四進法的な考え方

「本田の二代目社長を73年から10年間務めた経験から言えば、トップたるものは、イエスかノーかの二者択一で決断するのではなく、「イエスでもありノーでもある」という判断をする方がよいと思います。私はこれを「四進法的な考え方」と呼んでいます。四進法とは、ある問題について、①イエスである、②イエスでもありノーでもある、③イエスでもなくノーでもない、④ノーある、の四通りの判断の仕方があることを言います。インド哲学にもこういった考え方があると聞いたことがあります。」河島喜好さんの言葉。あるべきは③ではなく②とのこと。そう、まずは実行してみて、それから考える。