2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

できない自分を受け入れる

古賀史健さん。「無邪気な自分、ありのままの自分に自信が持てていない。そしてありのままの自分による対人関係を回避しようとされている。『無邪気な自分』がいないのではなく、ただ人前でそれができない。具体的には自己への執着を他者への関心に切り替え…

これから何ができるのか

古賀史健さん。「原因論的に『どうしてこんなことになったのか?』と過去を振り返ることに、どれだけの意味があるのでしょうか? われわれは困難に見舞われたときにこそ前を見て、『これから何ができるのか?』を考えるべきなのです。アドラーは『人生の意味…

真剣だが深刻ではなく

古賀史健さん。「どこに到達したのかを線で見るのではなく、どう生きたのか、その刹那を見ていくのです。あなた自身の人生についても、遠い将来に目標を設定して、いまはその準備期間だと考える。『本当はこれがしたいけど、やるべきときがきたらやろう』と…

エルゲネイア的な人生

古賀史健さん。「人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスをするように生きる、連続する刹那なのです。そしてふと周りを見渡したときに『こんなところまで来ていたのか』と気づかされる。いずれの生も、『途上』で終わったわけではない。ダンスを踊ってい…

人生は連続する刹那

古賀史健さん。「人生を登山のように考えている人は、自らの生を『線』としてとらえています。この世に生を受けた瞬間からはじまった線が、大小さまざまなカーヴを描きながら頂点に達し、やがて死という終点を迎えるのだと。しかし、こうして人生を物語のよ…

安直な優越性の追求

古賀史健さん。「多くの子どもたちは、最初の段階で『特別によくあろう』とします。具体的には、親のいいつけを守って、社会性をもった振る舞いをし、勉強やスポーツ、習いごとなどに精を出す。そうやって親から認めてもらおうとする。しかし、特別によくあ…

私には休む勇気がない

石原慎一郎さん。「かつて不世出のホームランバッターとして大記録を達成した野球の王貞治選手は、いくつになっても夜遅くまで素振りを続けていたものですが、そのわけを聞かれて、『一言でいうと私には休む勇気がないんです。ほんとのところ、休むと怖い気…

冒険しなければ勝ちはない

石原慎一郎さん。「(青木功は)既に四十四歳で、もはや選手としての肉体的な限界を通り越していたと思います(略)、ここで優勝すれば賞金王になれる可能性があるのに、敢えて非常に危険なショットを繰り返したことで、その機会を失ったものでした。試合後…

ブレーン集団を作る

佐藤優さん。「筆者のこれまでの観察に基づくと、閣僚を経験したところで、当該政治家にリーダーとしての資質がどの程度備わっているかがわかる。凡庸な政治家は、閣僚を経験すると、『俺/私は大臣を務めた大物だ』と自意識だけが拡大し、態度だけがでかく…

だから休む暇もない

天野浩さん。「『棚からぼたもち』と言いますが、棚の下にいなかったらぼたもちは取れない。セレンディピティなんて、そんなものあるわけないですよ。努力しているからこそ見逃さずにつかみ取るわけで、努力がなかったら絶対に成功はない。(努力すれば10…

幸福とは貢献感である

古賀史健さん。「人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことです。この現実に対して、アドラーはきわめてシン プルな回答を用意しました。すなわち、『わたしは共同体にとって有益である』『わたしは誰かの役に立っている』という思いだけが、自ら…

覚悟を決めたから

金本知憲さん。「そんな自分がどうしてここまでやってこられたのか。それは、『覚悟』を決めたからだ。プロとのレベルの違いに直面した時、何度もあきらめた。だが、同時に私はこう『覚悟』を決めた。『いまは実力が足りないから、期待されなくてもしかたが…

支持一人あればの決断

石原慎太郎さん。「彼女(サッチャー)が『私は誰がどう見ても傾いていくイギリスの威信というものを取り戻すためには、あの小さな領土(フォークランド)を絶対に手放してはならないと思ったの。そこで、周りに相談しても皆が躊躇するあの戦争を私自身の責…

成長をどう定義するか

鮒谷周史さん。「『もっと成長したいんです!』と言われる方とお会いする機会がありますが、成長したいと言われても、その言葉自体、漠然としたイメージしか持ちません。だからこそ、成長したいと願うのならば、『成長をどのように定義するか』が大切だと考…

気晴らしのコツ

久世浩司さん。「ネガティブな感情は、しつこいことに特徴があります。『気晴らし』とは、そのネガティブ連鎖を断ち切るために、ネガティブな気持ちをそらし、自分の意識を別の対象にシフトすることです。その結果、ネガティブ感情の繰り返しがストップし、…

