2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

生命がけの判

伊庭貞剛さん。「重役が生命がけの判を押さねばならぬのは、在職中にたった二度か三度あるくらいのものである。五度あれば多すぎる。この二度か三度の判が立派に押せれば、会社からどんな厚い待遇をうけてもよいのである。それ以外の判は盲判で差支ない。」…

水道哲学

武沢信行さん。「昭和7年5月5日、大阪・堂島の中央電気倶楽部で開催された松下電器の第一回創業記念式典で松下幸之助はこう発表した。『産業人の使命は貧乏の克服である。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、富を増大しなければならない。水道の水は…

いい顔をつくる

堀威夫さん。「いい顔が作れていれば人気は高まる。それは芸人に限らないんですよ。なぜかあの人のところには人が集まるという話がある。それはその人がいい顔をしていて人気があるから。いい顔を作れていない人は、人が集まるときに壁の花になる。結局、プ…

老けるとは夢を持てなくなること

池谷裕二さん。「未来を想像するときにだけ活発に活動するのが特に顕著だった脳部位が、『前運動野』つまり身体の運動をプログラムする大脳脂質でした。スポーツ選手のイメージトレーニングは、そうした効果を狙った訓練ですし、さらに言えば、『夢が叶った…

一日30分の笑顔の訓練

フランク・ベドガーさん。「こう無愛想な顔をしていると、顧客からは嫌われ、仕方がないと気がついた。そこで、私はひとつの方法を試みた。その結果は大変よく、いろいろな効果が現れた。私は毎朝30分をシャワー付の浴室で過ごすようにした。元気いっぱい…

ノイズで五感が鈍る

小池龍之介さん。「『見たり聞いたり触れたりしている』つもりでも、実際には頭の中のノイズにメインメモリを奪われているため、フレッシュな情報が入ってきません。一秒の間人の話を聞いていても、聞いているのはその内0.1秒で、0.9秒は『相手が自分…

自分を追い詰めないこと

御手洗瑞子さん。「もうひとつ、ブータン人の幸せの秘訣になっていると思うことがあります。『自分を追い詰めない』ことです。『仕事で失敗した』『他人に迷惑をかけてしまった』『約束を守れなかった』『強く批判されてしまった』…。日本人なら落ち込んでし…

幸せの範囲を広く取る

御手洗瑞子さん。「人生の捉え方が違うのでしょう。『現世がすべて』と考えていたら、思い通りにいかない時、取り返しがつかない気がして、つらくなる。反対に、『来世もある』と考えれば、多少思い通りにいかないことがあっても、『まあいいか、次の人生が…

金融ビジネスモデルの欠点

原丈人さん。「短期的な利益を追求できるビジネスモデルは製造業ではもうないわけで、その結果、イギリスから製造業は消えていきました。アメリカからも消えつつあります。短期的に株主利益を最大化できる理想的なビジネスモデルは金融しかありません。ファ…

400回唱え続ける

マーク・ビクター・ハンセンさん。「(『Chikin soup for the soul』というタイトルはどのように思いついたんですか?)ナポレオン・ヒルに教えて貰ったんだよ。彼は自分の本に『頭で大金を稼ぐ方法』というタイトルをつけようとしたことがあったんだが、出…

器量の大小

斎藤一人さん。「お金持ちになりたいとか、一番になりたいとか、偉くなりたいという人の中には、人に機嫌をとってもらいたいから、いちばん偉いといちばん機嫌をとってもらえると思っている人がいるんだよね。それで、威張っているのが偉いと思っているんで…

心で記憶したものをしゃべる

島田紳助さん。「俺、努力はしてへんよ。掛布さんとあって、毎日500回バット振ってたって。でも、プロやったら毎日500回は当たり前なんですよ、それを努力と言えますかね、と言ってはった。意識の問題やねん。意識して500回の一回一回イメージして…

理想的な一日になる

マーク・ビクター・ハンセンさん。「(朝起きた時)そうだね、わたしは誰でもいつもよりほんの少し早めに起きたほうがいいと思っているんだ。そのあとトイレに行って、戻ってきたら、瞑想し、計画を練り、熟考し、最後に一日の無事を祈る。この間、15〜3…

細胞が幸福になる

マーク・ビクター・ハンセンさん。「(講演家として、コールバックと呼ばれるテクニックを使っていますね?)聴衆に『コールバック』をして貰うときは、まず自分自身に触れてもらうんだ。それは『錨(アンカー)』と呼ばれるものだ。コールバックは人々を異…

プラスアルファの努力

ウォーリー・エイモスさん。「ナポレオン・ヒルが提案した中で、わたし自身の成功の核となっているポイントが一つある。それは、プラスアルファの努力だ。つまり、頼まれるよりも、期待されるよりも多くのことをするのだ。謝礼や、個人的利益のためにするの…

