2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

エリートの3タイプ

庄司薫さん。「第一は、『ごますり型』とでもいうやつで、優等生だ、秀才だ、エリートだという非難に対して、オレはそうじゃない、オレはこんなに馬鹿です、間抜けです、欠点だらけです、愛すべき男ですとふれまわるようなやり口だ。他人に対して頭が切れそ…

フロー状態は

チクセントミハイさん。「ヒトの神経系は毎秒110 ビット以上の情報を処理することはできません。私の話を聞いて理解するには、およそ毎秒60ビットを処理しなければなりません。それだから三人以上の話を聞く事はできず、三人以上の人が話しかけても理解でき…

目標は人に話さない

デレック・シバーズさん。「大きな個人目標を人に話すのを、そして褒められるのを想像してください。口に出して言うのはいい気分です。それだけでもうゴールに一歩近づいて、すでに自分のものになった気がしませんか? 話すことの気持ち良さが、実際にやる可…

幸福優位性の発揮

ショーン・エイカーさん。「私たちの脳はそれとは逆の順に働くのです現状へのポジティブさの度合いを引き上げられれば、その人の脳は「幸福優位性」を発揮し始めます。つまりポジティブな脳は、ネガティブな脳やストレス下の脳よりも、ずっと良く機能すると…

幸福と成功の法則を反転

ショーン・エイカーさん。「健康になるためには幸福と成功の法則を反転させる必要があるのです。ほとんどの企業や学校で考えられている成功の法則は「一生懸命がんばれば成功できる。成功すれば幸せになれる」というものです。これは多くの人の子育てやマネ…

全体の繋がりを取り戻す

由佐美加子さん。「自分の生存を守ろうとするあまり、不安を募らせ、分離し、孤立する方向に向かっている。ここから、全体の繋がりを取り戻して、安心していられるようにするにはどうしたらいいんだろう。わたしのやっていることの原点はここにある。メンタ…

あるで会話をすれば

由佐美加子さん。「『わたしには、あなたの発言が『あなたはダメだ』と否定しているように聞こえています。それはわたしにとって痛みを伴うつらい表現なので、ちょっと違う伝え方でいってもらえますか?』という表現ができるといいなあって思うんです。相手…

裏側はライフミッション

由佐美加子さん。「わたしがメンタルモデルを本当に面白いと感じ始めたのは、『4つの類型の裏側はライフミッションだ』と思えるようになってからなんです。なぜ人間は、無意識に精巧なOSをつくり出し、人生のすべてをつかってまで、この痛みを避けようとす…

仲間を見つけるには

中島健太さん。「仲間になるには、同じ価値観を共有しなければなりません。僕が考える仲間を見つけるためのポイントは、4つあります。(1)明確なビジョンを持つ。自分が何を目指しているのか、自分は何になりたいのかというビジョンを明確にすることです…

自分で認める

由佐美加子さん。「克服型のリーダーというのは、本当は『やりたくない』『無理だ』と思っていても、その不安や怖れを認めず、克服することで評価されてきた人たちです。そのことを自分で認め、理解してください、とまず伝えます。『やりたくない自分はダメ…

あの痛みをもう二度と

由佐美加子さん。「今の社会では、克服型ばかりが過剰に評価されています。でも、じつは、痛みに対する怖れが強いのは、逃避型よりも、この克服型です。彼らががんばるのは、『あの痛みをもう二度と感じたくない』と強烈に怖れているからに過ぎません。もの…

克服と逃避

由佐美加子さん。「わたしたち人間が普段の人生でやっていることの大半は痛みを避ける行動ですが、その事実はもちろん自覚されることがありません。これを回避行動と呼んでいて、『克服』と『逃避』の2種類があります。克服は、その痛みを二度と感じなくて済…

本当はどうなの?

由佐美加子さん。「わたしはよく、『本当はどうなの?』と問います。問いかけられると、誰もが無意識のうちに内側の潜在意識にある真実を暴かれまいとします。暴かれたら、そこにある痛みを感じることになるからです。でもその行動は、メンタルモデルという…

無自覚に持つ信念

由佐美加子さん。「人間は、小さいころに体験した痛みを避けるための信念を無自覚に持っています。そして、その信念から人生におけるすべての行動が自動的につくり出されている。でも、その自覚はなく、自分の日々やっていることを『良いことだ』『意味のあ…

メンタルモデルの類型化

由佐美加子さん。「ある時、人々の奥底にある痛みからつくり出された信念(=メンタルモデル)が、価値なしモデル(わたしには価値がない)、愛なしモデル(わたしは愛されない)、ひとりぼっちモデル(わたしはひとりぼっちだ)、欠陥欠損モデル(わたしに…

