2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

モンゴロイドはK戦略

竹内久美子さん。「日本人はなぜ、ここまでバカなのだろうか。それは究極のK戦略者であるからだろう。もともとモンゴロイドはK戦略者であり、攻撃性や活動性、衝動性が低く、規則に従う性質などが強い。さらに日本の場合には大陸と違い、島国として侵略を免…

三大人種について

竹内久美子さん。「私が三大人種について考えるとき常に念頭にあるのは、ほとんどあらゆる要素について、ニグロイドとモンゴロイドが両極端、コーカソイドが中間に位置するということである。すべて中間にあるコーカソイドにとって、ニグロイドの性的早熟さ…

制約を受けないこと

竹内久美子さん。「なぜ役者や作家、芸術家などの独創性がものを言う分野では、まわりから制約を受けないことが何より重要なのだろうか。周囲が安全でないときに独創性を発揮していたら、命が危ない。とにかく命を守るための行動を取るべきなのだ。よって独…

免疫力の高い男を

竹内久美子さん。「ニグロイドが一番伝染病の脅威にさらされてきたので、女が免疫力の高い男を選ばなければならなかった。免疫力が高いことを知る手掛かりとなるのが男の魅力。声の良さやルックスの良さ、筋肉質の体であること、ケンカが強いことなどだ。だ…

r戦略とK戦略

竹内久美子さん。「r戦略とは質より数の戦略。不安定な条件下で効力を発揮する。不安定とは、食料があるかと思えばなくなってしまう。あるいは伝染病が蔓延している。そのような条件下では子は死にやすい。よって子は死ぬことを前提に多く産む。また子に対…

子を産む戦略の違い

竹内久美子さん。「ニグロイドほど早く多く子を産む戦略をとり、我々モンゴロイドは最もゆっくりと子を産む戦略をとっている。当然のことながら生殖行動にも差が現れる。婚姻の安定性、つまり離婚率の低さ、私生児出産率の低さ、児童虐待の少なさなどについ…

ジョークは右脳

竹内久美子さん。「ジョークの意味がわかったのは、脳内出血が起き、左右どちらかの脳にかなり重大なダメージを受けた患者の症例を知ってからだ。政治風刺漫画を見せたとき、右脳にダメージを負った患者の場合、言語脳である左脳は大丈夫であるため文字は読…

HLAの型の重なり

竹内久美子さん。「HLAの型とは、侵入してくる病原体に対する戦い方の違いであり、トランプの切り札のようなもの。切り札の種類は多い方が有利である。それなのに相手と重複する型を多く持っていると、生まれてくる子が切り札を重複して持つ可能性が高まり、…

型が重なっているか

竹内久美子さん。「実は、匂いの良し悪しを決めるのは、自分とHLAの型がいかに重なっているかどうかだった。重なりが多いと良くない匂い。重なりが少ないと良い匂いと感じられる。なぜだろう? ちなみにHLAとはヒト白血球抗原のこと。白血球で最初に見つかっ…

ユーモアと機嫌のよさ

秋田道夫さん。「『出かける時にはユーモアと機嫌のよさをポケットに』。機嫌よくあろうと心がける意味は、自分を『景色』として考えた時に、『奇麗な景色』でありたいと願うからなのです。わたしの姿はまわりから見た時に、『景色』の一部ですよね。世界が…

幸福は二種類存在

アーサー・ブルックスさん。「卒業式のスピーチが基本的に2種類に分けられることに気づきました。1つは『仕事の意義を見つけなさい』タイプ。もう1つは『心から楽しめる仕事を見つけなさい。そうすれば、生涯一日たりとも働いているとは感じないでしょう』…

感謝の散歩の効用

アーサー・ブルックスさん。「忘れてはならない瞑想の効果があります。それが感謝です。いわゆる『感謝の散歩』の効用はこれまでも多くの人が指摘しており、歩きながらポジティブな出来事に意識を向けると感謝の気持ちが増し、幸福を味わいやすくなると言わ…

巡礼は歩行瞑想

アーサー・ブルックスさん。「散歩をしましょう。主要な宗教にはほぼ例外なく巡礼があります。様々な定義を踏まえて言うなら、巡礼とは、『故郷から聖地を目指して長距離を移動する』、感情や信念を動機とした献身行為です。なぜ巡礼するのでしょう。一つに…

人生の最終段階の目標

アーサー・ブルックスさん。「人生の最終段階の目標は人生の根源的な秘訣が入った聖杯を飲むことです。しかしそのためには、林住期で生じる哲学的・神学的な問題について学び、その問題に取り組まなければなりません。何の準備もなく、いきなり悟りを開ける…

人生の目標を設定し直す

アーサー・ブルックスさん。「林住期のステージでは、過去の公私の義務からきっぱり手を引き、精神性と深い知恵、結晶性知能、教育、信仰にいっそう専念します。別に、完璧な人生を生きるには50歳になったら山奥にこもらないといけない、という意味ではあ…

