2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

理解できないものを作る

箭内道彦さん。「理解できないもの、説明できないものに対しては、軽蔑もしくは無視しているのが今の広告業界だと思うんです。僕はそうした風潮を壊したいと思うようになって、ある時から進んでわけのわからないことを実行するようになりました。そうしたら…

セットアップ後2時間内に

茂木健一郎さん。「もしセットアップの期限が明日や一週間後など中長期のものになってしまうと、その間に他の仕事をしたり食事やお風呂、睡眠といった『別の行動』が入ってくるため、そのたびにワーキングメモリのセットアップをやり直す必要が出てきてしま…

一時間脳セットアップ法

茂木健一郎さん。「タイムプレッシャーには、スケジュールに遅れにくくなるというメリットもあります。なぜなら、脳は、『いつまでにこれを終わらせる』という目標設定をしたほうが実行しやすいのです。そして時間の設定は、『明日やる』『一週間後に実現す…

本番で力を発揮するには

NHKプロフェッショナル・仕事の流儀から「プレッシャーを克服するとは、やるべきことに脳が集中している状態であること。そのためには、(1)苦しい時にも、あえて笑うこと。心の底から笑わなくても、口角を上げて笑った表情を作るだけで脳が影響を受け…

考え事は場所を選べ

NHKプロフェッショナル・仕事の流儀から「アイデアが出やすい場所に共通したポイントは、脳が外からの情報に邪魔されない所。現代人にはあまりにも情報が沢山入りすぎているが、ひらめきや発想はむしろ情報をある程度、遮断した所で生まれるという。面白…

アイデアは考えて寝た後に

NHKプロフェッショナル・仕事の流儀から「起きている間に一生懸命考えると、脳がそのことについて優先的に処理する状態になる。そして眠っている間に側頭葉の中で経験や知識が整理され、ひらめきが生まれてくることがあると考えられる。」番組の中で、宮…

人に3割の時間を

田口力さん。「いまだに語り草になっているが、ウェルチはCEOとして多忙を極める中、その限られた時間の実に3割を”人”に対して費やした。ほぼ毎週のようにクロトンビルを訪れ、講演を行い、社員との会話を楽しみ、大事な顧客を招いて話をしたという。現…

高い目標と毎日全力

稲盛和夫さん。「会社というものは、低い目標を立てれば低い結果しか得られない。業績を伸ばしていこうとすれば、どうしても高い目標を立てる必要がある。私は壮大な夢を語り続けてきた。現実とかけ離れた大きな夢だったが、それでもことある毎に訴え続けた…

時間当り採算表から

稲盛和夫さん。「時間当り採算表から創意工夫が生まれる。時間当り採算表は、アメーバリーダーが管理できない労務費ではなく、生産性をとらえる上で重要な『時間』の管理に主眼を置いている。付加価値である差引売上を総労働時間で割れば、一時間当たりに生…

世界に影響を与えることを

ダン・マックアダムスさん。「我々の多くは、死んだ後にも、評判や伝統など、何か良きものを背後に遺していきたいと思っていますし、ポジティブな意味で世界に影響を与えることを望んでいます。そして、そうした望みは、中年期に入ると、次第に心理的あるい…

『あがない』の物語

ダン・マックアダムスさん。「世代継承性の高い人々がいかに自分の人生についての物語を語るのかを探っていくうちに、彼らはしばしば、何らかの苦難、困難、逆境をくぐり抜け、それらから前向きな方法で立ち直ったという物語を語る傾向があることが判明しま…

世代継承性について

ダン・マックアダムスさん。「世代継承性という言葉は、エリク・エリクソンという心理学者が作り出したものです。彼は、世代継承性を、将来世代の幸福に対する成人の関心、あるいは関与であると述べました。世代継承性は、子育てだけに限られるものではなく…

パッションからミッションが

金井壽宏さん。「佐渡裕さんは、キャリアの出発点では、どうすれば世界の檜舞台に立てるかというビジョンも、また、音楽を通じて人々を元気づけるというミッションも持ち合わせていなかった。音楽への熱いパッションだけが原動力だった。ブザンソンの指揮者…

世代継承的な夢を持つ

金井壽宏さん。「キャリア発達の段階として考えた場合、担当者レベルでは、『私は何になりたかったか』という個人的な夢が問われる。仕事の段階としては、個人として与えられた課題を担当者としてきちんとこなすような時期である。次に、マネージャーレベル…

チーズの愉しみ

東京にいた頃、ワインと共にチーズに興味を持っていろいろ買ってみたことがある。表参道あたりにあったチーズの専門店に通ったりしたものだ。山羊のチーズ(ヴァランセだとか)や、青カビのチーズ(フランスの『ロックフォール』、イタリアの『ゴルゴンゾー…

やる気自己調整の5段階

金井壽宏さん。「やる気を自己調整できるためには、5つのステップがある。第一段階は、モチベーションは時間軸を通じてアップダウンするダイナミックなプロセスであることに気づくことである。これはなんでもないことだが、大事な気づきである。第二段階。…

タイムプレッシャー

茂木健一郎さん。「とはいえ、いざ行動を起こそうと思っても、『わかっちゃいるけど、できない』という状況に陥ることがあります。こういう時こそ、手足や口を動かすことが大切なのです。僕は、日々の仕事の中で『躊躇しないで、とりあえず取り組んでみる』…

偶然を必然化する思考回路

クランボルツ教授による、「計画された偶然性理論」では、偶発的な予期されないような出来事をうまく活用することでキャリアが形成されるが、その出来事を力に換えていくのは本人の主体性と努力によるとされている。その、偶然を必然化するにあたっての行動…

デブリーフィング

茂木健一郎さん。「宇宙飛行士が帰還した時、『こういうことがあった』と体験を報告することを『デブリーフィング』といいます。本来は軍隊などで使われた用語で、前線からの帰還兵に、その任務の遂行状況や戦況を報告させることを指します。今は、事故や災…

己丑の年の始めに

今年の干支、己丑(つちのとうし)について関西師友協会。「『己』という字は糸筋を整える、糸の乱れを正して、治める、という意味を持っています。また『紀』と同じく『己を正す』ことを本義としています。従って、何事につけても、紀律・法則・道というも…