従来の人生モデル

松田卓也さん。「新しい職種は今後も登場するだろう。しかしその職業の寿命は短いかもしれない。今後どのような職業が登場するかを予想することは難しい。我々にできることは、どのような状況にあっても適応できる能力を持つことである。従来の人生モデルは…

共同勉強は役に立つ

松田卓也さん。「今後の社会では一生勉強することが重要である。その場合、学校に行かないのであれば、独学することになる。独学は今後の社会では非常に重要である。しかし独学には弊害もある。視野が狭くなったり、間違ったことを過信したりすることである…

手で覚える

松田卓也さん。「米国の大学では講義のノートをパソコンで取る人が多い。ノートで手書きするのは少数である。ノートをパソコンで取るのと、手書きでするのに差があるだろうか。米国の研究では、ノートを手書きで取る学生の方が、成績が良いことがわかってい…

能動的な勉強法を

松田卓也さん。「オークリーは従来の勉強法について徹底的に批判する。例えば試験勉強をする場合、教科書やノートを読み返すのは効果的ではないという。また棒暗記、丸暗記も効果的ではないと言う。ちょっとショッキングな話は、下線を引いたり、カラーマー…

結果より過程が大事

松田卓也さん。「オークリーは学習者にとってとても救いになることを言っている。それは勉強では過程が大事であり、結果ではないということだ。例えば宿題をすることを例に取れば、宿題をやり遂げたというのが結果であり、宿題をするという行為は過程である…

幸せは楽でなく前向き

矢野和男さん。「幸せとは、楽な状態を指すものではない。一言で言えば“前向きな状態”であり、不安や恐怖、不信感や懐疑心とは無縁な状態を指します。どんな人生にも困難な道程が待ち構えています。そこでの選択肢は、逃げるか、立ち向かうかしかない。先週…

不安・熱中・退屈

チクセントミハイは、縦軸に「Challenging Level(挑戦の難易度)」を、横軸に「Skill Level(自分の能力)」を取った時の状態を8つに分類しているけれど、矢野和男さんが示しているように、自分の能力を固定した場合、業務の難易度が高ぎると「不安」にな…

時間帯を決めておく

松田卓也さん。「(先延ばしを避ける手法として)私が採用しているのは、深い仕事をする時間帯を予め決めておいて、そこで仕事をすることをルーチン化してしまうのだ。先延ばししてしまうのは、嫌な仕事を始めるには気力が必要だからだ。その気力がないのが…

内容普遍性と著者必然性

高橋晋平さん。「教えて貰った金言がある。売ることのできる本には2つの条件があって、それは内容の普遍性と著者の必然性だという。内容の普遍性というのは、その本を読むべきターゲット層の人については、みんなに役に立つこと。たった一人にしか役に立た…

本を出版する目標設定

高橋晋平さん。「本を出版するための目標設定として、まず、書いた。企画書を出してという方法では、出版社が判断するため自分ではどうしようもない部分がある。自分で必ずできることは、書きあげること。土日だけを使って、コツコツと200ページ分の原稿を書…

先延ばしの弊害

松田卓也さん。「次に先延ばしの弊害について述べられている。先延ばしとは、しなければならない仕事、いやな仕事、困難な仕事を先延ばしして、本当は必要でないことをすることである。例えば、掃除してみるとか、部屋の模様替えをするとか。この先延ばし現…

集中と拡散モード

松田卓也さん。「バーバラ・オークリーの『直観力を高める』の内容を簡単にまとめてみよう。人間の頭の働きには集中モードと拡散モードがあると言う。集中モードとは、集中してフロー状態に入っている状態である。他方、拡散モードとはボッとしている状態で…

深い仕事の時間

松田卓也さん。「次に深い仕事に従事する時間についてである。深い仕事は、ダラダラとやるものではなく、また疲れるのでできない。ニューポートは一日四時間が限度だと言う。それを週に五日間やる。深い仕事をする時間帯をあらかじめ決めて置く。著者はノー…

デジタル解毒

松田卓也さん。「実際はマルチタスクをすると深い仕事はできない。集中を阻害する主要なものとして電子メディアがある。具体的には電子メールとかフェイスブック、ツイッターなどに代表されるSNS、ユーチューブなどである。これらは着信の警告音を発して人々…

深い仕事をするには

松田卓也さん。「ニューポートはどうしたら深い仕事ができるかについて述べている。深い仕事のレベルは集中度と集中時間の積で決まる。まず集中度について述べる。深い仕事をするには集中してフロー状態に入らねばならない。ところがフロー状態に入ることを…