常に新しいことを始める

nakatomimoka2010-11-26

日野原重明さん。「外見は100歳近いですが、内側をひっくり返すと、20歳は若い。それは、常に新しいことを始めるからです。私は還暦の頃、哲学者のマルティン・ブーバーの書いた言葉を読んで、まさしく目からウロコが落ちたのです。ブーバーが自分の先生に、『なぜいつまでも若々しいのですか』と聞いたら、『新しいことを始めることさえ忘れなければ、人は老いない』と言った、という話です。人は一生で、持っている2万2千の遺伝子のほんのわずかしか開拓しないといいます。使わない遺伝子が大部分とすると、それをどう発掘するか。やったことのないことに飛び込んでいく勇気があればいい。私は、その勇気をブーバーからもらったのです。ですから、私の人生は60歳を過ぎて、すっかり新鮮なものになった」最近、新しいこと、やりましたか。Photo:[H]