2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
渡邊康弘さん。「ロルフ・ドベリは『コンピュータはビットで保存する。それに対して脳は、生でなく加工したデータを保存する。保存単位も『ビット』ではなく『ストーリー』だ。脳は私たちの見るもの、聞くもの、匂いや味わうもの、考えることや感じることを…
渡邊康弘さん。「新海監督は、大ヒット映画を生むために努力をした。波線になっている『感情グラフ』のようなものを作った。時間軸の中で、観客の感情・テンションの変化を捉えようとした。ジョッカーズ教授は、5000の小説をデータ化し、テキストマイニング…
渡邊康弘さん。「かなわない夢の仕組みの多くは、MUSEが入っていない。書いてもかなわない夢の4つの特徴:1.具体的な言葉で明らかになっていない。2.未来の状態でなく、現在の視点で思考している。3.具体的な情景、シーンがわからない。4.感情が存…
渡邊康弘さん。「言葉の力を高める法則を『MUSEの法則』という。MUSEとは、インスピレーションの女神、夢をかなえる女神のこと。ミュージックの語源。元は、ギリシャ神話の全能の神ゼウスの娘、9人の総称だ。M(Manifest):紙に言葉で書き、明らかにする。U(…
鈴木祐さん。「感情の波をただ観察し続け、神経伝達物質の影響がやわらぐまでやり過ごせれば、本来の作業にもスムーズに復帰できます。暴れる獣からいったん距離を取ったような状態です。ここでもし獣から離れなかったら、非力な調教師はすぐに巻きこまれて…
鈴木祐さん。「幸いなことに、獣が生みだす感情は強度が強い一方で、『持続時間が短い』という特徴も持っています。複数の研究データを平均してみると、感情の暴走は長くても10分間ほどしか続きません。この時間さえ乗り切れば獣の支配力はやわらぎ、調教…
鈴木祐さん。「意志力を維持して高い集中力を発揮し続けるには、激しい感情の波をコントロールする必要があります。獣はあらゆる刺激に反応し、感情の波を巻き起こして私たちを操ろうとします。たとえば、仕事が難しくて前に進まないような場面では、まず獣…
杉浦正和さん。「ギュンターの処方箋の中で、参考になると思ったことは『運の良い人はラチェット効果を働かせる』です。ラチェットとは、片方にだけ効くようにする歯車の機構のこと。ラチェットは歯車と爪の組合せで作られています。ラチェット自体のことを…
杉浦正和さん。「自分自身に対して語りかけることで、想いをファーム(固いもの)にする。それが、アファメーションの原義です。『私は、自分に語りかけて、願いを叶える』というその言い方自体が、既にアファメーションです。『私は、叶える』と断言するか…
杉浦正和さん。「新月に限らず、肯定的な文章で言い切ることを、一般に『アファメーション』といいます。自分の述べることが真実となることを積極的に肯定する、つまり『宣言』することです。アファメーションには幾つかのルールがあります。・「私」を主語…
鈴木祐さん。「新たな『物語』を作るにあたり、最大の効果を持つのが『ピアプレッシャー』です。直訳すれば、『仲間からの圧力』のことで、あなたの友人や職場の同僚などから感じる心理的な圧迫感を意味します。使い方さえ間違わなければ、ピアプレッシャー…
小池龍之介さん。「自分が気持ちいいと感じた刺激を『もっと欲しい』と求める『欲』の煩悩に対し、不快に感じた刺激を『退けたい』と反発するのが、『怒り』の煩悩です。『怒り』と申しましても、『ムカッ』『イライラ』といった感情だけでなく、もっと広い…
田坂広志さん。「『言葉の密かな浄化力を活かす』とはどのような技法か。第一は、ネガティブな日常言葉を使わない。第二は、ポジティブな日常言葉を使う。実は、この技法で重要なのは、『日常言葉』の部分である。無意識の世界には、表面意識が気が付かない…
三浦和良さん。「自分を乱しちゃいけない。今はそう言い聞かせ、日々と向き合っている。自分に集中するんだ、と。『自分勝手に』という意味じゃない。人や周りがどうこう、ではなく自分に目を向けること。今の世の中、人のことばかり気にしがちじゃないです…
