2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

夢と向き合って生きる

茂木健一郎さん。「夢を見るのは、脳が記憶を整理しているからだというのが有力な説である。昼間のうちに経験した様々な事柄を、夜になって眠っている間に整理する。その過程で出るいわば『副産物』が夢なのである。夢を見やすい『レム睡眠』が記憶の定着に…

成長企業の社員の資質

ジェフリー・イメルトさん。「今私はGEを生産性重視の企業から成長性重視の企業に変え、買収に頼らずに内部成長を加速しようとしています。成長率は世界のGDP伸び率の2〜3倍の平均8%を目標にしています。数値目標設定にあたり、ここ10年で世界の成…

激励する手紙を何通も

ジェフリー・イメルトさん。「私は当時、(ウエルチ)会長とよく話し合いました。「この会社を買収することについてどう考えますか」といった感じです。会長を財務の数字だけではく、戦略面でも興味を持って貰えるように引っ張り込むことはおもしろかったし…

才能とは何か

村上春樹さん。「才能とは何か?僕も時々それについて考えます。それで思うんですが、ものすごく特別な才能を例外にすれば、何か目標を定めて、ずっと努力し続けられる力こそが才能の中核ではないのでしょうか。長い期間にわたって努力し続けるって、口でい…

あらゆる努力の積み重ねを惜しまない

河谷史夫さん。「初日、橋本は打ちのめされる。それは黒澤が手にする分厚い大学ノートに記された登場人物の設定ぶりだ。例えば侍の中心人物である勘兵衛の人物像が、貪欲に、執拗に書いてある。『背の高さは五尺四、五寸、中肉中背、草履の履き方、歩き方、…

仕事は一日も休んではいけない   

河谷史夫さん。「(黒澤明と橋本忍が「七人の侍」を創るにあたり)脚本書きは宿にこもる。『仕事は一日も休んではいけない』と、これが黒澤の哲学である。シナリオを書く作業はマラソンに似ているというのだ。『頭を上げてはいけない。目線はやや伏せ目で、…

本当の利益とは?

北岡修一さん。「月次決算などにおいて、在庫をどのように見るか?これについて、「京セラ会計」では、在庫は資産と見ず、本当の利益を見て経営をする、という考えがあります。京セラ会計学では、在庫は考慮しないところで、本当の利益を見るのです。一度仕…

プレゼンテーションの基礎

研修を受けていくつかの発見。(1)声のトーンを上げると笑顔になる。低い声では笑顔は作りにくい。(2)話し手の第一印象決定までたった0.6秒。(3)「文は表に及ばず、表は図に及ばず。」図は言葉にすると2500字分から3000字分の情報量があ…

土下座して謝る器量

松下幸之助さんの松下政経塾でのエピソード。ある塾生が販売店の親父さんと喧嘩をして実習をやめてしまった。幸之助さんが理由を問うと、彼はその理由を語った。その間、幸之助さんは一切口をはさまず、彼の話を聞いていた。そして、「君の言うこと、もっと…

全体最適の価値観を根付かせる

伊藤邦雄さん。「個々人の部分最適を全体最適にまとめ上げた事例は日産のクロス・ファンクショナル・チームだろう。各部門から有能な課長を引っ張り、トップに据えて9チームを組織した。ところがメンバーは自分の部門の事しか考えていない。ゴーンさんはそ…

社員を明るく追い込む

伊藤邦雄さん。「ヤマト運輸の社長だった小倉昌男さんは、宅急便を始めるに当たって、社員にこう言った。『成功には最高のサービスが必要だ。だから、これから私はサービスのことだけ言う。利益のことは言わない』と。何より利益の欲しい経営者が利益につい…

実行できない理由

伊藤邦雄さん。「『知っていること』と『やり切る力』は同じではないのだ。なぜ実行できないのか。私は七つ指摘したい。第一に決断や決定が実行に結びつくとは限らないこと。第二に根源的な原因を考え抜かずに、機械的に施策を作り上げること。第三に目標が…

企業リーダー3つの役割

西山昭彦さん「企業リーダーの役割について、ハーバード大学のハイフェッツらは、(1)社員に課題を与える場を設け、セルフマネジメントができる環境を作る、(2)方向性を示し、使命を与え、コンフリクトを調整する、(3)存在感と毒気を持つ、の3つを…

目標はものさし

佐々木かをりさん。「燃料が十分に整ったら、次は、目標設定。目標とは、単なる最終地点ではない。単なるものさしである。マイルストーン、一里塚ともいう。自分がどのくらい歩いているか、これからどの方向にどのくらい歩いていくかを具体的にしていくため…

ビジョンは燃料

佐々木かをりさん。「夢を実現できるかどうかには、いくつかの要因がある。(1)『決意・コミットメント=本当に実現したいのか』、(2)『モチベーション=実現させるためのやる気が体の内側からわき出ているか』、(3)『ものさし=目標値は決まってい…

人生脚本に書き入れる

佐々木かをりさん。「『今年の目標』といった自分との約束は、手帳が真っ白のうちに書くのがコツだ。手帳が真っ白ということは、人生脚本がまだ出来上がっていないということ。今のうちに、自分がなりたいような自分になるための、自分との約束をしっかりし…

今年の目標を実現させるには

佐々木かをりさん。「年の始めになると、『毎月一本は映画を見に行く』など、週単位、月単位での目標を立てることが多い。また、『今年は本を30冊読む』などの一年間の目標を立てたりする。これらは、たいてい実現できない。実現できないのは、この目標を書…

今、やっていることに全力で

佐々木かをりさん。「計画を立て、それを手帳に記録することで、何が実現できるかというと、頭の中がすっきりするので、『今、やっていることに全力で集中できる』『自分の脳を自分らしいクリエイティブなことに使える』ということなのである。今取り組んで…

参加100%

佐々木かをりさん。「私が自分の人生を楽しむ秘訣に、『参加100%』というのがある。たとえば、ひとに誘われて、ある勉強会に行ったとしよう。ゲスト講師が話し、30名ほどの参加者が学ぶ。はじめて参加したあなたは、どういう行動を取るだろう。後ろのほう…

コップ理論

松尾順さん。「誰かに会う。お互いに話したいことが山ほどある。まるでコップからあふれてしまいそうなほど溜まっている。でもこのままではお互い相手のコップに自分の話したいことを注ぎ込む余地はない。こんな時、聞き上手の人は、別の小さなコップを脇に…