2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自分の身体が延長される

内田樹さん。「経験的に効果的なプログラムが存在する。ラグビーの場合なら、それはフォワードの『スクラム』であり、バックスの『パス回し』である。スキャンする力は何れもプレイヤー達が恰も一つの共ー身体を形成しているかのように、中枢的な指示なしに…

気・血・水

芳地智子さん。「漢方の考え方では、私たちの身体は「1、 気(カラダの機能)のバランス、2、 血(カラダの栄養)のバランス、3、 水(カラダの潤い)のバランスが、あなたのカラダを支えている3本柱。それが「気、血、水」。あなたという家を支えている…

会うべき人には必ず会える

森信三さん。「人間は一生のうちで会うべき人には必ず会える。しかも、一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時に」「裏切られた恨みは、これを他人に語るな。その苦しみを噛み締めていくところに、初めて人生の知恵が生まれる」「休憩は睡眠時間以外、不要という人…

想像力は意志力に必ず勝つ

棚から一つかみ的に名言を。エミール・クエさん。「自己暗示に関する3原則」(1)意志力と想像力が争えば、想像力が必ず勝つ。(2)意志力と想像力が一致すれば、その力は,和ではなく積である。(3)想像力はコントロールできる。」松下幸之助さん。「…

フロー体験とピーク体験

金井壽宏さん。「チクセントミハイは、人がどんなものにフロー体験を感じるかを見ていれば、その奥に、絶えず長い時間をかけて進化していく自分が見えると考えました。一方、マズローは、ピーク体験(至高体験)に注目し、『自己実現をいきなりとらえるのは…

クーリッジ効果

ミヒャエル・シュピッツバードさん。「ある時、三十代目アメリカ大統領カルビン・クーリッジは、妻と共に農場を訪れた。クーリッジはその場にいなかったが、婦人は雄鳥が雌鳥に求愛しているのに気づいた。飼育係から、雄鳥がこの行為を一日十数回も行うと聞…

優先順位の邪魔者

メリル&ドナ・ダグラスさん。「人は自分の気に入りの仕事、あるいは面白いと思う仕事をやりたがるのである。それらの仕事が自分の目標達成にとってあまり役立たないにもかかわらず、である。どんな理由からであれ、あることを行おうと決めた時には常に、ほ…

満足が贅沢

フリードリッヒ・ニーチェさん。「今では享楽者とか快楽主義者という誤解された意味でのみ使われている”エピキュリアン”という言葉だが、その語源となった古代ギリシアの哲学者エピキュロスは、生きていく上での快楽を追求した。そしてたどり着いた頂点が、…

ピーク・エンドの法則

茂木健一郎さん。「ダニエル・カーネマンが発表した研究に『ピーク・エンドの法則』というものがあります。あらゆる経験の快・不快の記憶は、その経験のピーク時と終了時にどう感じたかという感情の度合いによって決まるというものです。最初のグループは、…

ドーパミンは幸福感をもたらさない

ケリー・マグゴナガルさん。「脳は報酬が手に入りそうだと認識すると、ドーパミンという神経伝達物質を放出します。このドーパミンが脳全体に指令を出し、注意力を集中して、欲しいものを手に入れようとします。ドーパミンが一気に放出された時に感じるのは…

先のことは楽観視しがち

ケリー・マグゴナガルさん。「私たちは先のことを楽観視してしまうせいで、やるべきことがあってもあとでやろうと思うだけでなく、あとになればかんたんにできると思いがちです。研究によれば、私たちは今日よりもあとのほうが自由な時間があるはずだという…

3時間で9時間分の成果

メリル&ドナ・ダグラスさん。「日常の大半の時間は、緊急ではあるが、重要でないことに費やされる。さらに、観察すると、10%から40%の時間が緊急でもなく重要でない事項に常時使われているのである。たいていの人は、自分がやっている活動のほとんど…

実際に行うことこそ

メリル&ドナ・ダグラスさん。「目標に結びつくことをしなければならない。ところが、人は必ずしもその通りにはやらない。自分の気に入りの仕事、あるいは面白いと思う仕事をやりたがるのである。そこを真剣に反省してみると、自分が時間の配分を考えていな…

寝酒に頼ると疲れ取れず

吉野真由美さん。「実はアルコールは不眠の解消には効果が薄い。脳は覚醒に近い状態だが身体は休息している『レム睡眠』を妨げるため、筋肉が休まらず、翌日にだるさが残りやすい。不眠症を治療する場合、睡眠薬を使えば眠れるという自信を持つことが最初の…

