ビジネスのプロデューサー

かつてカリスマバイヤーと呼ばれた今話題の経営者、福助社長の藤巻幸夫さんをトランジット代表取締役の中村貞裕氏は、「才能を認めた人材を社内外から集め、彼らが本領を発揮できるよう権限を委譲し、責任を取るプロデューサータイプだった」と評している。藤巻さんは一日必ず散歩をして感性を磨き、一万五千人に自筆の年賀状を送ってネットワークを繋げるというが、「経営はバイヤーより面白い。まるでゲームをやっているようで楽しくて仕方がない」と言っている。かくありたき。