2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

クッキー実験

岩崎卓也さん。「UCバークレー教授のケルトナーらが発表したクッキー実験では、立場がイーブンな学生3人でチームを組ませ、AとBの二人には別々に『方針書を執筆する』という役割を与え、残るCには方針書を評価し、報酬を決める役を与えます。Cは上司…

人の人生の中に足跡を残す

小山薫堂さん。「僕は偶然居合わせた人の人生の中に足跡を残すようなことが好きです。(タクシーの運転手さんに『おくりびと』のチケットをあげたら、喜んで貰えた)そんな風に、自分が誰かの人生に登場できたかもしれないと思えるのは、すごく名誉なことで…

利用するのではなく人を頼る

小山薫堂さん。「人脈という言葉は、打算で人と付き合うというイメージがあって、どうしてもあまり好きになれません。たとえば、『人脈サーフィン』のようなことをする人もいます。ある人に僕が知り合いの編集長を紹介する。するとその人は僕以上に編集長と…

ツイてない時のほうが面白い

桜井章一さん。「私はツイていたら逆につまらなく感じてしまうのです。ツイていない時やよくない状況のほうが自分の可能性を試せる喜びがあるのだと思います。順風の時より逆境のほうがそれをどうにかしてやろうと工夫が出来て面白いし、喜びを感じるのです…

肉より魚、魚より豆

新谷弘実さん。「私は、『腸の健康を保つためには肉類をあまりとらないほうがいい』と長年にわたってお話してきましたが、これは内視鏡のドクターとして過去35万を超える患者さんの腸を観察してきた事実をもとにしたものです。肉類は、精製した穀類と並ん…

いつもベストの道に進んでいる

小山薫堂さん。「失敗してはいけないと思っていない。失敗したら失敗したで『これでよかったんだ』と思うクセがあります。僕はいつもベストの道に進んでいると思うことにしています。例えば楽しみにしていた仕事が何かの理由で中止になっても『これでよかっ…

新しいことに挑戦できるわけ

小山薫堂さん。「放送作家、脚本家、絵本作家、プランナー、ホテルのアドバイザー、それに今度は大学で教える仕事も加わって、僕の肩書きはますます人に説明するのが難しくなりました。どうしてこんなにいろいろな仕事ができるのかとよく聞かれるのですが、…

空いた時間をどう使うかも企画

小山薫堂さん。「企画というと、仕事に繋がるものだとか、何か大層なものだと思うかもしれません。しかし、もっと身近な例でいうなら、『今度の日曜日、せっかくの休みなんだから何かしよう』と考えるのも企画です。『今日はいつもより一時間早く仕事が片づ…

成長と活躍を期待する

武井章敏さん。「仕事を通じて人が成長するためには、柳井がよく言うことですが、『夢を持つ・計画を立てる・実行する』ことですね。私は『リーダーの役割は、メンバーに期待して成果を出させること』だと思います。そのためには、1人1人に具体的な期待、…

創造性は習慣と勤勉の成果

トゥイラ・サープさん。「創造性というものは、極めて実際的で、ほとんどビジネスライクな努力です。誰でも創造的になれます。しかし、それには日頃の準備が必要であり、またそれ以外に術はありません。私の場合、あらゆるものが作品の素材です。しかし、正…

腸を休息させるサイクル

新谷弘実さん。「夜9時までに夕食を済ませる習慣が定着すれば、翌朝の果物食を挟んで、翌日の昼までの『15時間断食』が可能になります。1日の半分を『食べない時間』に充てて、腸を休息させる。このサイクルを守れるようになれば、おなかの調子もかなり…

食べ物が生きているか

新谷弘実さん。「まずはつとめて野菜や果物を食べるようにすること。特に生で食べる習慣をつけるようにすると、同じ食材でも新鮮でみずみずしいもののほうがおいしいことがわかってきます。感覚が研ぎ澄まされてくれば、生きた食材をいただくほど、自分の生…

仕事とは絶対に負けられない戦争

トゥイラ・サープさん。「こんなことをいうのも気が引けるのですが、私は完璧を求めています。とても要求が厳しいですし、納得できるまで、けっして妥協はしません。つまり、仕事に賭けているのなら、すべてをひっくり返すくらいの意気込みが必要なのです。…

失敗は新しい何かに挑戦した証

トゥイラ・サープさん。「正真正銘の変化には失敗がつきものです。ところが、失敗の意味をちゃんと理解している人はそう多くありません。自分の得意なことばかりしていれば、失敗することはないでしょう。ですが、いつか行き詰まり、仕事がだんだんつまらな…

居心地のよさに満足しない

トゥイラ・サープさん。「(常に何か新しいものに挑戦すること)それが私の戦略です。そうすることで、たえず自分を駆り立て、煮詰まらないようにしています。成功しようが失敗しようが、同じ経験を繰り返すつもりはありません。居心地がよいからといって、…

