2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

見切りと仕切り

平尾誠二さん続き。「チーム・リーダーに必要なものは、『見切り』と『仕切り』です。『仕切り』は判断力で、『見切り』は決断力。見切るという言葉は、『すべてを見通した』以外に、『見切りをつける』という意味があります。つまり、絶つ力です。たとえば…

3通りのリーダーシップ

平尾誠二さん。「1つめは、チームをまとめる『チーム・リーダー』、いわゆるキャプテンの役割です。チームの切り盛りもできなくてはなりませんが、どちらかというとプレイヤーとして技術面に優れた人より、ちょっと不器用だけど、万人に共感を得られる人の…

人間の能力の差は五倍

日本電産の永守社長。「どんな悪い会社でも再建できる。通常の人間が集まっているところなら、再建は可能。業種は関係ない。ラーメン屋だろうが何であろうが、関係ない。」「私の考え方では、人間の能力の差は五倍しかない。人間の知能とか経験とか知識なん…

リーダーシップの真髄

内野崇さんは、リーダーシップの真髄とは、以下の5つであるといわれている。(1)明確な信念(社会観、人間観)とそれに基づく経営哲学を有していること。(2)時代を読む先見性と、大胆な構想力(経営ビジョン)を有していること。(3)それらをわかり…

精神への意味の補給

学習院大学教授の内野崇さんは、リーダーシップが発揮されている条件の一つとして、「参加メンバーが誇りとプライドを持って仕事に生き生きと参加していること」をあげている。人間というのは意味が理解できるときに頑張ろうと思うのであって、無意味な存在…

祝祭の状態

古田英明さん。「常に『祝祭』の状態にいることは不可能です。年に1回くらい、『祝祭』のレベルに達し、自我を超えるような経験をする。(略)組織の全員が一体感を持って同じ目標に向かって突き進んでいるが、何か強力な統制が働いているわけではない。む…

天職と祝祭

古田英明さん。「この『天職』のレベルに至るプロセスについて私は、『エクスタシーを感じられる仕事を探せ』と申し上げています。『ワクワク、ゾクゾク』して足の裏がむずがゆくなってくるような感じ、とでも言ったらお分かりいただけるでしょうか。(略)…

作業と天職

古田英明さん。「仕事を究めるプロセスには3つの段階があるというのが、私の考えです。『作業』、『天職』と来て、その上に『祝祭』という次元が存在すると思うのです。『作業』はゲーム感覚というべきものでしょうか。それに対して、仕事に取り組むに際し…

古典を習慣にする

古田英明さん。「リーダーとして磨きをかける一つの方法は、『論語』などの古典を常に傍らに置き、それを精神的な杖とすることです。そこに書かれていることを真似し続けているうちにそれがクセとなり、習慣となる。クセになるというのは、考えなくても自然…

最後の恋のはじめかた 

最近観た映画から。しっとりとしたところで、「ドライビング・ミス・デイジー」良かった。1989年アカデミー作品賞・脚色賞。それから「彼女を見ればわかること」。この2本とも、予告編もDVDのカバーも読まずに、つまり内容を全く知らずに観られたのも良…

5%ビジネスマン

古田英明さん。「40歳以降のビジネスリーダーに求められるのは、自らを犠牲にして、人を喜ばせるために働くということです。5%の存在があるから残りの95%がハッピーな気分になって働ける。こういう人がいるから会社がうまくいく。だから高い給料を払…

ニライカナイ伝説

スーパー・エキセントリック・シアターの公演「ニライカナイ練金王伝説」の舞台を当日券で観てきた。おなじみの三宅裕司さんや小倉久寛さんのアドリブも面白く、あっという間にフィナーレが来てしまった。BEGIN書き下ろしの歌もよかったし。舞台は沖縄…

準かるたクイーン 

高校で同級生だった上野玲さんがかるたクイーン戦の挑戦者になった。結果は大分県の16歳、楠木早紀クイーンが、挑戦者の上野さんをストレートで破り、クイーン位初防衛を果たしたので、上野さんは準クイーンとなった。1月7日に近江神宮で行われた試合の模…

採算を度外視してもかまける

島田雅彦さん続き。「例えば、職人に大金持ちはいませんよね。『自分の納得のいくザルは10年に1個しかできねぇ』、といって自分の理想や技を追求する。そのことに敬意を払いたい。なぜならその行為そのものが快楽だからです。ある行動から得られる報酬を期待…

どれだけの快楽を

島田雅彦さん。「資本主義の世の中では、消費とは『お金を使って好きな物を買う』ことに代表されますが、人が追求する幸福の原理では、幸福とは、お金持ちになることとは限りません。幸福とは、一生のうちどれだけ快楽を味わえるか、その総量で決まるかもし…

仕事・遊び・休み

島田雅彦さん。「人の生活には、『仕事』と『遊び』に加え、『休み』があります。良く遊び・良く働け、とはよくいわれることですが、私にとっては『休み』が大事なんです。ワーカホリックの人にはこの3つのうち、休み以外の、働く・遊ぶ、しかありませんが…

そこまでやるのか

古田英明さん。「どうすれば相手に感動を与えられるのでしょうか。簡単にいえば、それは、『そこまでやるのか』と相手に思わせることです。実際、伝説的な経営者にはこういう逸話が数多く残っています。たとえば、松下幸之助は系列電気店の方々を紹介して温…

新年の干支に思う

平成18年の干支は、丙戌(ひのえ・いぬ)である。関西師友協会によると、「丙」は陽気が一段とはっきり発展することを示し、明らか、光り輝くという意味もある。文字学的にいうと、「丙」の字の上の一は、思い切って伸びる陽気を表し、冂(けい)は囲いを表…