杉浦正和さん。「クランボルツは、偶然を友とする人に共通する特徴として、好奇心(curiosity)、持続性(persistance)、柔軟性(flexibility)、楽観性(optimism)、冒険心(risk-taking)、の5つを挙げました。何かにとりかかるためには、『好奇心』が…
松山に行ってきた。飛行機とホテルでバレンタインのチョコを貰った。漱石珈琲店で坊ちゃん珈琲と坊ちゃん団子を食べて、松山市役所へ。事前に9割くらいかと想定していた結果ではなかったけれど、久々にドキドキしたし、普段は会えないような人達と過ごせて、…
鈴木祐さん。「アフリカのサン人たちが夜ごとに物語を語りあうのも、グループ全体の寿命を延ばすための重要な生存戦略のひとつ。彼らは『我々が存在するから私が存在する』という格言をことのほか重んじており、共同体のメリットを最大限に活かすように行動…
鈴木祐さん。「指示的セルフトークは、昔からスポーツの世界で集中力アップのために使われてきたテクニックです。名前のとおり、『ひとりごと』を使って集中力アップを狙う方法です。仕事に使う場合「この書類をもっとラクにこなすために、他に使えそうなリ…
鈴木祐さん。「ジョブ・チェンジングは、仕事のモチベーションを高めるために、組織心理学の世界で考案された技法です。やり方は非常にシンプルで、問題のタスクに対して、自分に新たな『肩書き』をつける。これだけです。実はこれがバカにできない効果を持…
鈴木祐さん。「目指すのは、自己像の再定義です。ランニングに集中したければ、『私はランナーだ』と自分を定義し、仕事に集中したければ、『私は仕事をやり抜くタイプの人間なのだ』と自分を定義する。目標によってベストなアイデンティティを作り上げてい…
鈴木祐さん。「どのような儀式でも長く続ければ、リマインダーの助けを借りずに実践できるようになります。反復の効果によって獣が『この行為は重要なことなのだ』と認識を改め、少しずつ儀式が自動化するからです。獣の内部に新たなアプリがインストールさ…
エリック・シュミットさん。「『人を大切にするには、人に関心を持たなくてはならない』。これが私たちがビルとの会話で何度か聞いた言葉だ。会社の最も重要な資源は人だとか、人材第一だとか、従業員が大事といったことは、企業の建前としてはよく聞かれる…
鈴木祐さん。「『小さな不快』とは、あなたの体と心に軽い負荷を与えるようなものごとを指し、具体的には次のような行為が挙げられます。好きなお酒をちょっとだけ我慢する。利き手ではない方の手でマウスを操作する。背中が曲がっていることに気づいたら背…
鈴木祐さん。「正しい儀式を作るふたつめの方法は『記録』です。記録の内容は問いません。何らかのデータを定期的に残し続ける行為は、集中力アップの儀式として機能してくれます。記録のように簡単なタスクは獣に手ごろな達成感を与え、集中力をブーストし…
鈴木祐さん。「『儀式』を、心理学ではおおよそ次のような意味でとらえています。「『厳格さ』と『反復』という2つの特徴を持つ、あらかじめ決められたプロトコル。」なんらかの明確なルールに基づき、ひたすら同じことを繰り返すのが『儀式』の大きな特徴…
麻生要一さん。「社内で新規事業を起こせと言われると優秀な人は、『確認・事例・調査・会議・資料』を『社内・上司・先輩・競合』に対してやるんです。既存事業なら、これで成果があがることも見込める。ところが新規事業の立ち上げには、これらは一切不要…
鈴木祐さん。「そもそも作業をスタートするのが苦手だという人もいるでしょう。どうしてもタスクに手をつけられないような状況です。そんなときは、『5のルール』を次のように使ってください。『作業をする気が起きない……』との気持ちがよぎったら、すかさ…
田中得夫さん。「アランは、幸福な生活を送るために守るべき義務の第一に「上機嫌なること」をあげ、それを「上機嫌療法」名付けています。私達が日常生活や仕事していると、イラっとすること、腹の立つことに、次々と遭遇します。世間には悪口や不平を言う…
鈴木祐さん。「発生しそうなトラブルを書きだします。心理対比と呼ばれるテクニックで、普通に目標を立てたときに比べ、ゴール達成度の上昇率は200~320%。『心理対比』が効果的なのは、獣が『脳内のイメージと現実を区別するのが苦手』な特徴を持つからです…