陰陽の割合

安岡正篤語録から。「分化・進展していく力を『陽』といいます。一方において、分かれるものを統一し、それを根本に含蓄しようとする働きがある。その働きを『陰』といいます。それでは陰と陽のどちらが本質かということになりますと、陰が根本で、陽は枝葉花実的であります。陰だけでは発展ということがありません。陽が活動し代表となって、それを陰が裏打ちし内に含んで、初めて両方が存在するのです。徳は陰性、才能や技能は陽性、情操が陰で知能が陽です。したがって、陰陽の割合は陰が51%、陽が49%kぐらいであるのが一番適当であります。」よくは分らぬが、カネボウ多角化失敗なども陰陽のバランスが悪かったのではないかなどと思う次第。