ヴァ―ナプラスタ

アーサー・ブルックスさん。「お金、権力、快楽、名誉という、トマス・アクィナスが定義した4つの偶像を追い求めるうちに、自己モノ化し、決して満足できなくなった状態です。こうした偶像への執着から抜け出すには、新しいスキル、つまり精神性を身に着け…

人生4つのステージ

アーサー・ブルックスさん。「古代インドの教えでは、正しい人生を送るには4つのステージを踏まなければならず、それぞれのステージをアーシュラマと言います。各アーシュラマの期間は25年が理想とされています。第一のアーシュラマは、学生期(ブラフマ…

人間関係で肝心なこと

アーサー・ブルックスさん。「人間関係に関する肝心なことを纏めます。〇人との強い絆があると、第二の曲線に移りやすく、成功しやすい。〇どんなに内向的な人でも、健全で親密な人間関係がなければ充実した老後は望めない。〇既婚者の場合、配偶者と恋愛と…

本当の友達の有無

アーサー・ブルックスさん。「本当の友達作りに関しては、女性より男性のほうが苦労する傾向があります。さらに、女性は一般的に社会的・感情的な支えを土台にして友情を築くのに対し、男性は仕事など、共通の活動を土台として友情を築く傾向があります。要…

本当の友達がいますか?

アーサー・ブルックスさん。「あなたはどうでしょうか? 本当の友達がいますか? それとも、あなたの友達は、ただの取引の友達ですか? その答えが、あなたの幸福を大きく左右します。本当の友達を2,3人挙げてください。既婚者は配偶者を除くこととします…

アリストテレスの友情論

アーサー・ブルックスさん。「アリストテレスの説では、友情は一種の梯子で、低いものから高いものまで存在します。感情的絆が最も弱く、友情の恩恵も最も低い最下段は、利便性に支えられた友情で、『取引の友達』に該当します。この場合の友情は手段であり…

ルーティーン

竹田理絵さん。「イチロー選手は現役時代、ウォーミングアップやバッティング練習、打席に入る際の仕草といった野球のことはもちろんのこと、日常生活でも、同じ時間に寝起きし、同じものを食べ、同じ体重に調整するなど、毎回同じパターンを繰り返し、ルー…

型稽古修行

森田真生さん。「『食べる』という行為は、あらゆる生物に共通する、原初的な活動である。この時点で身についてしまった癖は、より高度な認識活動にも影響を与える。食べる時から混乱している人が、どうして思考するときだけ整然としていられるだろうか。ど…

精進料理の本質

森田真生さん。「精進料理の本質は、むしろ食事に対する姿勢や作法そのものにあることを教えてくれたのが吉村昇洋さんだった。守るべき作法の一つ一つはシンプルである。食事中にしゃべらない。箸や器を両手で扱う。口に食べ物を入れているあいだは、手を膝…

幸福とは愛である

アーサー・ブルックスさん。「『健康で幸福』の予測因子には、私たちがかなり直接的にコントロールできる重大な因子が7つあります。①喫煙、②飲酒、③健康的な体重、④運動、⑤適応的対処:問題に真っ向から立ち向かい、問題を正直に評価し、問題にじかに対処し…

1年しかないとしたら

アーサー・ブルックスさん。「『あと一年しか生きられない、働けない』と思って生きればいいのです。毎月、最終日曜日の午後に、今から挙げる疑問について考えてください。キャリアも人生もあと1年しか残っていないとしたら、来月の予定に何を入れるだろう…

ストラルドブラグ

アーサー・ブルックスさん。「『死ぬよりは生きているほうがまし』とは、必ずしもいえません。この点を見事に描いているのが、スウィフトによる1726年の小説『ガリバー旅行記』です。主人公はラグナグ国で、偶然生まれることがある『ストラルドブラグ』とい…

アキレス効果

アーサー・ブルックスさん。「ものすごいレガシーを残せばどうだろう。少なくとも、世間から忘れられることはないのでは? これは、ホロメス作『イリヤス』に見られる『アキレス効果』です。アキレスは、トロイア戦争で戦うかどうかの決断に迫られます。戦え…

皿洗いだけに集中

アーサー・ブルックスさん。「満足は、より大きなものを追うことから生じるのではなく、より小さなものに注意を払うことから生じます。ティク・ナット・ハンは、『マインドフルの奇跡』で次のように説いています。『皿洗いをしているときは、皿洗いだけに集…

リバースバケットリスト

アーサー・ブルックスさん。「自己啓発のカリスマ達が言いそうな助言として、『誕生日にバケットリストの棚卸をしましょう』というものがあります。これは、世俗的な野望を強化しましょう、といっているのも同然です。欲しいものを一覧にすれば、一時的には…