レジリエンスを鍛える習慣

久世浩司さん。「多くのビジネスパーソンにレジリエンスをトレーニングし、さらには一流と呼ばれている企業でハイポテンシャルな人材とされている人たちに取材を重ねることで、気づいたことがあります。それは、ハードに仕事をしながらも、心が疲れにくい人…

行動から入る

田中得夫さん。「福岡県の某中学で段階的に練習することで全生徒がバク転宙返りが出来るようになりました。最初は絶対に無理です。と言っていた生徒も、一段一段手応えを感じながら出来るようになっていくので、喜々として取り組み、最後は出来るようになっ…

新しい経験が満足感を生む

米山公啓さん。「人間の欲望を利用する消費社会を生き抜くヒントがあります。人間は『NEW』が好きだということで す。人間はどのようなときに幸せを感じるかといえば、脳科学者のグレゴリー・バーンズは幸福感ではなく満足感と定義し、満足感を感じるため…

京都50企画

週末に、大学のクラブの同窓会で京都に集まった。50歳になった時点での集まりと言うことで。千葉と名古屋と兵庫と奈良と京都と大阪から6人が学生時代を過ごした街に集った。それぞれに子どもがいて、例えば大学生になっている。かつての自分たちが過ごし…

挫折経験の輸出

鮒谷周史さん。「改めて、毎日コンサルで私が何を話しているのか振り返って考えてみると、<自分はいかにダメな人間だったのか><それに気づき、焦り、学び、実践し始める><突破口を見つけ、そこに活路を求め、全精力を叩き込む><危機突破、新たな世界…

幸福感がすぐ消える理由

米山公啓さん。「『こうしたら楽しいだろうな』という予測が、『こうしてほしい』という『欲求』に変わります。この欲求が、何らかの形で具体化する。欲求の完了時期にドーパミンが放出され、この放出量が幸福の数値になる。幸福感はそれまでの事態が一変し…

幸福感と満足感

米山公啓さん。「まず、幸せを考える際には、幸せというものを、目的がかなったときの『幸福感』と、いまの雰囲気に幸福を見い出す『満足感』の2つに分けて考えなければなりません。幸福感は人生が好転したときの『感情』で、満足感とは人生がうまくいって…

ジャポニズム展

京都市美術館での『ボストン美術館・華麗なるジャポニスム展』と京都国立近代美術館の『ホイッスラー展』に行ってきた。モネのラ・ジャポネーズはボストン美術館に行った時に観たのを覚えていた。これまでも知識としては知っていたけれど、浮世絵からの影響…

数字を真剣に取り上げる

ハロルド・ジェニーンさん。「数字を十分に真剣に取り上げない企業が少なくない。数字には正確なものとあまり正確でないもの、精密なものとおおよそのもの、詳細なものや漠然としたものがある。数字が持つそうした性質は、通常、その会社の最高経営者と、彼…

誰かの役に立っている

古賀史健さん。「『自分には価値がある』と思うことができたなら、その人はありのままの自分を受け入れ、人生のタスクに立ち向かう勇気を持ちえるでしょう。ここで問題になるのは、『いったいどうすれば、自分には価値があると思えるようになるのでしょうか…

点描のハルカス

あべのハルカス美術館に「光と色のドラマ〜新印象派展」を観に行ってきた。点描というとスーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」が思い浮かぶけれどその習作も含めてのスーラや、シニャック、モネ、ピサロ、マティスなど。スーラの早すぎる31歳で…

クイチャーフェスティバル

11月1日から3日まで、宮古島に行ってきた。宮古民謡の三線教室のツアーで。宮古島に来たのは2000年以来で2回目。メインは2日の第13回クイチャーフェスティバル。ウィキペディアによるとクイチャーとは「沖縄県宮古島に伝わる民謡および踊り。人々が…

誘われたら原則イエス

鮒谷周史さん。「「次々に、劇的に変化していく人」と「遠慮気味な変化率の人」この両者の顕著な違いは何か、について注目してきたのですが、結論からいえば、(1)出来る限り、高い基準を自らに課している人と時間を共にすることを意識している。(2)誘…

1人でいるとき何をしているか

鮒谷周史さん。「島地勝彦さんが、ある著書の中で、「(誰も見ていない)一人でいるときに、何をしているかがその人の未来を決める」ということを書かれています。「休みのときだからこそ、学ぶ、働く」というのは、何ごとかをなそうと思っている人間であれ…

せめて2倍働く

鮒谷周史さん。「「変わりたい!!」と思ったら、「人の働いているときに(最低)2倍働き、人が休んでいるときには、それ以上働く」ことが大事です。人情として「人が働いているときに同じくらいは働き、人が休んでいるときに同じように休みたい」というの…