2段上の上司との付き合い

佐々木常夫さん。「大事なことは、2段上の上司とのコミュニケーションの時間はできるだけ短時間で済ませると言うことである。偉い人は人に会うのを若干おっくうがるが、それは時間が奪われるおそれがあるからだ。2〜3分で終わる相手であれば拒む理由はそ…

上杉鷹山の説得術

西村克己さん。「上杉鷹山の藩政改革が成功したのは、ひとえに武士、農民が一体となって藩政改革に邁進したからです。では、なぜ藩全体が一体となれたか。その謎を解く鍵が鷹山の説得術です。鷹山の説得術には大きく4つの特徴があります。一つは情報公開と…

水と季節の果物・野菜

新谷弘実さん。「私がおすすめしている朝のファスティング(断食)はとても簡単です。朝起きてから会社などにでかけるまでの間に、次のことを実行してください。(1)常温の良い水を500ミリリットル程度ゆっくり飲む。(2)季節の果物や野菜を生の状態…

哲学カフェ・幸せってなに

哲学カフェというのに初めて参加してきた。テーマは「幸せってなに?」中之島哲学コレージュという、大阪大学コミュニケーションデザインセンターの試み。その説明文から「哲学カフェの発祥地はフランスです。1992年にマルクソーテという人が『カフェ・デ・…

相手への信頼と自分の覚悟

上村光弼さん。「最近つくづく思うことが、『相手への信頼』と『自分の覚悟』が、人や組織に奇跡を起こす、ということです。効果を出している組織開発の専門家や、カウンセリングのエキスパートの方々に秘訣をお尋ねすると、異口同音に『このクライアントさ…

やらないことで違いを持続

楠木建さん。「裏を返せば『何をやらないか』をはっきりさせれば、他社との違いを持続させることができるという論理です。別の言い方をすれば『もっと頑張ろう』というのはポジショニング戦略の発想ではありません。どんなに頑張った所で、同じ路線で他社も…

何をやり何をやらないか

楠木建さん。「ポジショニングの戦略とは、活動の選択、つまり、『何をやり、何をやらないか』を決めるということです。マブチはある種類の小型モーターに特化し、それ以外のタイプのモーターには手を出していません。標準化にこだわるということは、カスタ…

ポジショニング戦略

楠木建さん。「ポジショニングとは、『位置取り』のことです。 Strategic Positioniong:SPの戦略論では、戦略とは企業を取り巻く競争環境の中で『他社と違うところに自社を位置づけること』です。もっと平たく言えば、『他社と違ったことをする』これがS…

ファイブフォース

楠木建さん。「競争戦略論の有名な分析枠組みの1つに、マイケル・ポーターさんが確立した『ファイブフォース・フレームワーク』があります。このフレームワークの前提は単純です。どんな業界でも、その業界の利益を奪おうとする圧力(フォース)がかかって…

永ちゃんとスラムダンク

矢沢永吉とスラムダンクな一週間だった。月曜日、石原正一さんの『ヨミすぎ!〜古今東西名作朗読会〜』に参加した。テキストが矢沢永吉の『成り上がり』だった。永ちゃんになりきって読む。『成り上がり』は28の時で、51で出した『アー・ユー・ハッピー…

意識の中から競争をなくす

ロンダ・バーンさん。「競争はこの分離の一つの例です。競争とは分かち合う恩恵が限られていて、十分にない、不足しているという精神的な恐れから生まれます。みんなと分かち合うほど十分にない、だから、競争してものを獲得しなければならないとあなたは言…

組織の7S

マッキンゼーの開発した『組織の7S』は、組織に必要な事柄を網羅するためのフレームワーク。諸説あって、まず、Strategyがあり、簡単に変えられる『ハード3S』がStructure、Systems、Staffで、変えることが難しい『ソフト3S』がShared Value、Style、S…

他社との違いをつくる

楠木建さん。「戦略とは何でしょうか。競争戦略の本質を一言でいえば、『他社との違いをつくること』です。競争の中で業界平均水準以上の利益をあげることができるとしたら、それは競争他社との何らかの『違い』があるからです。競争がある中で、いかにして…

リーダーの4つの資質

南部靖之さん。「私の考えるリーダーの資質は、『活力』、『共有力』、『今を見る力』、『周りへの影響力』の4つです。活力というのは、自分の考えや意思を守り抜くためのエネルギーと体力です。共有力というのは、一人では何もできないので、『この指とま…

戦略ではないもの

楠木建さん。「話が分析的な方向に進んでいくプレゼンも少なくありません。この事業の総需要は今後5年間このように推移していくであろう、マーケット全体はこれこれのセグメントに分かれており、どこのセグメントが伸びて、といったような市場環境の分析で…