2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧
早いもので年の暮れ。星占いでは12年に一度の大幸運期だったが、めぼしい成果はなかった。まあ、悪くはなかったな、というところ。いや、仕事の関係の同年生まれの課長さん達が相次いで入院していたに比べると、悪いことがないということは良いことだった…
堺屋太一さん。「成長一途の時代には絶対の善とされた『やる気』と『馬力』も、しばしば無駄な経費と不利益な事業を作る。チンギス・ハンの名臣、耶律楚材が生涯の信条としたのは、『一事を興すは一事を省くにしかず』であった。事業を興して利益を上げるよ…
山下俊彦さん続き。「だからこそ、自分に向いていないと思われる仕事の中に楽しみを見いだす努力が大切なのである。もっといえば、その仕事が自分に向いているかどうかより、向いていない仕事であっても、それに努力し、成果が生まれたときに喜びを感じるの…
山下俊彦さん。「その人の能力を引き出すというとき、その人のもてるすべての能力、全人格を活かすというレベルで考えるほうが大切であると思っている。全人格的な能力が発揮できれば、それは自ずと会社のためにもなるからだ。会社のことを優先したらその人…
アメリカで隆盛のリアリティー番組(主に視聴者が参加して課題に挑戦し、それをドキュメンタリータッチでカメラが追っていく番組)に「アプレンティス(見習い)」というのがあり、不動産王ドナルド・トランプが司会をしている。この番組で勝ち抜けば、トラ…
組織の中でポジションというものがあり、人が変わっていく。一方で各人の仕事のスタイルというようなものがあり、「あのやり方はあの人しかできない」という個性あふれる仕事のスタイルで成果をあげるということもある。その人のやり方によって情報が集まり…
バイオリニスト葉加瀬太郎さん。「あらゆるものがあふれる現代、こうした優雅な旅や上質な夜の過ごし方が、これからの豊かさの指標になるでしょう。バカンスをきちんと取り、日常ではコンサートや芝居に出かけ、成熟した大人の時間を過ごす。」「家族や恋人…
本田宗一郎さんがこういうことを書いている。「五十の手習いという言葉を裏返していえば、五十、六十になったら、もうなにも出来ないということだ。」厳しい言葉ではあるが、確かに本質はついている。いや、余暇や引退後に例えば囲碁であるとか、絵画である…
稲森さん。「リーダーになる人はやはり一級の人物でなければならんと。無私の心を持ち、いつでも自分をゼロにできる人間です。自分が一番大事と思っている人はリーダーになってはいけないのです。組織のため自ら犠牲になる人物でないと。欧州の貴族社会でも…
京セラの稲森さん。「例えばROEで見ると、内部留保が大きい分、京セラの評価は低くなる。内部留保を少なくして、ぎりぎりまで投資に回した方が資本を最大限有効に使っている、と投資家は言うわけです。確かにその瞬間では見た目はいいかもしれません。で…
カルロス・ゴーンさん。「経営陣には透明性を確保し、説明責任を果たしながら会社の運営に当たり、自社の競争力を高め、持続的な成長に導くことが期待されている。考えてみて欲しい。投資家は企業の過去に投資するのではなく、将来に向けて投資する。だから…
楽天の三木谷浩史社長は、99年7月に「成功のコンセプトby三木谷浩史」として「世界一のインターネット・サービス企業」を掲げ、①常に改善、常に前進、②プロフェッショナリズムの徹底、③仮説→実行→検証→仕組化、④顧客満足度の最大化、⑤スピード!!スピー…
医学ジャーナリストの田野井正雄さんは、「世界保健機関(WHO)は、『単に病気が存在しないというだけでなく、全体的な、身体的・精神的・社会的に良好な状態』こそが健康だというが、80年の人生で、そんな時代がどれくらいあるだろうか。(中略)そう…
日本板硝子会長の出原洋三さんは、常務時代、売上60億、赤字15億のファインガラス事業を一年で黒字にしろとの命を受け、「執念を持て。徹底しよう」と言い続けコストをさげ、原材料メーカーに今期だけでもいいからと値下げをしてもらい、なんとか一年で…
名誉棋聖、藤澤秀行さん。「上がるか、下がるか、留まるか。人生のあり方はその三つしかない。だから碁だってそうだ。(中略)その(中国碁界のかつての第一人者聶衛平との)対談で私は厳しい質問だと思ったが、現在のキミは上、下、留のどれだと聞いてやった…
名誉棋聖、藤澤秀行さん。「『人間が打つのだ。人間を高めなければならない』私はずっとそう考えてきた。碁の相手も人間だが、自分も人間、この人間が何者で何をしようとしているかを確認しなかったら、碁は打てない。人間を磨けなどと言えばおこがましいか…
名誉棋聖、藤澤秀行さん。「しかし、私が目を掛けているこれらの棋士と比較しても、韓国、中国の一流どころといわれている人々の碁にかけるひたむきさは、はるかに優る。日常の心構えが違う。日本では、『あいつは結構勉強している』という。だが、『結構勉…
星野朝子さん講演から。マーケティングの法則その3は、「知覚の法則」。これは、「ベストの商品が最後には戦いに勝つ」は間違いで、「絶対的にベストの商品など存在しない。存在するのは、それぞれの心の中に形成された認識のみ」。また、一番最初に投入さ…
星野朝子さん講演から。マーケティングの法則その2は、「カテゴリーの法則」。これは、あるカテゴリーで一番になれなかったら、一番になるカテゴリーを探せ!というもの。この法則からすると、「自社の新製品は、競合と比べてどこが優れているか」を訴える…