2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

一年を振り返る

渡邉美樹さん。「年の終りに、私は、社長室で一年を振り返ります。普段、日記は読み返さないのですが、この日だけはざっと読み返し、そして来年の計画を確認する。2005年は店舗数を460店から580店に伸ばさないといけない。そうしないと2008年…

リンゴとスキー

長野県・北志賀に家族で春スキーに行ってきた。単なるスキーツアーではなく、りんご農家の方々との交流会という企画であり、スキーを教えて貰って、うまいりんごを貰って帰ってきた。初日は雪が舞った上を滑れて、次の日は好天に恵まれた。晩の交流会ではり…

直感は養える

出井さん98年の言葉。「直感というのは養えると思います。ただし、こればかりはカンの鋭い人とそうでない人がいるので、個人差はあると思いますけれど、私は生まれつきそういうカンが鋭い方だと思います。オーラが見えるんですよ。たとえば会議。会議には…

一日を四等分して  

南部靖之さん。「数年前から僕は一日を四等分して、時間の有効活用を心がけています。まず、四分の一の6時間は睡眠です。昼の12時間はインプットとアウトプットに分かれます。インプットは社外の人と会って商談を進めたり、会合に出たりして、外部からさ…

想像は意思より強い   

渡邉美樹氏。「想像する力は意思の力よりも強いものです。意思の力には継続力がありません。『こうありたい』と思い続けることで潜在意識に留まり、自分のものとなるのです。目標の達成に対し逆風が吹くこともあります。当社でいえば、既存店売上高のマイナ…

夢はカラーで  

渡邉美樹氏。「思い描くということはとても大切で、夢はカラーでイメージできなくてはいけません。2008年までに1000店舗出すといっていますが、この数字のままではまだ白黒です。どうしたら達成できるのかをイメージし、色づけしていくのです。私に…

日記と座禅

渡邉美樹氏。「私は仕事を終え帰宅すると毎日、夜寝る前に必ず日記を書きます。そこで今日あった出来事を書き出し、抜けた事項はないかチェックをしていく。夢の目標に向け、一日分確実に近づいていることを確認するわけです。そして毎朝5分間、仏間で己を…

アイデアは生き物

南部靖之さん。「何かアイデアを思いつきますね。よしやろうと決めると、周囲に「こんなのはどうだ?」というんではなくて、「さあ、やるぞ」といってしまう。役員にいい、秘書にいい、役員会でいい、社外の友人知人にもいって触れ回る。アイデアというのは…

自分らしい休日

出井伸之さん。「雨でゴルフが中止となりました。『こんなときこそ、自分らしい休日を過ごそう!』と思い立ち、早速東京へ引き返しました。スポーツクラブで汗を流したあと、六本木のシネヴィヴァンでフランス映画『そして僕は恋をする』を観ました。満たさ…

目標達成術(4)   

渡邉美樹さん。「私がいつも手帳と一緒に持ち歩いているカードには、「2020年に3000店舗達成」「農業で売上1000億円」などと目標がずらりと書いてあります。わたしはこれを毎日二回は見返します。つまり、毎日二回長期の計画に対して見直しをか…

目標達成術(3)   

渡邉美樹さん。「万が一、その日のうちにやりきれなかったときは、次の朝一番で取りかかる。あるいは睡眠時間を削ってやり遂げる。全体のスケジュールを遅らせないよう、もう一度、一日の予定を組み直すわけです。すなわち、計画には毎日修正を入れていく必…

目標達成術(2)   

渡邉美樹さん。「私は日単位に落とし込んだ「やるべきこと」を手帳にすべて書き出して、終わった用件から赤ペンで消しこんでいます。毎日確実にその日の項目を消しこまないと現実は変わりません。今日やることを確実につぶしていくことは、途中で降りること…

目標達成術(1)   

ワタミフードサービスの渡邉美樹さん。「『夢に日付を入れろ』と、常に私は言っています。いつまでにやるという具体的な日付を入れることで、はじめて夢は現実に向かうからです。わが社で言えば、2008年に1000店舗達成。2020年に売上一兆円、と…

現場を知り抜く

中坊公平さん。「ところが、現場を見てくるということであれば、これはわたしだけですからね。相手方よりも知っている。裁判官よりも知っているという強みですね。そこで、私は法律を知らないという弱点を、その事実の本質を踏まえてるっちゅうところで勝負…

芸術とビジネス

パソナの南部靖之さん。「しかし僕には、この芸術とビジネスが本質的なところで、どこか似通っていると思えてならないんですね。平山画伯によれば、絵を描く行為は月に向かってロケットを発射するようなものだと言うんですね。どういう意味かというと、スタ…

裏番組

ソニーの出井さん。「会社から与えられる毎日の仕事は、もちろんやらなくてはいけない。サラリーマンですからね。でも配属された部署の業務とは関係なく、自分がずっと追いかけているテーマがあるはずです。『裏番組』ですよね。こうした『裏番組』を持たず…

始めた頃から [スキーの愉しみ]

はじめて家族でスキーに行った。思えば学生時代までは体育会だったこともあって、当時は「ちゃらちゃらした」イメージのあったスキーやテニスなどはやらない、と断言していたにもかかわらず、会社に入ってからあるきっかけで「山の会」でスキーを始めた。そ…

可愛気と律気

矢沢永一さん。「人間の欠点が掩(おお)い隠されて世の人から好意を得ることができる性格の急所は可愛気であろう。これに類する或いはこれに代わる長所は他にちょっと考えられない。才能も智恵も努力も業績も身持ちも忠誠も、すべてをひっくるめたところで…

自負と野心

谷沢永一さん。「自負と野心は殆ど見分けがつかず紙一重の差でしかない。その間に身を処して野心の臭気を去り、自負の鋭気のみを表出する構えが人を美しく見せる。若くして自負なき者は取るに足らぬ。若年の自負は精気であり好もしい眺めである。しかし年齢…

芸術本来の姿

画家、千住博さん。「私は多様な形で表現の領域を広げていますが、これは芸術本来の姿に立ち戻ることだと考えています。ラスコーなどの太古の壁画のある空間では、単に絵があるだけではなく、そこにはかつて祈りや歌や踊りがあり、アートが複合的な形で存在…

永遠のテーマ

藤沢秀行さん。「私にとっては、碁は永遠のテーマである。生涯もがき苦しんでも、その何十分の一も極め尽くせないことはわかっているけれど、芸の追求を怠るつもりはない。一般社会の人たちも、五十になろうが、六十になろうが、自分が追求するひとつのテー…