2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

想像力は意志に勝る

フランスの精神医学者E・クーエ博士はこう言っているという。「暗示による想像力と意志力が戦う時はいつも想像力が勝つ。たとえば上等の葉巻を吸う癖のある人が、それをやめようと決心する。いかめしく誓う。ところが、葉巻きの香りが頭に浮かんできて、そ…

初歩のつき実践学

船井幸雄さん。「将棋や囲碁の専門棋士は、大勝負の前には、できるだけ、”ついている人”、"若い人”、”溌剌としている人”とつきあってから対局の場に臨むと勝てるが、”つきの悪い人”、”老人”、いじけている人”や"病人”とつきあった直後の勝負は負けることが多…

創・探・奉

船井幸雄さんがこう言っている。「人間にとって、最も大事な生き方は、①クリエートすること、②深求すること、③奉仕すること、に喜びを見つけ、それを中心に将来目的の設定と日々の生活を送ることと言えるだろう。」なるほど、創造、探求、奉仕ね。道理で、消…

大事にすれば

船井幸雄さんは、「大事にすればすぐ集まってくる」という原理があるという。人を大事にすれば、人が集まってくるし、お金を大事にすれば、お金は集まってくる。大事にしてくれるところ、愛情を持ってくれ、それで対応してくれるところへ集まるのだと。また…

つきの原理

船井幸雄さん。「『つきの原理』から言えば、ついている時に考えたこと、意志決定したことは当たる。しかし、「つきの悪い時」には、考えたり、意志決定してはならないのである。それは、概ね主観的、希望的である。正しい判断が出来ない。ついていない時に…

自分に成る

新井満さんはこう言い切っている。「生きがいとは何か。私は現在という瞬間を『幸せに生きる』ことだと思います。『幸せに成る』ということは『もっとも自分らしい自分に成る』ことです。人間は『自分が自分に成る』ために生まれてきたのであり、それが人生…

太陽の塔  

読書録的に。第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作、森見登美彦の「太陽の塔」がなんともいえず面白かった。やられた、という感じ。舞城王太郎の「熊の場所」も勢いがあって一気に。第14回三島賞の中原昌也「あらゆる場所に花束・・・・・・」はちょ…

二足のわらじ

森毅さんの言葉。「ひとつの仕事だけでもたいへんなのに、ふたつもうまくいくはずがないという人もいる。ぼくに言わせれば、ひとつの仕事にかけるからうまくいかないこともある。両道かけてみれば、かえってうまくいくこともあるものだ。ひとつの方向だけを…

オレンジ・デイズ 

昨クール(4月〜6月)は北川悦吏子さん脚本の連続ドラマ『オレンジデイズ』を観ていた。まあ、最後はちょっと甘かったけど、(あと、出てくるいい男がみんな手話出来すぎという不自然さはあったものの)なかなか良かったという感想。それで、久々にレンタ…

人生20年説

森毅さんがこう言っている。「そこで、人生20年説を考えた。べつにきっかり20年でなくていいのだが、当面20年くらいをひとつの人生と思って、その人生を輝かせることを考える。80歳までなら、4回の人生を生きることになる。輝くとは、何かに面白が…

ななめ上を向いて③

山田禎一さんが「視野を15度あげる」というすすめがあるのを見つけたと城山三郎さんは書いている。「都市生活者は少なくとも一日に一度は空を見上げるべきだと、精神科医でもある著者は言う。そうすれば、それだけで心が明るくなり、みるみる自信が湧いて…

ななめ上を向いて②

その三宅義信さんの言葉。「真剣勝負の時、ちょっとでも視野を広げた者が勝ちだと思うんですよ。たとえば自動車を運転しているとき、時速40キロだと運転手の有効視野は130度くらいあるけど、時速100キロになると60度くらいになってしまう。つまり…

ななめ上を向いて①

東京オリンピックの重量挙げで1メートル55と小柄ながら、トータル397・5キロを挙げる驚異的な世界新で金メダルを獲得した三宅義信さんの姿を見て、柴田錬三郎さんがこう書いている。「私は各選手がバーベルを前にして、いかにして無心の状態に自分を…

起きているすべての時間

広岡等オートウェーブ会長の言葉。「どうしたらお客さまに喜んでいただけるか、お客さまに喜ばれる社員をいかに育てるか。この2つを考えることに、起きている時間のほとんどを費やしてきました。」「移り変わる人の心にいつも素直に応え、機嫌良く一日一日…

興隆と衰退

飯田経夫さんの言葉。「古来、数多くの文明が興隆し、衰退した。興隆は人々を幸せにする。幸せになると、人々は次第に新進の気性を失い、攻めよりも守りを好むようになる。しかし守り一方の姿勢では、守ることすらできない。そして、衰亡が始まる。」人生も…

神様がこれをお酒に

團伊玖磨さんがこう書いている。「尊敬する詩人、堀口大學先生とシャトー・デュケムやトカイを美味しく飲んだ頃を思い出す。先生はお気に入りのワインをお飲みになる時、静かに、ゆっくりと短い詩を口ずさまれるのが常だった。『神様が/これをお酒にしなさ…

うどん屋しても

藤山寛美さんは、笑わすパターンの技を何手くらい持っているのかと問われ、「無限ですな、なぜ無限かというと、時代と相手が違いますから」と答えている。やめようかと思ったことは?との問いには「ありますあります。ほんまにこれでいこかな、しゃあないと…

不安が源泉

建築家の安藤忠雄さん。「一つ何か作って、まあまあのものができると自分に納得する。なかなか納得するものはできないですけども、そうすると次のやつができるかどうか、不安でたまらんですね。寝る前になると。だから、一番のエネルギーのもとは不安なんで…

すべてを楽しく

船井幸雄さん。「すべてを楽しくすることです。どんなことがおきても、それを『楽しみ』にしたらよいのです。私にもいろんなことがおきますが、おきたことは全部『必然・必要』です。『地の理』では苦しむことが『必然・必要』に見えるかもしれませんが、『…