ソーシャルビジネス

ムハマド・ユヌスさん。「ソーシャルビジネスの7原則とは(1)利益の最大化ではなく、社会問題の解決こそ目的(2)財務的な持続性(3)投資家は投資額を回収するが、それ以上の配当は受け取らない(4)投資額以上の利益は、ソーシャルビジネスの普及に…

視覚化のパワー

ウォーリー・エイモスさん。「視覚化も想像力も映像化も、すべて同じものだよ。私たちは自分たちが望むものを視覚化することのパワーを過小評価している。最初にイメージすることなく、人生で何かを手に入れることは不可能なんだ。信じるから見えるんだよ。…

人のためにお金を使う

リチャード・ワイズマンさん。「友人や家族のためにお金を使った人のほうが、自分のために使った人より幸せに感じる度合いが明らかに高かったのだ。なぜそうなるのか。オレゴン大学のウィリアム・ハーボーは、架空の銀行口座に百ドルあるという前提で、参加…

幸せと思って行動すべし

リチャード・ワイズマンさん。「人はうれしいと微笑むが、微笑むことでうれしくもなる。明るい気分になりたければ、自分はしあわせだと思って行動すること。あなたの日常にすぐにでも取り込めるしあわせは沢山ある。なかでもだいじなのが、”笑う”こと。ただ…

無意識のうちの手抜き

児玉光雄さん。「リンゲルマンという人が手抜きの実験をしている。綱引きだ。1対1だと1人当たり69キロの力が出た。2対2だと1人当たり59キロとなり、4対4だとそれが31キロまで落ちた。人間は無意識のうちに手抜きをしてしまう、これを『グループ…

1足す1が11になる

マーク・ビクター・ハンセンさん。「両手の人差し指を立てて、1足す1は11のパワーがあると信じることだ。仲間が集まったら自分たちの夢をまとめる。そうすれば、その2人は奇跡を生み出すことができるんだ。そのためには、まず自分自身に立ち戻ることから…

自分が真に望むものを

マーク・ビクター・ハンセンさん。「一つめは、自分が真に望むものを見つけること。私たちの場合、ベストセラーを書きたかったわけではない。私たちは『こころのチキンスープ』という超ベストセラーを書きたかったんだ。それ以外なら、つまりただのベストセ…

間違えていても信じさせる力

原田泳幸さん。「組織というのは、常に変化していないとダメになると思います。僕の持論では、同じ人が同じポジションで同じ仕事を3年以上やっているともうダメ。やっぱり陳腐化しているのです。組織の陳腐化は業績の低迷に繋がります。7年間、この会社で…

毎朝鏡に向かって

田中得夫さん。「ゴルフのゲーリー・プレーヤーには次のような逸話があります。彼がまだ全く無名の時、毎朝鏡に向かって、“俺は、全米オープンのチャンピオンだ!”…と何回も何回も大声で反復していました。それを見て驚いている友人に、彼は次の様に言ってい…

国ほめ物ほめ命ほめ

斎藤一人さん。「人をほめる人は、相手にとって『また会いたい』人となります。また会いたいと思われる、それは、魅力があるということです。3ほめとは、『国ほめ』『物ほめ』『命ほめ』です。国ほめは、自分の住んでいる土地のいいところをほめます。その…

うまい具合の目標を示す

広岡達朗さん。「荒川さんは、エサをまくのが上手と言いますか、導いていくのがうまいんですよ。『ワシに任せておけ。お前はホームラン50本の、打率で3割5分は打てるっ!』と言って、指導を受ける人間が、『あ、それ、やりたいな。できるようになるなら…

冷静な論理と熱い情熱

原田泳幸さん。「経営というのは、大きな組織集団を動かすことです。動かすためには、コミュニケーションが必要です。一番大切なのは、『複雑なことをどのようにシンプルに伝えて、期待する行動に結びつけていくか』という視点です。リスクが発生し、どんど…

限界を超えたあと1回が

原田泳幸さん。「例えば、社員が『今月の売り上げは、前年比9.8%増となりそうです』と報告してきたとします。僕は必ず、『よし、それなら10.0%でいけ』と言うんです。あと0.2%を何としても作ってこい、ということです。筋力トレーニングをするとします。…

顧客を驚かせたいから

原田泳幸さん。「一番の理由は単純な話で『驚かせたかった』から。コンシューマーの心を引くために大事なのは、いい意味でお客さんの期待を裏切ること。驚かせることです。といっても、ただやみくもに『驚かせればいい』というわけではありません。消費者を…

ビジネスモデルの要素

ジョアン・マグレッタさん。「『ビジネスモデル』とは端的に言えば『物語』、つまりどうすれば会社がうまく行くかを語る筋書きである。たとえば、アメリカン・エキスプレスは19世紀末にトラベラーズ・チェックを生み出したが、それは当時の亜メックス社長…