下幸之助さん。「ぼくはね、”従いつつ導く”ということをよく考えるのです。たとえば会社の中で部下に何かを頼む場合、『このようにしなさい』と言ったのでは、やる方はあまりおもしろ味がありませんわ。やはり、そんなときには、『このようにしようと思う…

天地自然の理に従う

松下幸之助さん。「商売、経営に発展の秘訣があるとすれば、やはりこの天地自然の理に従うということでしょうな。雨が降れば傘をさすごとくに、平凡なことを当たり前にやるということにつきるのではないかという気がするのです。たとえばね、千円で仕入れた…