お菓子のかわりにナッツを

ケリー・マグゴナガルさん。「確かに、非常時に糖分をとれば一時的に意志力はアップします。けれども、長い目で見た場合、やたらに糖分を取るのは自己コントロールのためにはよくありません。ストレスの多い時期には、脂肪分と糖分が高くハッピーな気分にな…

やることリストがやる気を奪う

ケリー・マグゴナガルさん。「目標達成の大きな味方であるはずの『やることリスト』でさえ、実は油断なりません。プロジェクトのために抜けモレのない完璧なやることリストを作成したら、何だかものすごく達成感があって、今日の仕事はこれでおしまいだ、な…

熱意を伝えるには文字で

加地倫三さん。「ぼくの場合、企画書に書ききれなかったこと、でも言っておきたいことは、あえて別にメールで訴えるようにしています。熱意をこめた文章を社内メールで送るのです。プライベートのケータイに長文のメールを送るときもあります。なぜ、口頭で…

シャーデンフロイデの地獄

茂木健一郎さん。「人は他人と自分を比べてしまう生きものです。自分の幸せを、どうしても他者との差により推し量ろうとしてしまうのです。『シャーデンフロイデ』というい言葉があります。これは、他人の不幸や苦しみを自分の喜びとする、という意味のドイ…

早くも長くもまずい

メリル&ドナ・ダグラスさん。「『早く仕事をすること』、『長く仕事をすること』も、ともにまずい方法であるにかかわらず、現実にはなぜ多くの人たちがそれを繰り返しているのだろうか。たぶんそれは、早く仕事をし、長時間仕事をすることによって、やらな…

使わなくても消える資源

メリル&ドナ・ダグラスさん。「時間は、われわれが生きていく上で一番大切な”資源”である。時間という資源がほかの資源と違っている点を一つあげるとすれば、それは、使わなくてもどのみち消えてなくなるということだ。ただ、時間を手に入れるために、金を…

腹が減っていると危険を冒す

ケリー・マグゴナガルさん。「現代人の脳はいまだに血糖値によって、食べ物が手に入りそうもないか、あるいは沢山手に入りそうかを判断しています。現代社会においてはコントロールの喪失と見なされてしまうことも、実は戦略的なリスクテイキングと呼ぶべき…

食事は未来の自分への投資

エリカ・アンギャルさん。「朝食では、たんぱく質を必ず取ります。たんぱく質は血糖値の上昇を緩やかに保ち、食欲を抑えて気分を安定させ、集中力も高めます。朝食を抜いたり、パンだけでたんぱく質をとらなかったりすると、血糖値が急降下するため、いらい…

虚勢は張るな弱音は構わない

岩田松雄さん。「だから、大事にしなければならないのは、常に『長期的には、何とかなる』と楽観的であることだと思います。部下の前では、『1%でも可能性があるのであれば、絶対にいけるぞ、大丈夫!』という気持ちを持ち続けることです。そしてそれを表…

自分にはない語彙を

菅原洋平さん。「オープンダイヤローグという手法が注目されています。これは、医療の専門家チームが、48時間以内に現場に出向き、本人だけでなく、上司や友人や家族など関わる人たちを集めて対話するという手法です。体験したことにふさわしい言葉が見つか…

情熱を注げるものに集中

井口耕二さん。「ジョブズとベゾスには共通する点もある。まずは『情熱を注げるものに集中する』ところ。ジョブズは、『コンピュータで世界の人々の暮らしをよくする』ことを追求した。ベゾスは『インターネットを活用し、便利な買い物がでっきるようにする…

食べ物は強くなるために

斎藤一人さん。「しあわせになるためには強くならないといけないの。だから、食べ物は強くなるために食べるんです。それで、強くなると自分を助けられるようになるの。さらにもうちょっと強くなると、人を助けられる人になるんです。それで、最初から強くて…

今までの経験で今日を生きる

斎藤一人さん。「今の自分の歳を考えてみてください。三十歳だったら三十年間という経験を通した知恵を、あなたは持っているんです。その何十年間という経験を通して得た知恵で、今日という日を生き抜くんです。どんな困難なことが出てきても、私達には何十…

出来たという結果を反復

田中得夫さん。「1つ目は『出来る、出来るというコトバを反復する』、2つ目は『出来ないというコトバを使わない』に続く3つ目は『出来た、出来たという結果を反復する』方法です。『成功は素晴らしいことをやることではなく、当り前のことを素晴しくやる…